(1) 世界最速0.08秒の高速AFなど優れた高速性能で機動的に撮影できる!
・独自の撮像面位相差AFによる世界最速0.08秒の高速AFを搭載。従来比2倍以上の処理速度を持つ画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」により、起動時間0.5秒、シャッタータイムラグ0.05秒、撮影間隔0.5秒を実現。SDカードへの書き込み速度も従来比1.8倍に向上するなど、優れた高速性能で快適な撮影が可能です。


・精度に優れ、暗いシーンにも強いコントラストAFと、速度に優れ、動体の撮影に強い位相差AFとを、被写体やシーンに応じて自動で切り替えるため、あらゆるシーンで高速かつ高精度なAF合焦が可能です。

・連写撮影時も、連写速度3.0コマ/秒(※)でAFを合わせながら撮影可能で、狙った瞬間を確実にとらえます。
※ 「低速連写」モード、コンティニュアスAF、JPEG記録時。

(2) 独自のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS II」センサーと「点像復元処理」で圧倒的な高解像を実現
・独自開発のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS II」センサー(1630万画素、ローパスフィルターレス)を搭載。非周期性の高い独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターなしでモアレや偽色の発生を抑えます。解像感を損なう原因にもなっていたローパスフィルターが不要となることで、レンズからの光が十分にセンサーまで届きます。画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」との組み合わせにより、フルサイズセンサー搭載機に匹敵する解像感と低ノイズを実現。

・レンズの性能を最大限に引き出す独自の画像処理技術「点像復元処理」を、「Xシリーズ」のレンズ交換式システムで初めて搭載。「点像復元処理」は、レンズとセンサー、画像処理エンジンを一体開発することで実現した、富士フイルムならではの画像処理技術です。レンズ毎の光学性能や特性を元に、回折現象(※)などの光学的影響を補正するため、画像のすみずみまで高いシャープネスやリアルな立体感が得られます。本機能は、任意にON/OFFを切り替えることが可能です。


・写真フィルムの開発で培った画質設計技術により、温かみのある人肌、抜けるような空の青色、鮮やかな木々の緑色など、富士フイルム独自の美しい色再現を実現しています。また、センサーと画像処理エンジンの組み合わせで、光量の少ない夜景や室内など高感度撮影が必要なシーンでも、驚くほどノイズの少ないクリアな画像が得られます。
※ 絞りを絞り込んで撮影する際に、本来シャープになるべき細かい画像がボケてしまう現象。

(3) 高性能な「有機EL電子ビューファインダー」を搭載!快適な操作性で撮影に集中できる
・高精細・約236万ドット「有機EL電子ビューファインダー」を搭載。視野率100%、高い解像力で確実なフレーミングと精緻なピント確認が可能です。一目で全体を見渡せる約25°の水平見かけ視界(※)を持ち、自然で見やすく、明るく広い視野が得られます。富士フイルム独自の光学設計により、画面の隅々までクリアで歪みのない高画質な映像を見ながら撮影できます。
※ファインダーを覗いたときに見える視界の角度。


・「X-E1」でご好評いただいた、ボディ天面のダイヤル類や、レンズ鏡筒に搭載された絞りリングを操作して撮影設定を変更する機械式の操作系を継承。ファインダーを覗いたまま素早く設定を変更することが可能です。ミラーレスならではの静かなシャッター音で、撮影に集中できます。

・ボディ天面と背面に搭載された合計4つのボタンに、お好みの設定機能を割り当てることが可能。普段の撮影スタイルに合わせ、操作系を自由にカスタマイズすることができ、快適な操作性で撮影をお楽しみいただけます。

・液晶モニターは、3.0型・約104万ドットの高精細液晶モニターを搭載。強化ガラスを採用したことで表面に傷がつきにくく、光の反射を抑え視認性にも優れます。

(4) 「Xシリーズ」ならではの高画質な撮影画像をタイムリーにスマートフォンやPCに送信可能
・撮影画像をスマートフォンやタブレット端末に無線LAN通信で簡単に送信できる「スマートフォン送信」機能を搭載。専用アプリ「FUJIFLM Camera Application」(無料)をお手持ちのスマートフォンやタブレット端末にダウンロードしていただくことで、カメラ上の「Wi-Fiボタン」を押せば、ID・パスワードなどの面倒な設定なしに画像をカメラ内で選択して、スマートフォンやタブレット端末に素早く送信できます。「Xシリーズ」ならではの高画質な画像をSNSへアップしたり、友達と共有することができ、写真の楽しみ方が広がります。


・Wi-Fi通信に対応したことで、カメラ内のデータを簡単にパソコンにバックアップすることが可能です。
スマートフォンやタブレット端末からカメラ内の写真/動画を閲覧し取り込むことも可能です。また、スマートフォンから位置情報を取得し、撮影画像に付加させることもできます。


(5) 充実のマニュアルフォーカス機能
・左右にずれた像を一致させることでピントを合わせる独自の「デジタルスプリットイメージ」(※)や、被写体のコントラストが高い箇所の輪郭を強調して表示することで、合焦しているかどうか分かりにくいシーンでもピントを合わせる目安となる「フォーカスピーキング」など、充実のマニュアルフォーカス機能を搭載。あらゆるシーンで高精度なマニュアルフォーカス撮影を楽しめます。
※デジタルスプリットイメージ、Digital Split Imageは、富士フイルム(株)の商標または登録商標です。


・別売りアクセサリーの「フジフイルム Mマウントアダプター」を装着することで、幅広いバリエーションを持つMマウントレンズを「X-E2」でもご利用いただけます。往年のMマウントレンズで、「デジタルスプリットイメージ」や「フォーカスピーキング」を生かした快適なマニュアル撮影をお楽しみいただけます。

(6) 動画性能を向上
・高精細なフルハイビジョン動画(60コマ/秒、1920×1080)が撮影可能。動画撮影中のAF追従性を向上させました。カメラを横に振るパンニング時や、撮影中にレンズの焦点距離を変更する場合、被写体との距離が変わる場合など、多様なシーンで素早く追従します。

・フィルム撮影独特の表現をデジタルカメラで楽しめる「フィルムシミュレーションモード」での動画撮影や、動画撮影中に露出設定を変更できるようになったことで、より幅広い表現で動画撮影をお楽しみいただけます。

・高ビットレート36Mbpsでの撮影が可能になり、被写体の細かい動きも鮮明に捉えます。

(7) 表現の幅を広げる多彩な撮影モード
・フィルム撮影独特の表現をデジタルカメラで楽しめる「フィルムシミュレーションモード」を搭載。見た目に自然な色再現のPROVIA(スタンダード)、鮮やかな色調のVelvia(ビビッド)、柔らかい階調のASTIA(ソフト)に加え、プロ用カラーネガフィルムをベースにした2つのポートレート用モードを搭載。軟らかい階調のPRO Neg.Std、メリハリのあるPRO Neg. Hiにより表現の幅が広がります。また、3種類のフィルター効果を使った表現ができるモノクロや、セピア調の撮影も楽しめます。



・1コマの中に2つの画像を重ねて撮影する「多重露出撮影」により、クリエイティブな写真表現が可能です。

・高度なアート表現を手軽に楽しめる「アドバンストフィルター」機能を搭載。トイカメラ/ミニチュア/ダイナミック トーン/ポップカラー/ソフトフォーカス/ハイキー/ローキー/パートカラーの8種類のフィルター効果から表現を選べます。

(8) その他の機能
・カメラ内RAW現像機能を搭載。専用ソフトを用いなくても、設定を変更しながらRAWデータをJPEG画像に現像することができます。

・さまざまなシーンに合わせて発光量を制御し、白飛び・黒つぶれを抑える「スーパーiフラッシュ」を内蔵。