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SONY α7SII インタビュー



『5軸手振れ補正』の秘密
    [福士氏]
    α7II、α7RIIに搭載して今回α7SIIにも搭載してこれで3機種目ということで、だいぶ価格帯は高いもののお客様の手にも渡り始めて認識としては一般化してきたと思っています。せっかくですので実際に組み込まれている手振れ補正ユニットをお持ちしましたので、それを交えてお話したいと思います。

センサーユニット写真

    [福士氏]
    ぜひ手にとって比べてみてください。手振れ補正ユニットが付いたセンサー部分と、非搭載のものでは重さが全然違うと思います。

    [マップカメラ]
    本当に全然違うんですね。こんな重量のあるものが追加で組み込まれていると思うと驚きです。

    [福士氏]
    手振れ補正ユニットは従来のAマウントのものとは全く形式が違い、新しい構造を開発し使用しています。今持っていただいて重い、と感じた理由は、この鋼鉄製のフレームにあります。それの間に強制的に反発し合う永久磁石を挟み込みました。それを止めるためにこれだけ厚い金属板を使っています。振ってもらうとセンサーがプルプルと動くと思うんですけれど、これは電気が通っていない時は常時フローティングしている状態になっているんですね。この構造とすることで、少しの電力を加えることで、フルサイズの大きなイメージセンサーを強力に駆動することができるため、結果として省電力で5軸手ブレ補正が実現できています。尚且つ放熱性にも配慮をしておりまして、センサーの背面に、放熱板を装着しています。これにより十分な放熱効果が得られ、動画撮影時も5軸手ブレ補正を使用することができるようになっています。これを放熱に使うことによって動画撮影時に手振れ補正を効かせてもすぐにシャットダウンしてしまうような事が無いようになっています。

    本当にここはカメラとの重さのバランスが難しかったところだったみたいですが、新たにこれだけのメカニズムを搭載し、且つこのサイズに収めたというのがα二世代目の7II以降の特徴です。

    [マップカメラ]
    この機構はどれも(α7II、α7RII、α7SII)同じなんですか?

    [福士氏]
    そうですね。機構としては同じです。
    ただし、最後の調整は別でして、α7RIIとα7SIIを比べた時に画素ピッチが異なりますので最適な補正量というのはセンサーによって違うんです。

    [マップカメラ]
    なるほど、つまり機構は同じであっても画素ピッチに応じて手振れ補正のアルゴリズムを変えて、最適化をしているということですね。正直なところ外観デザインが同じため、中身も流用してコストダウンを重視してるのではと考えておりました。同じ機構でも様々な最適化がなされているのですね。

    [福士氏]
    当然画素ピッチが大きいから大ざっぱというわけにはいきませんので、特性に応じて変更してあります。また、ボディ内手振れ補正のメリットとしまして、搭載するセンサーの画素数に応じて、手ぶれ補正を最適化することができる点が挙げられます。
    レンズ側での手振れ補正は望遠域でのフレーミングの安定などメリットがございますが、今後センサーが刷新され、例えば画素数などが大幅に上がった場合でも、開発時にそのセンサーの画素数にあった最適な補正効果を調整できるボディ内手ブレ補正には、確かなメリットがあると考えています。

    [マップカメラ]
    たしかに想像してみると非常にメリットを感じます。ところで現時点でのフルサイズ対応のFEレンズのラインナップはまだ少なく、特に超望遠域のものが存在しておりません。たとえば今後500mmや、600mmといった画角をカバーするようなレンズが登場した際にもアルゴリズムの最適化という部分で対応可能と思っていいんでしょうか。

焦点距離設定

    [福士氏]
    超望遠のレンズと手ブレ補正については、現在商品ラインナップがありませんので、コメントを控えさせて頂きますが、α7IIシリーズにはカメラ内の設定でEマウント以外のレンズを装着した際に、一般的なレンズの画角に応じて手振れ補正を最適化する設定項目がございます。設定項目としましては1000mmという超望遠域まで存在します。

    [マップカメラ]
    他のマウントのレンズを使用した際に使う項目だとばかり思っていましたが、たしかに設定値として超望遠画角が存在するぐらいなので、今後の対応力は全く心配がなさそうですね。

    [福士氏]
    はい、さらに申し上げますとEマウントレンズにはレンズ内手ブレ補正機構を搭載しているモデルもあります。つまり、α7SⅡとの組み合わせにおいては、カメラ、レンズともに手振れ補正が可能なわけですが、どちらかをOFFにしてどちらかをONにするといった制御ではなく、例えば角度ブレはレンズで、シフトと回転ブレについてはカメラで、といったように分担をすることでカメラとレンズの組み合わせに応じて最適な補正を行うような仕組みになっています。

    暗闇の野生動物など、最高4.5段分の補正効果を持つ5軸手振れ補正と高感度の組み合わせで今まで写し止められない情景を写せるという点や、高感度・低ノイズを活かして日中でも高速シャッターと絞り込みによって、高波の押し寄せる瞬間などを克明に描写することが可能です。

圧倒的な『高感度性能』
    [福士氏]
    高感度性能のいいカメラは他にもありますが、F11以降の小絞りで被写界深度を深くしたうえで、奥までしっかりピントを合わせてシャープに…といった表現は、α7Sシリーズの高感度性能があってこその優位性だと考えます。α7SⅡにおいては、高感度性能は絶対的な優位性がある部分でして、例えば高解像と高感度性能を両立しているα7RⅡと比較しても、約2段分優れています。

    [マップカメラ]
    今までのカメラでISO6400が作品で使えるレベルの画質の限界だなと感じていた方でも、ISO25600で作品に使えるレベルの画質が維持できると思うと本当に圧倒的ですね。

    [福士氏]
    はい。α7Sと比較してα7SIIではさらに低ノイズとなるようチューニングによって追い込んでありまして、ISO12800以上の高感度では解像感はそのままにより低ノイズになっております。


高感度撮影写真


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a7SII

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