1.快適な“タッチ自分撮り”が楽しめる タッチパネル搭載の下開きモニターと自分撮りモード 1) タッチパネルと下開きモニター 自分撮りに最適なモニターを追究した結果、「OLYMPUS PEN Lite E-PL7」では、大型・高精細のタッチパネルと、下方向に180度回転する下開きモニターを採用しました。上開きの場合に比べて、モニターが近く、レンズの位置を気にする必要もないので、快適な撮影が可能です。モニターは、縦横比3:2の3.0型104万ドットで、さらに大きく、見やすくなりました。また、フラッシュをつけても、モニター確認や操作がしやすく、どんなシーンでも、きれいな“タッチ自分撮り”が手軽に楽しめます。 ![]() 2) 自分撮りモード モニターを下開き状態にすると、「自分撮りモード」が起動し、モニターに写る画像が自動でミラー表示に切り替わります。電動ズームレンズ装着時には、自動で広角端にズームが移動する(※自動で広角端に移動後は手動でズーム変更可能)ので、自分撮りに最適な画角で素早く撮影が始められます。モニターには、eポートレートボタン(※iAUTO設定時)、シャッターボタン、カスタムセルフタイマー切り替えボタンが表示され、きれいで多彩な自分撮りを楽しむための機能がワンタッチで切り替え可能です。シャッターボタンは、タッチ1秒後に撮影するよう設定されているので、その間に視線を指先からレンズに戻し、カメラ目線をとらえたベストな自分撮りができます。カスタムセルフタイマーボタンには、撮影までの秒数、撮影枚数、撮影間隔を指定することができ、いろいろなポーズを楽しめる自分撮りインターバル撮影が簡単に行えます。セルフタイマーの残り秒数をカウントダウン表示するので、撮影の瞬間を逃しません。撮影コマごとにAFをあわせるので構図を変えてもしっかりピントの合った撮影が可能です。 3) 3軸VCM手ぶれ補正機構 「OM-D E-M10」と同じ3軸VCM手ぶれ補正機構を搭載しました。片手撮影による回転ぶれが発生しやすい自分撮りポジションでも、強力に手ぶれを補正します。ボディー内手ぶれ補正機構なので、すべてのレンズで手ぶれを抑えることができ、フィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye)」装着時でも、背景を大きく入れたダイナミックな自分撮りが手ぶれなしできれいに楽しめます。また、iAUTOが夜景のフラッシュ撮影を選択した際にも、強力な手ぶれ補正で、きれいな自分撮りをサポート。フラッシュ「FL-LM1」を使った撮影も手軽に楽しめます。 ![]() 2.スマートフォンでカメラを自在にコントロールする 内蔵Wi-FiとOI.Share 1) 内蔵Wi-FiとOI.Share 内蔵Wi-Fiと専用スマートフォンアプリ「OI.Share」を使うことでカメラとスマートフォンをワイヤレスでつなぐことができ、カメラで撮った写真をその場ですぐにシェアすることができます。面倒な初期設定も、カメラのモニターに表示されたQRコードをスマートフォンで読み取るだけの簡単ステップで設定完了。モニターのWi-Fiアイコンをタッチすると「OI.Share」に接続し、カメラ内の写真をすぐにスマートフォンへ転送できます。さらに、スマートフォンからのリモート撮影や撮影した写真へのGPSタグ付与などの充実した機能も満載。スマートフォンでカメラを自在にコントロールして、お気に入りの写真をたくさん撮影し、手軽にシェアできます。 2) 撮影のバリエーションが広がるリモート撮影機能 OI.Shareのリモート撮影機能がさらに進化し、動きや表情のバリエーションが豊かな写真撮影を楽しめるようになりました。また、スマートフォンが新たな撮影の手法となることで、「撮る人」と「写る人」の境界線がなくなり、大切な人たちとの大切な瞬間を、一緒に、きれいに、思い出に残すことができるようになりました。多彩な自分撮りが、簡単・自在に楽しめます。 ![]() ・2)-1. セルフタイマー連写 セルフタイマー機能に連写撮影が指定できるようになりました。撮影スタートまでの時間と、連写の秒数を設定することで、動きのある自分撮り写真が撮れるようになります。ジャンプしているシーンなどの自分撮り撮影に最適です。 ・2)-2. インターバル撮影 あらかじめ設定した撮影枚数と撮影間隔でのインターバル撮影が可能です。撮影ごとに、さまざまな表情や構図で自分撮りを楽しめます。 ・2)-3. セルフタイマー動画/インターバル動画 セルフタイマー機能に動画撮影が指定できるようになりました。撮影スタートまでの時間と動画の秒数をあらかじめ設定することで、動きのある自分撮り動画が撮影できます。インターバル撮影と組み合わせて、撮影間隔、撮影回数、撮影時間を指定したインターバル動画撮影も可能です。 ・2)-4. ライブバルブ撮影 バルブ撮影の過程を、スマートフォンのライブビュー画面で確認しながらシャッターを切ることができます。三脚を使用するシーンや、モニターでの確認や長時間カメラのそばで待機することが困難な撮影に最適です。 3.情緒的表現力を高めた新フィルター「ヴィンテージ」「パートカラー」を含む14種類のアートフィルター アートフィルターは、撮影者のイメージをより際立たせ、芸術的な写真表現を楽しむことのできる、オリンパス独自の撮影機能です。クリエイティブな表現を、静止画でも動画でも、誰もが手軽に楽しむことができます。「E-PL7」には、新たに2種類のアートフィルター「ヴィンテージ」と「パートカラー」が加わりました。画一的な色処理ではなく、より情緒的な表現にまで踏み込むことにこだわった、デザイナー発の新しいアートフィルターです。 1) 新アートフィルター「ヴィンテージ」 何気ない日常の風景をノスタルジックに表現し、“時を経た特別な一枚”へと演出します。 ・1)-1. 3つの仕上がりタイプ ・・タイプI:プリントの経年変化のような変色効果でヴィンテージ調の作風に仕上げます。崩れた色味のバランスが光の存在を強く感じさせる1枚になります。 ・・タイプII:優しい色あせによる退色効果が、昔懐かしい写真のようなノスタルジックな作風に仕上げます。女性の肌を美しく魅せる効果があり、自分撮りに最適なフィルターです。 ・・タイプIII:しっとりと落ち着いたトーンでオールドプリントのような上質さを感じられる作風に仕上げます。金属の質感などを効果的に演出します 1)-2. 新アートエフェクト「シェード効果」 左右(または上下)に陰影の帯を入れることで、広がりを感じさせる効果です。 2) 新アートフィルター「パートカラー」 特定の色だけを抽出し、それ以外をモノトーンにすることで、表現したい部分を強調するアートフィルターです。被写体をより印象的に表現することができます。 ・2)-1. 残す色を直感的に選べる「カラーリング」 メインダイヤルを回して、中間色を含めた全18色から、残したい色(強調したい色)を選びます。ライブビューに効果が反映されるので、直感的な色抽出が可能です。 ![]() ・2)-2. 3つの仕上がりタイプ ・・タイプI:選択した色を中心とした自然なグラデーションで色を残し、被写体を際立たせます。 ・・タイプII:選択した色以外にも少し色を残し、映画のワンシーンのような作風に仕上げます。 ・・タイプIII:選択した色のみを残し、ひとつの色をより強く表現して仕上げます。 3) 全14種類のアートフィルターと全8種類のエフェクト機能 2つの新アートフィルターと1つの新エフェクトを含め、これまでに搭載したすべてのアートフィルターとエフェクトを搭載しました。より多彩な写真表現と、作品づくりが可能です。 ![]() 3)-1. アートフィルターとタイプ ポップアート(I/II)、 ファンタジックフォーカス、 デイドリーム(I/II)、 ライトトーン、 ラフモノクローム(I/II)、 トイフォト(I/II/III)、 ジオラマ(I/II)、クロスプロセス(I/II)、 ジェントルセピア、 ドラマチックトーン(Ⅰ/II)、リーニュクレール(I/II)、 ウォーターカラー(I/II)、ヴィンテージ(I/II/III)、 パートカラー(I/II/III) 3)-2. エフェクト機能 ソフトフォーカス効果、 ピンホール効果、 ホワイトエッジ効果、 フレーム効果、スターライト効果、 モノクロ効果、 ぼかし効果、 シェード効果 4.OM-Dゆずりの基本性能とE-P5から継承した高品位PENデザイン 1) 充実の基本性能 上位ラインアップの「OM-D」シリーズから、一眼トップクラスの高画質を継承しました。 1)-1. 「1605万画素Live MOSセンサー」 「OM-D E-M5」と同じ「1605万画素Live MOSセンサー」を搭載しました。暗所のディテールや色再現を保ち、夜景や暗い室内などのシーンを美しく描き出します。また、広いダイナミックレンジと滑らかな階調表現が、明暗差の大きい光と影を美しく描写します。さらに、ISO LOW(100相当)も可能なので、明るい日中でも大口径レンズを絞り開放から楽しむことができます。 1)-2. 「TruePic VII」 画像処理エンジンは、オリンパスのミラーレス一眼カメラのフラッグシップ機「OM-D E-M1」と同じ「TruePic VII」を搭載しました。レンズ性能を最大限に引き出す、オリンパス独自の画像処理技術「ファインディテールII」が、レンズ個々の光学特性や絞り値(F値)に応じた最適なシャープネス補正と倍率色収差補正、ローパスフィルターレスに対応した偽色低減処理と高精度デモザイキングを行い、クリアで高い解像度を実現します。また、オリンパス独自の画像処理技術「リアルカラーテクノロジー」により、色再現が難しいエメラルドグリーンや黄色などの特定色をより忠実に再現します。 1)-3. 81点FAST AFと8コマ/秒の高速連写 「OM-D E-M10」の81点FAST AFと秒8コマの高速連写を搭載しました。画面を広く、細かくカバーするAFターゲットはエリア内のどの位置の小さな被写体にも瞬時にピントを合わせることが可能です。また、高速読み出しが可能な撮像センサーと高性能シャッターがクラス最速の秒8コマの連写を実現しました。連写中にAFをあわせ続けるC-AFモードにおいても、3.7コマ(※「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」使用時)/秒の連写性能を実現。グループターゲットAFやC-AF+TRとの組み合わせで動く被写体の一瞬も逃しません。 2) 上質さを感じさせるPENデザイン PENシリーズのフラッグシップ機である「OLYMPUS PEN E-P5」の高品位デザインを継承しました。「E-P5」で確立した“ひとつ上のステージへと飛躍するPENデザイン”という新たな方向性を受け継ぎ、PENらしさとモノとしての上質さを感じさせるデザインに仕上げています。 2)-1. 高品位PENデザイン PENのアイデンティティーであるボディー上部のキャラクターラインと、歴史を受け継ぐ「OLYMPUS PEN」のロゴ。デザインポイントともなるボディー前面部は、本物の質感を追求した革調素材で覆い、上質さを感じるデザインに仕上げました。フィルム時代から、常にカメラとして革新し、新たな価値を提供し続けてきた「OLYMPUS PEN」のブランドにふさわしい進化の象徴をPEN Liteらしい小型軽量ボディーに凝縮させました。ボディーの前面と上面からはネジ1 つ見えない仕上がりにしており、PENとしての完成度の高さを誇ります。 2)-2. 操作性を追及したデザイン 操作性においても、新PENデザインのエッセンスを取り入れ、これまでのLiteシリーズとは一線を画す仕上がりとなっています。最も使用頻度の高い、レリーズボタン周りの金属ダイヤルには、アルミの削り出し加工を施し、質感とともに、回しやすさ、操作性の高さを追求しました。操作系のボタンはすべてカメラ右下に集結させ、操作時には押しやすく、ホールド時には誤操作しにくい配置にしています。小型ボディーでも快適な撮影ができるよう、グリップの高さと握りやすさにも配慮し、すべての操作において使いやすさを追求しています。 ![]() ●その他の特長 1. 新フォトストーリー 新テーマ「レイアウト」が追加されました。また、ホールド機能の追加により、撮影中の一時保存が可能になりました。 2. ライブガイド 複数の効果が同時に掛けられるようになりました(※「背景をぼかす」と「動きを表現する」は多重掛けできません)。 3. 新シーンモード「流し撮り」 被写体を追いかける動きに合わせて、自動で最適なシャッタースピードに設定します。 4. 新ムービーエフェクト「オールドフィルム」 ノイズ、傷、ホコリなどがランダムに現れ、画面が明滅することにより、フィルムで撮影した古い映画のような味わいが楽しめます。 5. 2つのHDR撮影モード 露出の異なる4枚の画像を自動合成し、階調豊かな画像を生成します。 6. 手持ち夜景モード 8枚の写真を合成することで、三脚なしでも手ぶれを抑えた夜景が撮影できます。 7. ライブコンポジット ライブビューを見ながら、光跡を生かした星景写真が撮影できます。 8. タッチパネルモニター 上方向に約80度、下方向に約180度回転するチルト可動式モニターを搭載しました。 |