1.“GRレンズ 18.3mm F2.8”による優れた描写性能 ・小型化と高性能化を両立した28mm相当画角(35ミリ判換算)の“GRレンズ”を搭載。2枚の高精度非球面レンズと、高屈折率低分散ガラスを採用し、ディストーションや色収差の発生を抑制しながら、画像の周辺部までシャープな解像力と優れたコントラストを実現しています。F2.8開放から安心して使える、キレの良い描写に加えて、逆光耐性に優れ、単焦点レンズの醍醐味を堪能できます。 ・9枚羽根の虹彩絞りを採用することにより、開放付近では自然なボケ味による立体感のある描写が得られ、絞り込めば美しい光芒を写し込むことも可能です。 ・マニュアルもAUTO制御も可能な“NDフィルター”の搭載で、晴天の屋外においても開放絞りの使用を可能とし、写真表現の幅が広がります。 ![]() 2.大型イメージセンサーと“GR ENGINE V”、AWBと高感度ノイズを改善 ・ペンタックスブランドのデジタル一眼レフと同等の大きな撮像面積を持つ、APS-Cサイズ相当の大型CMOSイメージセンサーを採用し、有効約1620万画素の高精細画像を実現しています。 ・画像処理エンジン“GR ENGINE V”との組み合わせにより、最高ISO感度25600の高感度性能を実現しています。また、AWBのアルゴリズムを一新し、特に蛍光灯などの人工光源下におけるホワイトバランス精度向上や屋内外での緑被りを低減させています。さらに、高感度画像処理の再設計によりノイズを低減し、高感度画質の向上と、解像感と階調再現の描写に優れた、立体感とボケ味の味わえる画像が得られます。 ・“GRレンズ”と相性の良い最適なイメージセンサーを採用、さらに、解像感を重視したローパスフィルターレスとすることで、優れたレンズ特性をありのまま表現し、周辺部まで高画質でクリアな描写を可能にしています。 ![]() 3.「GR」シリーズ初のWi-FiとNFC機能を搭載 ・スマートフォンやタブレットなどの端末とワイヤレスで連携できるWi-Fi機能を搭載しています。また、NFCにも対応し、カメラにNFC機能搭載の端末をかざすだけで簡単にペアリングができます。 ・カメラ本体とほぼ同様の撮影設定をスマートフォンなどでもおこなえる“GR Remote”と、撮影画像の閲覧や転送が可能で、使いやすい操作感が特長の“Image Sync”の2種類のアプリケーションに対応しています。 ・「GR II」専用に開発したブラウザーアプリケーション“GR Remote”では、画像の閲覧・転送機能、ライブビュー画像を確認しながらのリモート撮影、絞りやシャッター速度、ISO感度などの基本設定に加えて、カメラ本体のメニュー画面をスマートフォン上でも表示して詳細な設定を変更することが可能です。さらに、各種設定を一度にまとめて変更することが可能な機能も備えるなど、「GR」シリーズらしい優れた操作性、カスタマイズ性をアプリケーション上でも実現しています。 ・“Image Sync”は、一眼レフにも使用することができ、画像の閲覧や複数画像の選択転送、SNSへのスムーズなアップロードが可能で、直感的なインターフェイスによる使いやすさが特長です。 ![]() 4.シャッターチャンスに強い速写性能 ・最適化されたレンズ駆動方式およびAFアルゴリズムや、イメージセンサーの高速読み出しにより約0.2秒注3の高速AFを実現しています。さらに、約1秒の高速起動により、撮りたい瞬間をとらえることが可能です。 ・最高約4コマ/秒での高速連続撮影が可能で、スポーツや動物撮影など、動きの速い被写体の一瞬の姿をとらえます。さらに、バッファメモリーの容量アップにより、RAW設定時には最大10枚まで連続撮影が可能です。 ・再生ボタン長押しでカメラを起動中でも、新たにこの状態からシャッターボタン半押しで撮影状態に移行することができます。 注3:CIPA規格に準じた測定条件による ![]() 5. ポケットサイズで自在な操作性を実現 ・Wi-Fi機能を内蔵しながら、「GR」と同等の小型サイズを実現しています。外装には軽量かつ高剛性なマグネシウム合金を採用し、握りやすさを重視したグリップなど、「GR」シリーズらしさを継承したデザインに仕上げています。 ・片手での操作が可能なボタン配置と、側面には“Fn(ファンクション)”ボタンとしても使用することができる”Wi-Fi + エフェクト“ボタンを搭載しています。「GR」と同様に絞りプレビュー機能を割り当てることも可能です。 ・ピント合わせに便利な“フォーカスアシスト”機能を搭載しています。画面拡大、ターゲット移動の機能を合わせることで、マニュアル操作時のアシストが可能です。 ・AFファンクション切り替えレバー&ボタンにより、親指でAFボタンを押し、コンティニュアスAF(C-AF)を効かせながら、レリーズボタンを押すことで、動く被写体に対して連続してピントの合った写真を撮ることができます。C-AFボタンを押している間は、連写モードにも自動的に入る設定が可能です。 ・ペンタックスブランドのデジタル一眼レフにも搭載されている独自の露出モード“TAvモード(シャッター&絞り優先AEモード)”を搭載しています。使用したいシャッター速度と絞りに応じて、適切な感度が自動的に設定されます。 ・撮影中の液晶モニターには、絞り値、シャッタースピード表示インジケーター、グリッドガイド、水平・垂直方向の二軸電子水準器も搭載しています。 ・大口径レンズを搭載しながらも、自動で開閉するレンズバリア機構を採用しているので、瞬時に撮影モードに移行できます。 ![]() 6.多彩な画像表現が楽しめるエフェクトモードを新たに6種類追加 ・カメラ内で画像にさまざまな加工処理を施し、多彩な画像表現が楽しめるエフェクトモードにパラメーターを自分好みに変更して撮影できる“明瞭コントロール”や “光沢コントロール”など新たに6種類を追加し、全17種類をカメラ側面のボタンからダイレクトに設定することが可能です。 <6種類の新画像エフェクト> ・明瞭コントロール:被写体の凹凸感や質感を調整して撮影します。[調色][明瞭度][彩度][周辺減光]の設定を変更可能です。 ・光沢コントロール:被写体の光沢感を調整して撮影します。[光沢度][彩度][コントラスト][シャープネス][周辺減光]の設定を変更可能です。 ・鮮やか:メリハリのある画像を撮影します。[彩度][コントラスト][シャープネス][周辺減光]の設定を変更可能です。 ・人物:人物の肌色に最適な色合いで撮影します。[彩度][コントラスト][シャープネス][周辺減光]の設定を変更可能です。フォーカスモードは“顔検出AF”になります。 ・雅(MIYABI):古風で鮮やかな色合いで撮影します。[彩度][コントラスト][シャープネス][周辺減光]の設定を変更可能です。 ・HDR調:細かなコントラストを強調して絵画的な印象に仕上げます。[調色][彩度][周辺減光]の設定を変更可能です。 ![]() 7.充実の撮影機能 ・RAW撮影後に、カメラ内で様々な画像調整、JPEG出力が可能なカメラ内RAW現像が可能です。新たに周辺光量設定の“ノーマル”と“オリジナル”を相互に選択できるようになりました。 ・夜空を一定の間隔で連続撮影し、それぞれの画像の高輝度画像データのみを抽出して合成できる、 “インターバル合成”機能を搭載しています。新たにRAWデータでの保存を可能にし、RAW現像による作品作りをサポートしています。星や月の光跡を風景と一緒に記録したいときに有効です。 ・ワイヤレス発光機能を新搭載しています。同様の機能を備えたペンタックスブランドのデジタル一眼レフ用外付けフラッシュ注4に対応し、スタジオなどでの本格的な撮影にも有効です。 ・夕日などの色成分を強調して撮影できるホワイトバランス調整モード“CTE”を新たに搭載しています。 ・白とび、黒つぶれを軽減する“ダイナミックレンジ補正”は、画素単位でのレベル補正が可能で、輝度境界部分の縁取りを限りなく低減し、階調表現豊かに仕上がります。 ・被写体との距離に合わせて自動的にマクロモードで撮影できる“オートマクロ機能” 注5や、より簡単で綺麗な人物撮影を楽しめる“顔検出優先AF”機能注6を備えています。(“オート撮影”モード、エフェクト“人物”設定時のみ) 注4:対応外付けフラッシュは、AF540FGZ II,AF360FGZ II,AF540FGZ,AF360FGZです。 注5:AFボタン使用時、もしくは“オート撮影”モード設定時のみ 注6:“オート撮影”モード、エフェクト“人物”設定時のみ ![]() 8.高画質・長時間撮影が可能なフルHD動画撮影機能 1920×1080(16:9)ピクセルで30fps(フレーム/秒)、記録形式にはH.264を採用した、高画質で長時間の撮影を可能にするフルHD動画撮影機能を備え、“GRレンズ”と大型イメージセンサーによるハイクオリティ映像が楽しめます。新たに動画撮影中の露出補正を可能にするとともに、“AFボタン”でのAFが可能になり、AFスピードも高速化しました。さらに、新採用の“鮮やか”と“人物”、”雅(MIYABI)”の3つのエフェクトモードは動画撮影時にも設定することが可能です。 ![]() |