1.新映像エンジン DIGIC 8の搭載による「デュアルピクセル CMOS AF」の進化
・新開発の映像エンジン DIGIC 8の高速画像処理により、CMOSセンサーの各画素が撮像と位相差AFの両方を兼ねる「デュアルピクセル CMOS AF」が進化。
・DIGIC 8により、従来※1の最大49点から大幅に増加した最大99点の測距点を生かした位相差AFによる高速・高精度なピント合わせや、動く被写体に対して滑らかなピント追従が可能。また、対応する交換レンズ装着時には従来※1と比べて、より幅広いエリアとなる撮像面の約100%(縦)×88%(横)の範囲で、最大143点の測距点を生かした素早い合焦が可能。
・画像処理性能に優れたDIGIC 8により、「デュアルピクセル CMOS AF」の追尾性能が向上。追尾対象と背景の距離が離れている場合や、追尾対象と別被写体の距離が離れている場合、類似被写体への誤追尾防止や背景と同系色の被写体の追尾性能向上に貢献。
・処理性能に優れたDIGIC 8により、連続撮影性能が従来※1に比べて向上しAF・AE(自動露出制御)連動で最高約7.4コマ/秒、AF固定で最高約10.0コマ/秒の高速連写が可能。
・被写体の瞳を検出してピントを合わせる新機能「瞳AF」※2を搭載。シビアなフォーカスが求められるポートレート撮影に好適。

※1 ミラーレスカメラ「EOS M5」(2016年11月発売)、「EOS M6」(2017年4月発売)、「EOS M100」(2017年10月発売)。
※2 動画モードや「魚眼」「ジオラマ」「スポーツ」「流し撮り」モードでは機能しません。


2.新映像エンジン DIGIC 8の搭載により高画質な写真・映像撮影が可能
・新映像エンジン DIGIC 8とAPS-Cサイズ・約2410万画素のCMOSセンサーを搭載し、高画質な写真や映像表現を手軽に楽しむことが可能。
・「オートライティングオプティマイザ」の性能が向上。写真の中で輝度の高い部分に優先的に階調を配分し、白トビの回避や明るい領域の豊かな階調表現を実現。また、被写体が一人の場合に従来の顔検出と連動した顔の明るさの補正に加え、肌の白トビを補正。
・カスタム機能「高輝度側・階調優先」に、白トビを抑制するモード「D+2」を新たに追加。高輝度側の階調表現を拡張し、晴れた日の風景撮影などに好適。
・「デジタルレンズオプティマイザ」をミラーレスカメラで初めて搭載。レンズの収差や回折現象、ローパスフィルターに起因した解像劣化の補正がカメラ内で可能※1。
・フルHDの約4倍の解像度となる4K(24p/25p)の高精細な動画撮影が可能。
・撮影した4K動画から任意の1フレームを約830万画素(3840×2160)のJPEG画像※2として保存する「4Kフレーム切り出し」機能を搭載。
・新RAWフォーマット「.CR3」を採用。またデータ容量の軽量化を実現した画像タイプ「C-RAW」を新たに追加し、処理速度が向上。

※1 カメラ内に一度に登録できるレンズは3本。JPEG形式は非対応。
※2 フルHD/HD動画からのフレーム切り出しはできません。また、動画の1コマを静止画として保存するため、通常の静止画と同等の画質にはなりません。


3.カメラ初心者にも親しみやすい快適な操作性
・バリアングル液晶モニターを搭載。タッチ操作にも対応しており、ライブビュー撮影や動画撮影における操作性や撮影アングルの自由度など高い実用性を確保。
・視野率約100%の高精細EVFを内蔵。キヤノン独自のレンズと約236万ドットの有機ELパネルを採用することで、周辺部まで高い解像感を確保。
・自分好みの撮影設定が簡単にできる撮影モード「クリエイティブアシスト」が進化。新たにオートモードから簡単に起動ができるようになったほか、RAW形式で撮影したデータは、再生モードから撮影後でも編集可能。
・カメラ初心者にも分かりやすく親しみやすい配色とデザインのUI(ユーザーインターフェース)「ビジュアルガイド」を採用。各撮影モードの効果を、簡易な説明や写真、視覚的な表現により分かりやすく表示。好みに応じて従来のUIとの切り換えも可能。


4.手ブレ補正強化と多彩な撮影機能
・静止画撮影時は、キヤノンのレンズ交換式カメラとして初めて搭載する「デュアルセンシングIS」により、対応レンズ※1装着時に光学手ブレ補正効果がシャッター速度換算で約0.5段※2分向上。
・動画撮影時は、ボディー内の電子手ブレ補正機能により、対応レンズ※3装着時に「コンビネーション IS」が使用可能。不安定な体勢や歩きながらの動画撮影でブレの少ない映像表現が可能。
・「サイレントモード」を搭載。ミラー機構のないミラーレスカメラならではの静かな撮影が可能※4。
・HD/120pでのハイフレームレート動画撮影に対応。一瞬の出来事をスローで滑らかに再生可能※5。

※1 対応レンズは、「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」と「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」、「EF-M55-200mm F4.5-6.3 ISSTM」。ただし、お買い求めの時期により、レンズのファームウエアの更新が必要です。
※2 CIPA準拠。
※3 対応レンズは、「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」、「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」。ただし、「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」は、お買い求めの時期により、レンズのファームウエアの更新が必要です。
※4 サイレントモード時は、ストロボ撮影、連写、長秒露光時のノイズ低減が無効になります。
※5 AF固定。再生時は1/4スロー再生(30p)。最大録画時間は約7分29秒です。


5.Wi-Fi/NFC/Bluetooth(R)対応により携帯端末とのネットワーク連携を強化
・スマートフォンなどの携帯端末への接続手段として、Wi-FiやNFCに加え、低電力で手軽に連携可能なBluetoothでの接続にも対応※1。
・Bluetooth対応により、事前設定をした場合にスマートフォンからの操作に応じてカメラとスマートフォンの自動接続が可能。画像や動画の転送、リモートライブビュー撮影などを行う時のみWiFi接続に自動で切り替わる※2※3ため、バッテリーの消費を抑制。
・Wi-Fi 接続時にペアリングしたスマートフォンに撮影と並行して画像を自動送信できる新機能「撮影時スマホ自動送信」を搭載※4。
・PCへの自動画像送信アプリケーション「Image Transfer Utility 2」に対応※5。ペアリングしたPCへ写真データの自動送信が可能。

※1 Bluetooth low energy technologyに対応。以降の表記においてはBluetoothと記載。NFCは Androidのみ対応です。Bluetooth機能の動作条件は、接続機器が下記を満たすものです。Androidの場合:Android5.0以上で、かつBluetooth4.0以上を搭載。iOSの場合:Bluetooth4.0以上を搭載(iPhone4s以降/iPad 3rd以降/iPod touch 5th以降)。ただし、上記の動作条件を満たす機器であっても、機種によっては、Bluetooth接続ができないものがあります。Bluetooth接続ができない場合、一部の位置情報付与の機能が使用できません。Bluetooth接続ができない場合でも、機器とWi-Fi接続による画像の転送、リモート操作は可
能です。
※2 カメラと携帯端末のWi-FiやNFC、Bluetoothでの接続には、キヤノン専用アプリケーション「Camera Connect」のインストールが必要。「Google Play」「App Store」より無料でダウンロードが可能。なお、Bluetooth接続には、事前にカメラと携帯端末をペアリングさせておく必要があります。
※3 iOS端末の場合、端末側で切替操作が必要な場合があります。
※4 撮影時に自動で送信される機能です。オリジナルデータ(JPEG)やリサイズした縮小画像が送信可能です。
※5 キヤノンのホームページより「Image Transfer Utility 2」のダウンロード(無料)と、インストールが必要です。