自動で表示補正を行うコレクションセンサーを内蔵
CXシリーズ、CSシリーズには、筐体上部に「内蔵コレクションセンサー」を搭載。調整結果を「内蔵コレクションセンサー」に記憶させれば、測定した調整結果に沿って、白色点・輝度を保持する定期的な表示補正(=コレクション)を自動で行います。調整タイミングは経過時間で設定可能。PC電源オフ時もモニターが自動的に再調整を実施し、常に正しい表示を維持します。


個別調整で実現する、滑らかな階調表現
工場で1台ごとにRGB各色0~255のすべての階調を調整しています。理想のガンマ値になるよう、最も適した値を16bit-LUT(65281階調)を使って選択し、256階調に再割り当て。これにより、モニターごとにばらつきのない、極めて滑らかな階調表現を実現しています。
※日本特許第3976095号


視野角による色度変化の少ないIPSパネル
複数の人がさまざまな方向からモニター画面を見ても、角度による白浮きや色変化がなく、同じ色イメージを共有できます。

10bit表示時にさらに豊かな色再現が可能
DisplayPort接続時に10bit入力に対応し、10bit表示時には従来の8bit表示と比べ、さらに豊かな約10億7374万色の色再現と滑らかな階調表現を実現します。


表示の中核を担うASICを独自開発
独自開発の制御ICチップ(ASIC)を搭載し、モニター画面の表示を調整しています。独自の機能とアルゴリズムで制御することで、精度の高い色演算処理を行い、滑らかな階調表現や安定した表示を実現しています。

画面の隅々まで均一表示
液晶パネルは、画面の部分ごとに輝度や色度のムラが現れることが避けられず、正しい色表現が妨げられることがあります。ColorEdgeは、独自のデジタルユニフォミティ補正回路を搭載。輝度と色度が均一になるように画面全体、全階調で補正を行い、画面の表示均一性を保ちます。
※日本特許第4490899号、第4542988号


安定した表示をキープ
モニターの輝度は徐々に経年変化し、暗くなります。ColorEdgeは、その経年変化によるバックライトの輝度低下を回路内に搭載したセンサーで測定し、適切に補正。このセンサーによって、輝度変化に伴う色度変化も抑えています。また、モニター内部に周囲の温度変化を感知するセンサーも搭載。温度変化に伴う色度変化を抑制し、階調特性(ガンマ値)の変化も補正しています。
※日本特許第3171808号


豊富な入力端子
DVI-I 29ピン、DisplayPort端子を各1系統ずつに加え、HDMI端子を1系統搭載しています。USBアップストリームは2系統搭載。2台のPCで使用する場合も、ケーブルをつなぎ替えることなくキャリブレーションできます。


動画の残像感を低減するオーバードライブ回路を搭載
中間階調域の応答速度を短縮するオーバードライブ回路を搭載。動画表示の残像感を低減し、くっきりと立体感豊かな動画映像を再現します。

使いやすさを考えた調整範囲の広いスタンドを採用
昇降・チルト・スウィーベルの可動範囲が広いスタンドを採用。作業者に合わせて快適なモニター位置に画面の高さ・角度を調整できます。画面の縦回転にも対応しているので、縦表示すると、ポートレート写真の画像調整やWebページ作成などに便利です。

縦表示には、縦表示に対応したグラフィックスボードやソフトウェアが必要です。


周囲の明るさに合わせ、画面の明るさを自動調整
外光センサーが周囲の明るさを検知して、モニター表示を適切な明るさ(輝度)に抑えるAuto EcoView機能を搭載しています。
キャリブレーションモードでは自動的にオフになります。

紙の書類や本に近い見えに表示、ブルーライトも低減
紙の見え方に近い色味とコントラストに切替えできるPaperモードを搭載。画面の明るさを自動調整するAuto EcoView機能と併用することで、文書ファイルや電子書籍を、紙を見るような目に優しい表示で閲覧でき、また、画面から発せられるブルーライトも大幅に低減できます。


映り込みが目立たないノングレア仕様
光の反射や映り込みが目立ちにくいノングレア仕様の液晶パネルを採用。画面が見えにくいことによるストレスがありません。また、むだな視線移動や、目の筋肉の緊張による疲れ目も軽減します。