2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー
2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーは、レンズとのベストマッチングの組み合わせになるように設計されており、通常の撮影はもちろん、高感度撮影でもノイズを極限まで抑えながらディテールまで豊かに描き出す卓越した描写を実現しています。ISO感度は最高50000まで設定できます。直観的な操作性も特長で、簡単な操作で被写体に17cmまで近づいて撮影できるマクロモードに手動で切り替えられるほか、マニュアルフォーカスとオートフォーカスの切り替えは、レンズ鏡筒部分でスムーズに行えます。写真撮影に対する熱い思いを最大限に満たしながら、創造力を自由自在に広げることが可能です。



クラス最速のオートフォーカス機能
ライカQは、フルサイズセンサーを搭載したコンパクトカメラとしては、クラス最速のオートフォーカス機能を実現していることも大きな特長です。瞬時に正確にピントを合わせることが可能なので決定的な瞬間を逃しません。また、ミドルフォーマットの新型一眼レフカメラ「ライカS(Typ007)」にも搭載予定の「LEICA MAESTRO(ライカ・マエストロ)II」をベースにライカQに最適化した画像処理エンジンを搭載し、撮像素子がとらえた情報を超高速で処理して最大記録画素で最高10コマ/秒の連写性能を実現しています。また、高精細でレスポンスが早い368万ドットの電子ビューファインダーを内蔵し、瞬時にかつ確実に被写体の構図を決めることができます。



ボタン操作一つでブライトフレームを液晶モニター上にデジタル表示
ライカQは、最大記録画素数で撮影できる28mmの焦点距離に加えて、ボタン操作一つで35mmまたは50mmの焦点距離の撮影範囲を示すブライトフレームを液晶モニター上にデジタル表示することが可能です。ブライトフレームは、ライカMシステムなどのレンジファインダーカメラでの撮影と同様に、撮影範囲の外側の様子まで液晶モニター上で確認することができるので、周囲の状況の変化に素早く対応できます。なお、35mmまたは50mmの焦点距離で撮影した画像はJPEG形式でのみ記録され、DNG形式では28mmでの撮影画像が記録されます。

人間工学に基づき、非常に使いやすいデザイン
操作系のレイアウトは、人間工学に基づき、非常に使いやすくデザインされています。わかりやすいメニューは、撮影に必要な様々な設定や機能に素早くアクセスすることができます。オートフォーカス時には、十字キーでAFフレームを移動してピント合わせができるほか、液晶モニター上でピントを合わせたい場所をタッチしてAFフレームを移動することもできます。また、ユーザープロファイルにお好みの撮影設定を自由に登録することも可能です。さらに、ライブビューでのマニュアルフォーカスのピント合わせをサポートする2つの機能「フォーカスピーキング」と「自動拡大」を搭載し、「フォーカスピーキング」機能では、ピントが合っている被写体の輪郭を色づけて表示し、ピントの状態を一目で確認することができるほか、「自動拡大」機能では、画面の一部を最大6倍まで拡大して、細部のピント合わせを厳密に行うことができます。また、撮影の基本であるシャッタースピードや絞り値やピントなどの設定は、電源が入っていない状態でも、それぞれのダイヤルやリングで設定や確認が可能です。

フルハイビジョン動画撮影機能を搭載
非常に明るく、美しいボケ味を表現することができるライカQのレンズの特長は、動画撮影機能でもその性能を発揮します。ライカQはフルハイビジョン動画撮影機能を搭載し、プロ水準のハイクオリティな動画撮影が楽しめます。フレームレートは状況に応じて30pまたは60pから選択でき、記録にはMP4形式を採用しています。また、ウインドカット(風音低減)機能も搭載しているので、高精細な映像にふさわしいクリアな音質で音声を録音できます。

Wi-Fi機能を搭載
Wi-Fi機能を搭載し、撮影した静止画や動画をスマートフォンやタブレット、パソコンにワイヤレスで転送できます。また、アプリケーションを使ってスマートフォンやタブレットをWi-Fi接続し、スマートフォンやタブレットの画面を見ながら撮影したり、シャッタースピードや絞り値を設定するなど、リモート操作をすることができます。