1.高品位・高画質な写真を表現できる

●20M ローパスフィルターレス Live MOS センサー&ヴィーナスエンジン搭載
20M Live MOSセンサーを搭載し、さらなる高画質を実現。有効画素数を2,030万まで向上したことにより、解像力がアップしました。低感度撮影時ではより立体感のある画を撮ることができます。光学ローパスフィルターを取り除くことで、よりダイレクトにセンサーが光を感知。映像の高解像化を実現しました。草花や昆虫などのアップ撮影、夕方の街並みのスナップ撮影などでも、細部まで美しく忠実に描写します。
また、モアレや偽色も低減処理で効果的に抑えることを可能にしたヴィーナスエンジンを搭載。「マルチプロセスNR」により、解像感・質感を維持しながらノイズを抑えることが可能になりました。色補正精度も向上させ、微妙なグラデーションのニュアンスまで忠実に再現します。

●より幅広いモノクロ表現を実現する「L.モノクロームD」新搭載
階調豊かな質感の「L.モノクローム」に加え、ハイライトとシャドウを強調しつつも絶妙にディテールを残した新フォトスタイル「L.モノクロームD」を新搭載。幅広いモノクロ表現が可能になりました。

●質感の表現を好みに調整できる「粒状」新搭載
「モノクローム」「L.モノクローム」「L.モノクロームD」では、フィルム写真の質感を表現する粒状感を設定できるようになりました。OFF、弱、中、強から選択でき、好みに合わせた質感で表現できます。

・「粒状」の設定は、撮影画面に反映されません。
・パノラマモード、動画撮影時、4Kフォト撮影時、フォーカスセレクト撮影時、「粒状」は使えません。

●ボディ内手ブレ補正&「Dual I.S.」搭載
5軸ボディ内手ブレ補正と2軸レンズ内手ブレ補正による「Dual I.S.」を搭載。動画撮影にも対応し、小さなブレも大きなブレも強力に補正します。手ブレの発生しやすい手持ち撮影、暗所や望遠時の撮影にも活躍します。

・対応レンズが必要です。
・4Kフォト・動画撮影時にも対応。


2.こだわりの撮影を実現する多彩なアシスト機能&デザイン

●約276万ドット相当、チルト可動式の倍率約0.7倍(35mm判換算)ファインダー搭載
ファインダー倍率約0.7倍(35mm判換算)の約276万ドット相当のファインダーを搭載。チルト機構を採用しているので、ローアングルでも無理のない姿勢で撮影に集中できるうえ、角度を少し変えれば普段とは違う構図の撮影が楽しめます。

●露出補正ダイヤル&フォーカスモードレバー
露出補正ダイヤルを天面のダイヤル部分に独立して設け、モードダイヤルと2段重ねで搭載。露出補正の操作や、補正値の確認がしやすくなりました。前後2ダイヤルを搭載することにより、ダイレクトな操作が可能になります。また、背面にフォーカスモードレバーを搭載。被写体の動きや撮影シーンに合わせてフォーカスモードを瞬時に切り換えられます。

●約124万ドットチルト式モニター
約124万ドットに高精細化した3.0型タッチパネル液晶を採用。上に約90度、下に約45度チルトするモニターで、自由度の高いフレーミングが可能です。


3.秒間30コマ連写で決定的瞬間をとらえる「4Kフォト」

●被写体の動きや顔を自動検出し、写真選択の手間を軽減する「4Kフォト オートマーキング」新搭載
4Kフォト撮影時、被写体の動きや顔を検出した箇所に自動でマーカーを設定し、1ファイル最大10個までマーカーを表示できます。被写体の特徴に応じて「動き優先」「顔優先」「オート」から選択できます。「動き優先」では電車が横切った時などを、「顔優先」では人物が振り向いた時などを優先してマーカーを表示。写真の選択がより簡単になります。
・次のような場合、撮影条件や被写体の状態によって、オートマーキング機能によるマーカーが設定されないときがあります。・流し撮りや手ブレなどでカメラが動いている ・顔が正面を向いていない ・被写体の動きが遅い/ 小さい、被写体が小さい
・オートマーキング機能によるマーカーは削除できません。
・4K連写ファイルを本機以外で動画分割して再び本機で再生すると、オートマーキング機能によるマーカーは、正しく表示されない場合があります。
・次の場合、オートマーキング機能によるマーカーは表示されません。[4Kプリ連写]で撮影した4K連写ファイル

●一連の動きを1枚の写真に合成する「4Kフォト 軌跡合成」新搭載
4Kフォトで撮影した一連の動きから、選択した画像を軌跡として1枚に合成する「軌跡合成」を新搭載。通常はPCソフトでの合成が必要ですが、カメラ内で簡単に画像を選び、合成できます。

●撮影後に好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」モード
「フォーカスセレクト」モードは、4Kフォト機能を利用して、フォーカスポイントを変えながら撮影し、撮影後、好きなフォーカスポイントの写真を自由に選べます。また、「フォーカス合成」機能を使えば、「フォーカスセレクト」モードを使って撮影後、フォーカス位置の異なる複数の画像を合成し、ピントの合った範囲を広げた写真を作れます。アクセサリーなどの小物、料理、昆虫、ミニチュア等の撮影に適しており、F値を絞り込んでも被写界深度が足りないときや、後から被写界深度を変えたいときに使っていただけます。合成に適した画像をカメラが自動で選択し、1枚の写真にする「自動合成」、ピントの合った範囲を任意で選ぶ「指定範囲合成」があります。

【上記以外の主な特長】
・スマートフォンとのかんたんペアリング、省エネで常時カメラと接続できる「Bluetooth(R) 4.2」
・高速・高精度な空間認識技術(DFDテクノロジー)による空間認識AF
・高精細4K30p動画/滑らかなFHD60p動画
・シャッターチャンスをとらえる0.5秒高速起動
・チャージユニットレスによる低衝撃・静音シャッター
・最大記録画素数の美しさで一瞬をとらえるAFS約9コマ/秒 高速連写
・こだわりの撮影に応えるブラケット機能(露出・WB・フォーカス・絞り)
・カメラ本体でRAW形式データをJPEGに現像 カメラ内RAW現像
・複数の写真を合成して印象的な写真を作れる比較明合成
・ワンタッチで開くスライド式ジャックカバー
・Bluetooth(R)接続のシャッターリモコンで、最大30分のB(バルブ)撮影