決定的瞬間を捉える高速連写性能と新AF システム


  • 新設計のシャッターユニットとミラー駆動機構およびCMOS センサーからの高速信号読み出しに加え、デュアルDIGIC6 による高速画像処理技術などにより、最高約10 コマ/秒の高速連写を実現。


  • 65 点全点で高精度なクロス測距を実現する新AF センサーを搭載。動く被写体の捕捉性能やピント合わせの精度が向上。従来機種と比較し、測距エリアも拡大。


  • 中央の測距点は、縦横配列のクロスセンサーと斜め配列のクロスセンサーによるデュアルクロス測距が可能。レンズの開放絞り数値がF2.8 までの明るい(数値が2.8 より小さい)レンズを使用する場合、より高精度なピント合わせを実現。

  • さらに、エクステンダーを装着し、レンズの開放絞り数値がF8 までの明るさの場合も、中央測距点でAF が可能。また、中央測距点では、EV-3 の低輝度限界を達成し、暗い環境下でもAF 合焦が可能。

  • AI サーボAF III の搭載により、高精度で安定した被写体追従を実現。さらに、AEシステムと連携したEOS iTR(Intelligent Tracking and Recognition) AF により、被写体の顔や色を追尾してピントを合わせ続けることが可能。


  • 新開発の視野率約100%、倍率約1.0 倍、アイポイント約22mm の高性能な光学ファインダーに、さまざまな情報を表示する「インテリジェントビューファインダーII」を採用。ファインダーをのぞいたまま、さまざまな撮影設定の確認や素早い切換えが可能。

  • 新たな操作部材として測距エリア選択レバーを搭載。ファインダーをのぞいたまま素早く測距エリアを変更することが可能。また、新たにラージゾーンAF が加わった、7 つの測距エリアモードが選択可能。


  • EOS シリーズの最上位機である「EOS-1D X」(デフォルト設定時)と同等の高速レスポンスのレリーズタイムラグ(約0.055 秒)を実現。


APS-C 最高クラスの高画質と洗練された基本性能

  • APS-C サイズ・約2,020 万画素の新開発CMOS センサーと、映像エンジンを2 基採用したデュアルDIGIC6 により、最高ISO16000 の常用ISO 感度を実現。低ノイズで高解像かつ階調豊かな描写が可能。


  • 新開発の15 万画素RGB+IR測光センサーを採用したEOS iSA(Intelligent Subject Analysis)システムを搭載。被写体検知による高精度な露出制御を実現。

  • フリッカー光源の点滅の周期を検知し、光量ピーク時近辺で撮影するフリッカーレス撮影機能を新たに搭載。主に屋内スポーツの撮影時や夜のスタジアムでの撮影時における連写時の露出のばらつきを抑制。

  • ボディー前後および上部にマグネシウム合金を採用。また、外装カバーの合わせ部や操作部材、電池室のふたやメモリーカードスロットカバーなど、シーリング部材の組み合わせを強化。これにより、高い堅牢性と防塵・防滴性能を実現。


  • レリーズ作動耐久回数は、従来機種を大幅に上回る約20 万回を実現。

  • GPS 機能および電子コンパスを新たに搭載。撮影位置情報や方角の記録が可能。

  • 撮影時にレンズの周辺光量、色収差、歪曲収差をそれぞれ補正することが可能。


  • CF カードとSD カードに対応したデュアルカードスロットを搭載。また、インターフェースにUSB3.0 対応のデジタル端子を搭載。


多彩な映像表現を可能にする「EOS MOVIE」

  • 新開発のCMOS センサーとデュアルDIGIC6 により、常用ISO16000 の高感度を実現。薄明かりの環境下でも低ノイズで美しい映像表現が可能。

  • 全ての有効画素が撮像と位相差AF の機能を兼ね備えた構造のCMOS センサーを使用した撮像面位相差AF 技術「デュアルピクセルCMOS AF」を採用し、動画撮影時も滑らかで追従性の高い動画サーボAF を実現。

  • 動画サーボAF カスタム設定機能を搭載。AF 速度と被写体追従特性(反応の敏感度)を表現意図に合わせて調整可能。


  • フルHD 撮影時でも59.94p の高フレームレートで撮影が可能、美しく滑らかな描写を実現。

  • 従来のMOV 形式に加え、再生互換性の高いMP4 での記録も可能となり、使用用途や再生環境に応じて選択することが可能。

  • 動画撮影時にHDMI ケーブルを経由して大型ディスプレイでのモニタリングや外部レコーダーでの記録も可能。音声も同時出力が可能。


撮影表現の幅を広げる作画機能

  • 指定した間隔と回数で撮影するインターバルタイマー機能を新たに搭載。長い時間をかけて変化する被写体の定点撮影に有効。また、指定した時間の間、バルブ撮影を可能とするバルブタイマー機能も新たに搭載。

  • HDR 機能、多重露出機能を搭載。HDR 機能は「EOS 5D Mark III」(2012 年3 月発売)と同様に、5 種類の撮影効果が選択可能。多重露出機能は、機能優先/連続撮影優先の2 種類のモードと4 種類の合成方法が選択可能。

  • 画像再生時に2 つの画像を同時に表示可能な2 画面比較表示再生機能を搭載。全画面での比較では構図・明るさ・色あいを、拡大画面での比較ではピント、ブレ、ノイズ感のチェックなどが可能。