1.世界最速15コマ/秒の高速連写と最短約0.02秒のAFにより決定的な瞬間を捉える
・ 新開発のフォーカルプレーンシャッターを採用。高性能なモーターによりシャッターを駆動させることで、15コマ/秒の高速連写を実現するとともに、レリーズタイムラグ(※1)を約0.035秒に抑え、高い応答性を発揮します。また、シャッターの耐久性を従来機(※2)の2倍に向上させつつ、シャッター音の静音化も実現しました。
・ 電子シャッター設定時では、30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写(※3)が可能です。
・ アルゴリズムのさらなる進化などにより、最短約0.02秒の高速AFを実現します。
・ 優れた動体追従AFを備えているため、カメラに向かって来る被写体のみならず、カメラから離れていく被写体も正確に捉え続けることができます。また、顔・瞳AF性能も向上させており、より快適なポートレート撮影を可能にします。

※1 シャッターボタンを押してから実際に画像が記録されるまでの時間のこと。
※2 ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T3」
※3 撮影後にファインダーが暗転することで被写体が見えなくなるブラックアウトが発生しない高速連写。電子シャッター設定時のみ使用可能。

2.ボディ内手ブレ補正機能などの搭載により快適な撮影をサポート
・ 「X-Tシリーズ」として初めて、ボディ内手ブレ補正機能を搭載。従来比(※1)8倍のブレ検出精度を持つジャイロセンサーと、シャッター時の微振動を効果的に抑制する衝撃吸収機構などを新たに採用することで、5軸・最大6.5段の手ブレ補正効果を発揮します。スポーツをはじめとするアクティブな撮影シーンや、夜景などの暗い撮影シーンでも、快適な手持ち撮影を可能にします。
・ 新開発の大容量バッテリー「NP-W235」を採用。ノーマルモードで約500枚(※2)、エコノミーモードで約600枚(※2)の連続撮影が可能です。また、「NP-W235」を2つ装填できる縦位置バッテリーグリップ「VG-XT4」(別売)との組み合わせでは、最大約1700枚(※2)の連続撮影を行うことができます。
・ ファインダーのライブビュー設定は、3つのブーストモードから選択可能(※3)。撮影シーンや被写体に応じて、暗所でも被写体を正確に捉える「低照度優先」モード、被写体の細部まで映し出す「解像度優先」モード、被写体の動きをなめらかに表示する「フレームレート優先」モードを設定できます。

※1 ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-H1」に搭載しているボディ内手ブレ補正機能との比較。
※2 背面液晶モニターのみを使用し、JPEG画像で撮影した場合の撮影枚数。
※3 背面液晶モニターのライブビュー設定は、「低照度優先」モードと「解像度優先」モードから選択可能。

3.独自の色再現技術などにより卓越した写真画質を実現
・ 裏面照射型約2610万画素「X-Trans(TM)CMOS4」(※1)センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor4」を搭載。写真フィルムなどの研究開発で80年以上にわたり培った色再現技術との組み合わせで、人間の記憶に残る鮮やかな色「記憶色」を実現します。
・ フジフイルムの写真用フィルム「Velvia」や映画用フィルム「ETERNA」などの色・階調を再現できる「フィルムシミュレーション」に、「ETERNAブリーチバイパス」モードを新たに搭載。本モードは、写真フィルムの現像方法のひとつである「銀残し」を施したような表現を可能とし、低彩度・高コントラストで重厚感のある写真・映像を撮影できます。
・ 「オートホワイトバランス」機能に、白熱電球下などでも自然な白色を再現できる「ホワイト優先」モードと、温かみのある色合いを実現する「雰囲気優先」モードを新たに加えました。

※1 X-Trans(TM)は、富士フイルム(株)の商標または登録商標。

4.充実の動画撮影機能を搭載
・ 4K/60P4:2:010bitでのカメラ内SDカード記録が可能。HDMI出力では、より多くの色情報を記録できる4K/60P4:2:210bitに対応します。
・ 電子式手ブレ補正機能を新たに搭載。手ブレに合わせてフレーミングを微調整することで、手持ちによる動画撮影で生じるブレを徹底的に補正します。
・ フルHD・240Pのハイスピード動画撮影が可能。素早く動く被写体の一瞬のアクションも、最大10倍のスローモーション映像で再生することができます。
・ ボディ天面に、静止画/動画切換ダイヤルを新たに搭載。本ダイヤルを用いることで、静止画・動画撮影の設定を独立して行うことができます。「動画専用操作」モード使用時では、予め選択した動画撮影の設定を記憶することができるため、静止画撮影から動画撮影への移行も速やかに行えます。