APS-C サイズのCMOS センサー(総画素数1650 万画素、有効画素数1620 万画素) を採用

撮像素子には、これまで登場した「X シリーズ」と同様に、デジタル一眼レフカメラなどにも搭載されているAPS-C サイズのCMOS センサー(総画素数1650 万画素、有効画素数1620 万画素) を採用しています。一方、レンズには大口径レンズ「ライカズミルックスf1.7/23mm ASPH.」(35mm判換算で35mm 相当) を採用しています。この撮像素子とレンズの組み合わせにより、自然な色再現でディテールまで緻密に描き出し、最高の描写を実現します。35mm という焦点距離は単焦点レンズのスタンダードのひとつで、きわめて汎用性が高く、特にルポルタージュ写真には理想的です。開放F 値もF1.7 と非常に明るく、美しいボケ味を活かした表現が可能です。フレアやゴーストが生じることもほとんどなく、無限遠から0.2m の最短撮影距離まで、シャープかつクリアで鮮明な画像が得られます。


時代に左右されないエレガントなスタイル

時代に左右されないエレガントなスタイルと、撮影に本当に必要な要素だけを残してすっきりしたフォルムに仕上げたデザインも特長のひとつです。素材や仕上げにおいても、細部に至るまで高品質を維持しています。操作部、レンズキャップなど、ボディ全体に高品質のメタル素材を使用しており、前後の外装カバーにはマグネシウムを、トップカバーとベースプレートにはアルマイト仕上げを施したアルミニウムを採用しています。さらに、外装には上質なレザーを施し、外観も手にしたときの感触もライカのカメラらしく仕上げています。


シンプルさを追求し、わかりやすいレイアウトの操作系

操作性においてはシンプルさを追求し、わかりやすいレイアウトの操作系で直感的に操作できます。また、多彩なオート機能とさまざまな状況に対応するマニュアル機能を搭載しています。オート機能とマニュアル機能の切り換えも簡単に行えるので、どんなシーンでも構図づくりやシャッターを切るタイミングに集中して撮影を楽しめます。背面には大型で高精細の液晶モニターを搭載しており、ライブビューでの撮影をしっかりサポートします。


気ままなスナップ撮影から定常光での撮影まで、幅広い用途に対応

クリエイティブな表現の新たな可能性を拓く各種機能を搭載しており、気ままなスナップ撮影から定常光での撮影まで、幅広い用途に対応します。オートフォーカスは高速・高精度で静音性にも優れており、撮りたいと思った瞬間に素早く目立たず撮影できます。また、ピントが合った直後にタイムラグなしでシャッターを切ることができます。レンズのフォーカスリングを回して行うマニュアルフォーカスでは、カメラのテクノロジーと撮影者の創造力の両方を同時に活かして撮影できます。さらに、フルハイビジョン(1920×1080、30コマ/秒)動画撮影機能も搭載しています。記録形式にはMP4 形式を採用しています。