約4500万画素と最高約20コマ/秒の高速連写を両立
・新開発の有効画素数約4500万画素フルサイズCMOSセンサーの高速信号読み出しと、新映像エンジン「DIGIC X」の高速処理、高性能な「RFレンズ」により、EOSシリーズ史上最高の解像性能を実現した高画質と高速連写を両立。
・電子シャッター撮影時は、AF/AE追従で最高約20コマ/秒※1の高速連写を実現。野生動物との対峙やゴルフの試合会場などのシーンにおいてシャッター音を気にせず撮影が可能。
・メカシャッター/電子先幕撮影時は、最高約12コマ/秒※2の高速連写を実現。
・「DIGIC X」により、静止画撮影時に常用で最高ISO51200(拡張 ISO:102400相当)を実現。
・人間の視覚特性に基づく「HDR PQ」方式での静止画/動画記録に対応。RAW現像ソフトウエアで行っていたHEIF(10bit)記録をカメラ内で実現。
・RAW現像時のオートライティングオプティマイザ機能へ、新たに「顔ライティング補正」を追加。顔のコントラストが高いときに、自動的に顔の明るさを補正することが可能。
・レンズの収差などを補正する「デジタルレンズオプティマイザ」に「強め」を追加。
※1.EF-Sレンズ使用時を除く。絞り開放時。詳しくはキヤノン公式HPをご参照ください。シャッタースピード、絞り、連続撮影中の絞りの状態、被写体条件、明るさ(暗所での撮影時など)、あるいはレンズの種類などによって連続撮影速度が変化します。
※2.「RFレンズ」及び一部のEFレンズ使用時。詳しくはキヤノン公式HPをご参照ください。連続撮影速度は、バッテリーの種類/残量、バッテリーグリップ/WFTの使用有無・バッテリー数、DCカプラー/USB電源アダプターの使用有無、使用レンズ、温度、内蔵Wi-FiのON/OFFなどにより、最大3段階に変化します。最高連続撮影速度は、前記要因の他に、シャッタースピード、絞り、ストロボ使用、フリッカー低減処理、被写体条件、明るさ(暗所での撮影時など)などにより低下することがあります。

「デュアルピクセルCMOSAFII」による快適なAF性能
・新CMOSセンサーの高速信号読み出しと新映像エンジンの高速処理により、「デュアルピクセルCMOSAFII」としてAF性能が向上。「顔+追尾優先AF」設定時の測距エリアは、画面の最大約100%(縦)×最大約100%(横)の範囲へ拡大※1。さらに静止画撮影時には、AFフレームは、最大1053分割※2のエリアから自動で選択。
・人物の瞳・顔・頭部検出に対応。「EOS R」(2018年10月発売)と比較して、より小さな瞳や横顔の検出性能が向上。さらに、動物(犬/猫/鳥)の瞳・顔・全身検出に対応し、被写体の捕捉率を向上。
・EV-6の低輝度合焦限界※3を達成。肉眼では被写体の視認が難しい暗い環境下でも高精度なピント合わせを実現。
・「デュアルピクセルCMOSAFII」と「RFレンズ」の駆動制御の最適化により、最高約0.05秒※4の高速AFを実現。
・「EOS-1D X Mark III」(2020年2月発売)に搭載したAFアルゴリズムを採用。シーンに合わせて「被写体追従特性」「速度変化に対する追従性」があらかじめ初期設定された「Case1~4」と、被写体に合わせて自動で設定が切り替わる「Case A(Auto)」により快適な撮影を実現。
※1.「顔+追尾優先 AF」、かつ、「RFレンズ」(「RF600mm F11 IS STM」/「RF800mm F11 IS STM」および「エクステンダー RF1.4×」/「エクステンダー RF2×」を除く)、EFレンズ(一部を除く現行製品)、エクステンダー EF(Ⅲ)使用時(マスターレンズのモードに準じる)に被写体枠が表示された場合。シーンや被写体の状況によって対応できない場合があります。対象レンズはキヤノン公式ホームページをご参照ください。
※2.「顔+追尾優先AF」かつ被写体非検出時。
※3.キヤノン試験基準による。静止画撮影時・F1.2レンズ使用時・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100・Defocus Smoothingコーティングを採用した「RFレンズ」を除く。
※4.CIPAガイドラインに準拠して測定したAF時間の結果から算出。(撮影条件や使用レンズにより異なる)内部測定方法。[測定条件]測距輝度:EV12(常温・ISO100)、撮影モード:M、「RF24-105mm F4 L IS USM」使用、焦点距離24mm位置、シャッターボタン操作によるライブビュー撮影時、AF方式:1点AF(中央)、AF動作:ワンショットAF時。

世界初の 8K動画撮影など先進の映像表現を実現
・CMOSセンサーの高速信号読み出しと、新映像エンジン「DIGIC X」の高速処理により、世界初の8K/30P動画の内部記録を実現。8KでRAWデータ(12bit)による動画の内部記録にも対応。
・4K/120Pハイフレームレート動画※1の撮影を実現し、滑らかな映像を撮影することが可能。
・8Kの豊富なデータから、高画質な4K動画を生成可能。クロップ(切り出し)なしのオーバーサンプリング※2による4K/30P動画※3を実現。
・8K/4K/フルHD撮影において、「デュアルピクセルCMOSAFII」による滑らかなAFを実現。
・キヤノン独自のLogガンマ「Canon Log」を生かした階調豊かな映像表現が可能。
※1.4K DCI/UHD。(119.88fps/100.00fps)
※2.記録画素よりも大きなデータから、記録映像を生成する手法。
※3.4K DCI/UHD。(29.97fps/25.00fps)

世界最高8.0段の手ブレ補正による快適な撮影
・EOSシリーズで初めて、手ブレに連動して撮像素子を動かす補正機構をボディー内に採用。水平回転軸/縦回転軸/回転軸/左右/上下の5軸でのボディー内手ブレ補正を実現。手ブレ補正機構が搭載されていないレンズでも、カメラとレンズの組み合わせに応じて広角から望遠まで快適な撮影が可能。
・レンズ側の光学式手ブレ補正機構と、ボディー内の手ブレ補正機構の協調制御※1により、世界最高8.0段の手ブレ補正を実現。望遠撮影や手持ち撮影といった手ブレの発生しやすい撮影環境でも快適な撮影が可能。動画撮影時には、ボディー内とレンズ内の手ブレ補正機構の協調制御に加え、動画電子 IS※2の併用も可能。
※1.「RF600mm F11 IS STM」/「RF800mm F11 IS STM」は非対応。「EOS R5」/「EOS R6」より前に発売された「RFレンズ」で協調補正を行うには、レンズのファームアップが必要な場合があります。
※2.動画電子IS使用時は撮影範囲が狭くなります。

プロやハイアマチュアユーザーに求められる通信性能や操作性の追求
・スマホなどの携帯端末へのWi-Fi/Bluetooth(R)による接続に対応※1。EOSシリーズで初めて、カメラ内蔵のWi-Fiとして5GHz帯の無線LAN規格に対応し、高速で安定した通信が可能。
・FTP、FTPSに加え、ワイヤレスファイルトランスミッター“WFT-R10B”(別売り)使用時はSFTP※2での転送が可能となり、新しい認証・暗号化通信技術に対応した安全性に優れる通信を実現。
・カメラから「image.canon」への画像自動転送機能を搭載※3。「image.canon」を経由して、「GooglePhotos※4」や「Adobe Creative Cloud」(メンバーシッププラン)へ静止画を自動転送可能。
・シャッター耐久50万回を達成したシャッターユニットを搭載。電源オフ時のシャッター幕の開閉を選択可能。
・防じん・防滴構造※5を採用し、水滴や砂じんのカメラ内部への侵入を抑制。さらに、堅牢(けんろう)性と軽量化を両立する高剛性のマグネシウム合金製ボディーにより、高い信頼性を確保。
・約576万ドットの有機ELパネルを採用した視野率約100%の高精細な電子ビューファインダー(EVF)を内蔵。表示フレームレートを「119.88fps(なめらかさ優先)」に設定することで、動体の追いかけやすさが向上。
・CFexpressカード(Type B)とSDメモリーカード(UHS-II対応)のデュアルスロットを搭載。
・直感的なAFフレーム選択操作が可能なマルチコントローラーを搭載。
※1.Bluetooth Low Energy技術に対応。以降の表記においてはBluetoothと記載。Bluetooth機能の動作条件は、接続機器がiOS/AndroidTM :Bluetooth 4.0以上を搭載するデバイスです。ただし、上記の動作条件を満たす機器であっても、機種によっては、Bluetooth接続ができないものがあります。Bluetooth接続ができない場合でも、機器とWi-Fi接続による画像の転送、リモート操作は可能です。なお、Bluetooth接続には、事前にカメラと携帯端末をペアリングさせておく必要があります。カメラと携帯端末のWi-FiやBluetoothでの接続には、キヤノン専用アプリケーション「Camera Connect」のインストールが必要。
※2.内蔵Wi-FiはSFTPに非対応。
※3.自動転送には、事前登録したWi-Fiアクセスポイントに接続していることが必要。
※4.クラウドストレージサービス「Google One」(メンバーシッププラン)を介した「Google Photos」との連携。
※5.防じん・防滴性能を発揮させるため、電池室やカードスロットカバー、端子カバーなどの開閉部をしっかり閉じる必要があります。カメラは防じん・防滴に配慮した構造になっていますが、砂じんや水滴などの侵入を完全に防ぐことはできません。