自動で表示補正を行うコレクションセンサーを内蔵
CXシリーズ、CSシリーズは、筐体上部に「コレクションセンサー」を内蔵。

キャリブレーション後の調整結果をコレクションセンサーに記憶させることで、調整結果に沿って、白色点・輝度を保持する定期的な表示補正(=コレクション)を自動で行います。またプリセットのカラーモードの再調整にも活用でき、常に正しい表示を維持します。調整タイミングは経過時間で設定可能です。

再調整を行う手間を軽減。センサーを使ったキャリブレーションを行う場合に、センサーを都度取付け取外しする手間がかかりません。


Adobe RGBをほぼ再現できる広色域対応
広色域Adobe RGBで撮影・現像したデータをほぼ忠実に表示できます。sRGB相当の一般的なモニターでは再現しきれない鮮やかな青空、新緑の緑色を再現でき、クリエイターの表現の幅を広げます。印刷業界の基準色JMPAカラー、Japan Colorもカバー。また映像制作で使われるDCI規格も93%カバーし、制作段階から仕上がりの色味を確認でき、スムーズな作業進行をサポートします。


画面表面のぎらつきが少ないIPSパネル
複数の人がさまざまな方向からモニター画面を見ても、角度によって白浮きや色変化しにくく、同じイメージを共有できます。また、画面表面のぎらつきが少ないパネルを採用しました。


個別調整で実現する、滑らかな階調表現
工場で1台ごとにRGB各色0~255のすべての階調を調整しています。理想のガンマ値になるよう、最も適した値を16bit-LUT(65281階調)を使って選択し、256階調に再割り当て。これにより、モニターごとにばらつきのない、極めて滑らかな階調表現を実現しています。
※日本特許第3976095号


10bit表示時にさらに豊かな色再現が可能
DisplayPortとHDMIでの接続時に10bit入力に対応し、10bit表示時には従来の8bit表示と比べ、さらに豊かな約10億7374万色の色再現と滑らかな階調表現を実現します。多階調での制作・確認作業に活用できます。

10bit表示には10bit出力に対応したグラフィックスボードとソフトウェアが必要です。また、HDMI接続時は、DeepColor対応機器も必要です。


引き締まった黒色を表示
バックライトを常に点灯して画像表示する液晶モニターの特性上、難しかった黒のディテールの表現力を向上しています。高コントラスト比で、白浮きを抑えた引き締まった黒色を表示できます。


すぐに正しい表示で作業できるようにすばやく表示を安定
モニターの電源を入れてからわずか7分※で輝度、色度、階調特性が安定するように設計されています。表示が安定するまでの時間は、従来比4分の1以下。短時間のうちに、信頼できる表示で使用できます。撮影スタジオなどで、移動して使う場合にも、すぐに撮影を始められます。
※メーカー測定条件による


画面の隅々まで均一表示
液晶パネルは、画面の部分ごとに輝度や色度のムラが現れることが避けられず、正しい色表現が妨げられることがあります。ColorEdgeは、独自のデジタルユニフォミティ補正回路を搭載。輝度と色度が均一になるように画面全体、全階調で補正を行い、画面の表示均一性を保ちます。さらに、CX241では、周囲の温度変化、色温度や輝度の変更に対しても、安定して画面の表示均一性を保つように設計された最新の回路を搭載。さまざまな環境で安心してお使いいただけます。また、正しく調整された証であるユニフォミティ測定結果(調整データシート)を添付しています。
※日本特許第4490899号、第4542988号


安定した表示をキープ
モニターの輝度は徐々に経年変化し、暗くなります。ColorEdgeは、その経年変化によるバックライトの輝度低下を回路内に搭載したセンサーで測定し、適切に補正。このセンサーによって、輝度変化に伴う色度変化も抑えています。また、モニター内部に周囲の温度変化を感知するセンサーも搭載。温度変化に伴う色度変化を抑制し、階調特性(ガンマ値)の変化も補正しています。
※日本特許第3171808号

豊富な入力端子
DVI端子、DisplayPort端子、HDMI端子を各1系統搭載し、全入力ポートで1920×1200表示に対応しています。HDMI端子はI/P(インターレース/プログレッシブ)変換に対応しているため、HDMI端子にデジタルカメラを直接接続し、撮影画像のプレビュー用途でもお使いいただけます。

また、DVIケーブルに加え、Mini DisplayPort~DisplayPortケーブルを付属。Thunderbolt/Mini DisplayPort出力付きのMacユーザーもケーブルを追加購入する必要がありません。

USBアップストリームは2系統搭載。2台のPCで使用する場合も、ケーブルをつなぎ替えることなくキャリブレーションできます。


クリエイティブワークが快適な広い作業領域
24.1型WUXGA(1920×1200)解像度で、カラーパレットなどの作業ツールが作業領域を侵すことなく、A4見開き実寸2ページ分を表示できます。


使いやすさを考えた調整範囲の広いスタンドを採用
昇降・チルト・スウィーベルの可動範囲が広いスタンドを採用。作業者に合わせて快適なモニター位置に画面の高さ・角度を調整できます。画面の縦回転にも対応しているので、縦表示すると、ポートレート写真の画像調整やWebページ作成などに便利です。

縦表示には、縦表示に対応したグラフィックスボードやソフトウェアが必要です。


映り込みが目立たないノングレア仕様
光の反射や映り込みが目立ちにくいノングレア仕様の液晶パネルを採用。画面が見えにくいことによるストレスがありません。また、むだな視線移動や、目の筋肉の緊張による疲れ目も軽減します。


周囲の明るさに合わせ、画面の明るさを自動調整
外光センサーが周囲の明るさを検知して、モニター表示を適切な明るさ(輝度)に抑えるAuto EcoView機能を搭載しています。


ブルーライトをカットするPaperモード
紙の見え方に近い色味とコントラストに切替えできるPaperモードを搭載。画面の明るさを自動調整するAuto EcoView機能と併用することで、文書ファイルや電子書籍を、紙を見るような目に優しい表示で閲覧でき、また、画面から発せられるブルーライトも大幅に低減できます。