お客様の望む作品画質を実現する「UltraChrome K3Xインク」
新開発の「UltraChrome K3Xインク」を搭載。最小1.5ピコリットルの微小インクサイズでプリントすることで印刷表面を平滑化し、暗部領域をライトグレーインクでオーバーコートすることで、光沢紙における黒濃度が向上しました。また、新たにディープブルーインクを搭載し青の色域を大幅に拡大しました。これにより、これまで再現が難しかったブルー・バイオレット領域を豊かで繊細な階調で表現します。さらに、フォトブラック、マットブラック含めて、すべてのインクを切り替えることなくシームレスに使用できるようになりました。

圧倒的な小型化と高級感漂うデザイン
商品設計・開発を、新たに取り組んだことで従来機と比べて圧倒的なコンパクトサイズを実現しました。

従来機の「SC-PX5VII」と比べて体積比で約68%と、大幅なサイズダウンを図っています。これによりプリント作業スペースが縮小され、本体サイズの大きさを理由に購入をためらっていたお客様も、プロセレクションシリーズで本格的な作品づくりを楽しむことができます。

給紙・排紙トレイは、格子状のデザインを採用。用紙をセットする際も作品を手に取る時も、これまでにない高級感と高揚感を演出します。またカバーを閉めたままでも印刷状況が見られる機内照明を搭載し、印刷中も作品づくりを楽しむことができます。

作品づくりをサポートする機能
1)液晶タッチパネルを搭載
本体には4.3インチの静電式の液晶タッチパネルを搭載。実際にプリントする作品を表示したり、パソコンで設定したドライバー情報や残りの印刷時間、インク残量などの印刷ステータスなどをワンタッチで画面を切り替えて表示できます。

2)作品振り返りシートの印刷
パソコンで設定したドライバーの印刷履歴を、12作品分まで印刷できる「作品振り返りシート」を搭載※。プリント時にドライバーで設定した履歴をプリントすることで、後日、迷うことなく同じ設定でプリントできます。
※電源OFF後に設定履歴は消去されます。

3)ファインアート紙が背面からも給紙可能に
従来機の背面給紙は0.3mmの紙厚まで対応していましたが、新商品では両機種ともに0.5mmの紙厚まで対応しました。これによりVelvet Fine Art Paperなどのファインアート紙が、これまでの前面給紙に加えて背面からも給紙※できるようになり、ユーザビリティーを改善しました。
※ファインアート紙の給紙可能枚数は1枚。

4)ロール紙ユニットに対応
長尺プリントが楽しめるロール紙に対応しています。ロール紙を置くだけでセットでき、長尺紙の取り扱い性能を向上させました。「SC-PX1V」は、コンパクトな本体にロール紙ユニットを内蔵しました。

5)ICCプロファイルを管理する「Epson Media Installer」を提供
プリンタードライバーに、他社製用紙のICCプロファイルを追加できる機能に対応した「Epson Media Installer」を提供し、従来煩雑だったICCプロファイルの設定が簡単にできるようになりました。クラウドサーバー上から使用したい用紙を選択するだけで、最適な設定でプリントできます。

6)スマートデバイス向け「Epson Print Layout」を提供
新商品は、写真作品づくりをサポートするソフトウエア「Epson Print Layout」に対応しています。「Epson Print Layout」は、余白の大きさをプレビューを見ながら調整したり、組写真のレイアウトを思いのままに作ることができるアプリケーションで、Adobe(R) Photoshop(R)やLightroom(R)、ニコン社のViewNX-i、市川ソフトラボラトリー社 SILKYPIX(R)のプラグインとしても使用できます。また近年、スマートデバイスを使って作品づくりを楽しむ人が増えています。そこで新たにスマートデバイス向けの「Epson Print Layout(iOS用)※」を開発、新しい作品づくりのワークフローにも対応予定です。
※iPad版は発売時期に提供、iPhone版は2020年夏頃に提供予定。

7)交換式メンテナンスボックス対応
お客様が自ら交換できるメンテナンスボックスを搭載。大量にプリントされる方も、作品作りを中断させず安心してご利用いただけます。