1. 有効画素数約5,060 万画素による圧倒的高解像度

    キヤノン独自開発の有効画素数約5,060 万画素の35mm フルサイズCMOS センサーを搭載。新規微細化プロセスを導入し、高画素でありながら低ノイズ・広ダイナミックレンジを実現。

    CMOS センサーにおけるマイクロレンズからフォトダイオードまでの距離を短くすることで集光効率を向上し、常用最高ISO 感度6400(拡張ISO12800)を達成。

    16 チャンネルの高速信号読み出しのCMOS センサーと、映像エンジンを2 基搭載したデュアルDIGIC 6 の高速画像処理により、高画素と最高約5 コマ/秒の高速連写を両立。


  2. 高画素のメリットを最大限に引き出すさまざまな新機能と優れた基本性能

    画質に悪影響を及ぼす現象の一つで、特に高画素になるにつれ目立ちやすいカメラ内部の微小な振動ブレを低減するカム駆動方式「ミラー振動制御システム」を採用。従来のバネによるミラー駆動方式ではなく、カメラ振動ブレを引き起こす主原因であるミラーアップ/ダウンをモーターとカムギアで駆動制御することにより、振動ブレの抑制と静音化を実現。


    細部の輪郭や繊細な質感までくっきりと描写する画像特性の新ピクチャースタイル「ディテール重視」を新たに追加。高画素のメリットを余すことなく発揮。


    ピクチャースタイルのシャープネスの設定が充実し、従来の「強さ」の他に、強調する輪郭線の細かさを変更できる「細かさ」を追加し、さらに、シャープネスをかける境界となる値を変更できる「しきい(閾)値」が設定可能。


    高画素を活かした疑似望遠効果を得られる「クロップ撮影」機能を搭載。約1.3 倍(約3,050 万画素)と約1.6 倍(約1,960 万画素)のクロップ撮影が可能。

    「EOS 5D Mark III」と同様の61 点高密度レティクルAF を搭載、被写体を高精度に測距することが可能。


    15 万画素RGB+IR(Infrared Ray=赤外線)測光センサーを搭載し、センサーから得た被写体情報を利用したEOS iTR(Intelligent Tracking and Recognition)AF を採用。これにより、優れた動体追従性を実現。


    進化した自動露出(AE)システムにより、フリッカー光源の点滅周期の検知が可能。光量ピーク時近辺で撮影することにより、露出のばらつきを抑えた撮影を可能とする「フリッカーレス撮影」機能を搭載。

    視野率約100%、倍率約0.71 倍、アイポイント約21mm の高性能な光学ファインダーに、さまざまな撮影設定に関する情報を表示する透過型ファインダー内液晶の「インテリジェントビューファインダーII」を採用。


    USB3.0 に対応しており、大容量のデータでもストレスなく取り扱いが可能。

  3. 撮影表現をさらに拡大するEOS シリーズ初となる多彩な機能

    一定間隔で撮影した静止画をつなぎ合わせてカメラ内で自動的に動画を作成する「タイムラプス動画」機能を新たに搭載。


    クイック設定画面に使用頻度の高い項目を表示させ、レイアウトや表示サイズを変更可能とする「クイック設定カスタマイズ」機能を新たに採用し、操作性を向上。

    レリーズタイムラグを意図的に大きく設定(1/8 秒、1/4 秒、1/2 秒、1 秒、2 秒)し、ミラーショックが収まった後にレリーズ撮影する機能を新たに搭載。これにより、カメラ内部の振動ブレの影響を低減。

    現行のオートホワイトバランスを「雰囲気優先」とし、新たに白熱電球などの光源下で赤味が残りにくくなる「ホワイト優先」を選択可能。


  4. 高解像度を優先するユーザー向けのさらなる高解像度モデル“EOS 5Ds R”

    “EOS 5Ds R”では、偽色やモアレを抑制する反面、解像度が若干低下する特性を持つ光学ローパスフィルターの効果をキャンセルし、さらなる高解像度を実現。偽色やモアレの抑制より解像度を優先するユーザーに向け、有効画素数約5,060 万画素の性能を余すことなく発揮。