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▼ 特徴

【もっと自由なフルサイズへ】
世界最小・最軽量(※1)の“Compact”ボディに、ソニーが持つフルサイズの妥協なき性能を搭載
α7シリーズに、"Compact"をコンセプトにした新たなシリーズ「α7C」が登場。世界最小・最軽量(※1)、約509g(※2)のコンパクトなボディを実現しました。しかも、かつてない小型・軽量ボディながら、ほしい機能はしっかり搭載。高画質、オートフォーカス性能、動画性能など、ソニーが持つフルサイズの妥協のない性能をどこへでも持ち運ぶことができます。
※1 光学式ボディ内手ブレ補正機構搭載のフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。2020年9月時点。ソニー調べ
※2 バッテリーとメモリーカードを含む

キットレンズも刷新し、ボディとの組み合わせでも世界最軽量(※1)のシステムを実現
α7Cのコンパクトさを最大限に生かすために、キットレンズ「FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)」も新開発。世界最小・最軽量(※2)となる約167gを実現し、ボディと組み合わせたときにも小型・軽量システムを実現しました。静止画はもちろん、動画撮影にも最適な設計が施されているので、キットレンズ1本で、機動力を生かしたさまざまな表現を楽しめます。
※1 SEL2860装着時、フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼カメラと同カメラ用のズーム交換レンズの組み合わせとして。2020年9月時点。ソニー調べ
※2 35mmフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラ用のズーム交換レンズとして。2020年9月時点。ソニー調べ

有効約2420万画素の35mmフルサイズ裏面照射型センサーとBIONZ X(ビオンズ エックス)を搭載
35mmフルサイズ裏面照射型「Exmor R(エクスモア アール)」CMOSセンサーと画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)により、高い解像性能や暗所性能、色再現の向上を実現しました。また、最高常用ISO感度51200により、解像感とノイズ低減を両立。ダイナミックレンジも約15ストップ(※)を実現しています。有効約2420万画素のフルサイズセンサーにより、あらゆる被写体は撮影シーンにおいて高い表現力が手に入ります。
※ 静止画撮影時。ソニー測定条件

α7Cに最適化された5.0段(※)の補正効果を実現する光学式5軸ボディ内手ブレ補正
α7Cのコンパクトボディに最適化された高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、手ブレ補正アルゴリズムを最適化することで、5.0段(※)の補正効果を実現。焦点距離が長くなるほど起こりやすい角度ブレ(Pitch/Yaw)に加え、マクロ撮影時などに顕著に現れるシフトブレ(X/Y)、夜景撮影時や動画撮影時などに目立つ回転ブレ(Roll)の5軸でブレを検出し、高い補正効果を発揮します。静止画撮影中の手ブレ補正効果はライブビュー映像で確認できるため、望遠撮影時やマクロ撮影時でも快適にフレーミングやピントを合わせられます。さらに、手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、マウントアダプターを介して装着可能なさまざまなレンズによる撮影にもボディ内手ブレ補正を使用可能。また、動画撮影時も5軸の手ブレ補正をします。
※ CIPA規格準拠、Pitch/Yaw方向、Planar T※ FE 50mm F1.4 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時

α7Cに最適化されたシャッターユニット
小型の電磁駆動シャッターを採用した新開発のシャッターユニットが、ボディのコンパクト化に貢献。また、カーボンファイバー製のシャッターカーテンにより、軽さと堅牢性が向上しています

堅牢性と軽量性を両立するモノコック構造を採用
車や航空機に採用されているモノコック構造を、α7Cにも採用。これにより堅牢性を担保しながらも、ボディの小型化と軽量化を実現しました。

α7シリーズとしては初(※)となる、選べる2色のカラーバリエーション
α7シリーズとしては初めて(※)、シルバーとブラックの2種類のカラーバリエーションをご用意。ライフスタイルや感性に寄り添う道具として、洗練されたデザインで自分の好みに合わせて選べます。
※ 2020年9月時点、ソニー調べ

【決定的瞬間を逃さないAF性能】
被写体を瞬時に捉えて離さない“4Dフォーカス”に対応
コンパクトボディでありながら、α9をはじめとしたプロフェッショナル機にも搭載されている“4Dフォーカス”に対応。広い範囲にすばやくしっかりフォーカスし続けることで、ピント合わせが難しいさまざまなシーンで被写体を瞬時に捉えます。

Wide:広い範囲の被写体をしっかり捉える
撮像領域の約93%をカバーする693点の像面位相差検出AFセンサーに加え、コントラストAF枠を425点に多分割化。高密度に配置されたAF測距点により、高い検出精度を実現しており、ピント合わせが難しいシーンでも広範囲・高密度に配置されたAFセンサーが被写体を高精度に捉えます。

Fast:自動ですばやくピント合わせ
高速性と追随性に優れた像面位相差AFと、高精度なコントラストAFを併用する「ファストハイブリッドAFシステム」を搭載。暗いシーンや、被写体の動きが速いシーンでも、被写体をスピーディーに捉えます。

Steadfast:動く被写体をしっかり追い続ける
イメージセンサーの高速読み出しと、本機に最適化された動体予測アルゴリズムにより、動く被写体に対しても高い追随性を実現。複雑な動きやスピードに緩急のある動体に対しても、高い精度で追いかけ続けます。

カメラまかせで被写体を自動で追い続ける「リアルタイムトラッキング(※1)」
AI(※2)を活用した「リアルタイムトラッキング(※1)」を搭載。静止画・動画を問わず、狙いたい被写体を指定し、シャッターボタンを半押しするだけで、カメラまかせで自動で追い続けます。色、模様(輝度)、被写体距離(奥行き)からなる空間情報をリアルタイムに高速処理。AF時の顔/瞳優先を「入」にしておけば、被写体が人物(※3)の場合、リアルタイムに顔/瞳情報を検出し続け、被写体の状況に応じてフォーカス枠を変化させます。また、カスタムキーに「押す間トラッキング」を割り当てれば、狙ったタイミングで追尾を開始することも可能。また、「タッチトラッキング」を設定しておけば、狙いたい被写体をモニター上でタッチするだけで追尾できます。
※1 メニュー上の名称は「トラッキング」です
※2 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています
※3 検出対象として動物を選択しているときは、リアルタイムトラッキングを選択することができません

AF-S、AF-A、DMFモード設定時でも、AF-ONを押せばリアルタイムトラッキングが自動的に作動
フォーカスモードがAF-S、AF-A、DMFに設定している場合でも、AF-ONを押せばリアルタイムトラッキングが作動するようになりました。たとえばAF-Sでスナップ撮影しているようなシーンで、瞬時にすばやい被写体を撮影したい場合に便利です。

瞳を捉え続ける「リアルタイム瞳AF」(人物)
AI(※1)を用いてリアルタイムに瞳を追いかけ続ける、「リアルタイム瞳AF」を搭載。AF時に「顔/瞳優先」を設定しておけば、カスタムキーだけでなく、シャッターボタンの半押しやAF-ONボタンを押した際にも瞳AFが作動します。さらに、リアルタイムトラッキング技術との併用により、動く被写体の瞳を高精度に捉えます。動きのある写真を撮影する際も、シャッターボタンを半押しした状態で高精度に瞳を追い続け、そのままシャッターを切ることができます。また、フォーカスする瞳を「オート」「右目」「左目」から選択したり、「右目/左目選択」でカスタムボタンを押すたびに左右を切り換える(※2)設定も可能です。
※1 機械学習を含むAI(人工知能)の技術を活用しています
※2 シャッター半押し中は、瞳の切り換えはできません

動物にも対応した「リアルタイム瞳AF(※)」
瞳を捉え続ける「リアルタイム瞳AF」が動物(※)の瞳にも対応し、高速・高精度に自動で追い続けます。これまでフォーカス枠をピンポイントに合わせることが難しく失敗しがちだった動物の撮影や、ペットの愛らしい瞳が格段に撮影しやすくなりました。カスタムボタンやシャッターボタンの半押し時など、さまざまなAFモードで対応します。
※ 静止画のみ。人物と動物ではモードの切り換えが必要です。すべての動物が対象ではありません。動画撮影時のリアルタイム瞳AFは、動物には対応していません
※ シーンや被写体の状態によってはうまくピントが合わない場合があります

最高約10コマ/秒(※1)のAF/AE追随高速連写と、最大223枚(※2)の連写を実現
最新のシャッターチャージユニットの採用に加え、画像処理システムの進化により、最高約10コマ/秒(※1)のAF/AE追随高速連写を実現。また、ライブビュー方式による最高約8コマ/秒(※1)の高速連写も可能です。連写中のファインダーや液晶モニターへの表示タイムラグを低減し、動きの激しい被写体でも安定してフレーミングできます。バッファーメモリーの大容量化やシステムの高速化、UHS-II対応のカードスロットの採用により、JPEG(ファイン)で約223枚、圧縮RAWは約115枚、非圧縮RAWでも約45枚の連続撮影(※2)を実現しました。
※1 連続撮影モード「Hi+」時に最高約10コマ/秒、 連続撮影モード「Hi」時に最高約8コマ/秒の高速連写が可能です。撮影設定によって最高連写速度が異なります
※2 連続撮影モード「Hi+」時。UHS-II対応のSDXCメモリーカード使用時。ソニー測定条件

シャッター音を出さずに最高約10コマ/秒の連写が可能(※1)
無音・無振動の電子シャッターを用いたサイレント撮影(※1)機能を搭載。サイレント撮影時もAF/AE追随最高約10コマ/秒(※2)の連写が可能です。演奏会のような静寂性が求められるシーンでも決定的瞬間を逃しません。また、メカシャッターのような振動も発生しないため、解像性能を最大限に引き出せます。
※1 高速で動く被写体の撮影やカメラを左右に振るなどカメラ本体を動かして撮影した場合に画像に歪みが起こることがあります
※2 連続撮影モード「Hi+」時に最高約10コマ/秒、 連続撮影モード「Hi」時に最高約8コマ/秒の高速連写が可能です。撮影設定によって最高連写速度が異なります

ちらつきを抑えて撮影できるフリッカーレス撮影(※)
蛍光灯などの人工光源の点滅によるちらつき(フリッカー)を検知し、その影響が少ないタイミングで静止画撮影が可能。高速シャッター時の画像の上下で生じる露出や色合いの差、連続撮影時の露出や色合いのばらつきを低減します。
※ 光源の点滅周期が100Hzか120Hzの場合のみフリッカーを検知できます。また、連続撮影速度が遅くなることがあります。サイレント撮影時、バルブ撮影中、動画撮影時はフリッカーレス撮影ができません

データ書き込み中でもさまざまな操作ができる
データ書き込み中の操作性が大幅に向上。連続撮影後のメモリーカードへの書き込み中でも、ファンクションメニュー上から撮影設定を変更できるほか、メニュー画面へのアクセスと設定変更(※)も可能です。再生画面へのアクセスもでき、連続撮影後すぐに撮影画像を確認できます。連写の書き込み残り枚数も表示されます。
※ データ書込み中にメニュー画面から変更可能な設定項目には制限があります

暗いシーンでも高いAF精度を実現
AFアルゴリズムの進化により「シングルAF(AF-S)」でのAF検出時の低輝度限界は、EV-4(ISO100相当/F2.0レンズ使用)を達成。暗いシーンでも高精度なAFを生かして撮影ができます。

タッチフォーカスとタッチシャッターによる直感的なフォーカス操作
スクリーンをタッチしてピントを合わせたい被写体を瞬時に選択可能なタッチフォーカスを搭載。ピント位置選択をより直感的に行え、画面端にいる被写体にも構図やフォーカスエリアの位置設定を変更することなく、タッチするだけでフォーカス位置を変更できます。動画撮影時にも有効です。また、マニュアルフォーカス時には、スクリーン上でピントを合わせたい箇所をダブルタップすることで拡大表示が可能です。タッチシャッターはタッチでフォーカスを合わせたのち、そのまま撮影ができるため、より直感的にカメラの操作を行うことができます。

直感的に被写体を選択し追いかけ続けるタッチトラッキング
直感的にすばやく被写体を捉えられるタッチトラッキングを搭載。モニター上の被写体にタッチするとリアルタイムトラッキングが作動し、被写体を自動追尾しピントを合わせ続けるため、手軽に精度の高いオートフォーカスを使用することができます。タッチトラッキングは動画撮影時でも有効です。

ファインダーをのぞきながらでも操作できるタッチパッド機能
スクリーンを指でドラッグして、フォーカス位置を移動できるタッチパッド機能を搭載。スクリーン上の指の移動量に応じてフォーカス位置が動くため、ファインダーをのぞきながらでもスムーズにフォーカス位置を移動させることができます。

フォーカス枠の色が変更できる
フォーカス枠の色を「ホワイト」と「レッド」から選べます。これまで被写体の色とフォーカス枠の色のコントラストが低く、フォーカス位置が分かりにくかったシーンでも、撮影シーンや被写体に応じて色を選択でき、ピント合わせも容易です。

動きの速いシーンのフォーカス位置を設定できる
フォーカス位置を上下左右端で循環できる設定を追加。たとえば、スポーツ撮影や野生動物など動きの速い被写体がAFエリアの端から端まで頻繁に移動する際、フォーカス位置を効率よく設定できます。

よく使うAFエリアやISOの範囲だけを表示できる
AFエリア設定時に、ユーザーが頻繁に使うフォーカスエリアの種類だけを表示する機能を追加。カスタムボタンに「フォーカスエリア切換」を割り当てた際にも限定表示が反映されます。ISO感度の設定画面においても、ユーザーが頻繁に使うISOの範囲だけを表示することができ、撮影時の設定変更を効率よく行えます。

シーンや被写体に合わせて使い分けられるフォーカス枠移動量設定
狙いたい被写体の動きに合わせて、静止画撮影時のフォーカス枠(スポット、拡張スポット時)の移動量をカスタム設定できるようになりました。メニューのAF枠の移動量から標準、大を切り換え可能です。

ピント拡大中にもAFが使用可能
静止画撮影中、ピントを合わせたいエリアを拡大表示中にオートフォーカスを使用することができます。液晶モニターとファインダーの両方で使用可能です。また、オートフォーカスでピントが合った状態から拡大表示することもできるため、精緻なピント確認ができます。

【動画撮影も4Kでキレイ】
4K(※1)高画質で動画をキレイに撮影できる
フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しで、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約2.4倍(※2)の豊富な情報量を凝縮して4K映像を出力。モアレやジャギーの少ない高い解像力の4K動画画質で撮影が可能。さらに画像処理システムの進化により、中高感度域においても優れた画質性能を発揮します。表現や用途に合わせてフォーマットをフルサイズとSuper 35mmから選択可能。4Kの記録フォーマットにはXAVC S(※1)を採用し、最大100Mbpsの高ビットレートでの高画質記録に対応しています。
※1 XAVC S記録方式での動画撮影時は、Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です。100Mbps記録時には、UHSスピードクラス3が必要です
※2 24p記録時。30p記録時は、約1.6倍です
※3 HDR(HLG)映像をテレビで表示する場合は、HDR(HLG)対応ソニー製テレビと本機をUSB接続しご覧ください

黒つぶれや白とびを抑えたリアルな映像が楽しめる
HDR対応のピクチャープロファイルとしてHLG(Hybrid Log-Gamma)(※)を搭載。HDR(HLG)対応テレビなら、カラーグレーディングをせずに黒つぶれや白とびを抑えたリアリティーある映像が楽しめます。また、従来に比べて広色域のBT.2020カラースペースに対応しています。4種類の設定値(HLG/HLG1/HLG2/HLG3)を搭載し、HLGはITU-R BT.2100相当の設定、HLG1/HLG2/HLG3はより広いダイナミックレンジを実現するガンマ設定。ダイナミックレンジとノイズのバランスがそれぞれ異なるので、シーンに合わせた使い分けができます。
※ HDR(HLG)映像をテレビで表示する場合は、HDR(HLG)対応ソニー製テレビと本機をUSB接続しご覧ください

思い通りの色再現ができるS-Log3
S-Log2に加えて、シャドーからミッドトーン(18%グレー)にかけての階調特性を重視したS-Log3を搭載。S-Log3設定時は、14ストップの広い再現域を確保。色域は、S-Gamutの色再現性を改善したS-Gamut3や、ネガフィルムに近づけて設計されたS-Gamut3.Cineにも対応。デジタルシネマの色域であるDCI-P3より若干広く設定されたS-Gamut3.CineとS-Log3を組み合わせれば、DCI-P3や709ビデオカラースペースをターゲットにしたカラーグレーディングでの色調整が容易です。

自然な映像でモニタリングできる、ガンマ表示アシスト
S-Log収録時にコントラストのある自然な映像でモニタリングできる、ガンマ表示アシスト機能を搭載。S-Log2、S-Log3はITU709(800%)相当に変換します。HLG収録時にも対応し、HLG(709)とHLG(BT.2020)を適用した動画は、それぞれのカラースペースに対応したモニターで表示したときと同等のコントラストを、本機のファインダーやモニターで再現できます。

動画撮影時のピント合わせも簡単に
動画撮影時もファストハイブリッドAFに対応し、動きの速い被写体に対してもスムーズで迷いのないピント合わせができます。静止画とほぼ同じAF範囲をカバーし、広範囲・高密度なAFが被写体を捉えて離しません。AFトランジション速度設定、AF乗り移り感度設定にも対応し、撮影者の意図に合わせたフォーカス表現が可能です。

動画撮影時も画面タッチでピントを合わせられる
動画撮影時も「タッチトラッキング」に対応。画面上でフォーカスしたい被写体をタッチすれば、色、模様(輝度)、距離(奥行き)、顔情報を分析しながら、精度よくスムーズに被写体を追い続けます。

カメラまかせのフォーカスワークを可能にするきめ細かいAF設定
きめ細かな設定が可能な「AFトランジション速度」と「AF乗り移り感度」を搭載。AFトランジション速度は、映像を見る人の視点を自然に操るラックフォーカスのような演出の際に有効で、「7段階」で速度調整が可能です。「AF乗り移り感度」は、AF対象の被写体を瞬時に切り換えたり、粘り強く追いかけたりする感度調整が「5段階」で設定できるほか、どちらもあらかじめカスタムキーに割り当てておくことで、撮影中にも瞬時に設定を切り換えることが可能です。

動画撮影でも瞳を追いかける「リアルタイム瞳AF」(人物)
動画撮影中も人物の瞳を認識し、追い続けることができます。高い精度で自動的に瞳にピントを合わせ続けるため、撮影時に構図に集中できます。静止画同様にリアルタイムトラッキング技術との併用により、画面内の任意の場所にいる人物を自動追尾し、瞳を認識すればリアルタイム瞳AFで追いかけることが可能です。動画撮影中 「AF時の顔/瞳優先」が「入」の時に自動的に瞳を追いかけ、「顔/瞳枠表示」を「入」にしておくと、追いかけている瞳に白色の瞳枠が表示されます。また、動画でも「タッチトラッキング」や瞳の「左右選択」にも対応しています。
※ デフォルト設定の「顔/瞳枠表示」が「切」の状態では、瞳を追随していても白枠は非表示です
※ 動画撮影時のリアルタイム瞳AFは、動物には対応していません

高品質なスローモーションが撮影できる
100Mbpsの高ビットレートでフルHD 120p撮影ができるため、高品質のスローモーション映像が撮影可能です。

遅回し・早回し撮影ができる「スロー&クイックモーション」(※)
スローモーションとクイックモーション撮影が可能な撮影モード「スロー&クイックモーション」(※)を搭載。撮影フレームレートを1fpsから120fpsまでの8段階から選択でき、最大60倍までのクイックモーションと、最大5倍までのスローモーションを最大50MbpsのフルHDで記録できます。記録時のフレームレートは24p、30p、60pから選択可能。また、ポストプロダクションなしで撮影直後でもスロー効果やクイック効果をチェックできます。
※ 音声記録はできません。Class 10以上のSDHC/SDXCカードが必要です

自由な角度で撮影できる、自撮りにも便利なバリアングル液晶モニター
バリアングルタイプの横開き背面モニターを搭載。横方向に176度、上方向180度、下方向90度と自在に可動するバリアングル機構で、動画撮影時の手持ち撮影や、状況記録用の自撮り、また地面すれすれのローポジションでの迫力ある撮影など、状況に応じた自由なポジションやアングルでの撮影が楽しめます。

動画撮影時に押しやすいMOVIEボタン
さまざまな撮影アングルからの操作性を考慮し、MOVIEボタンをボディ上面に配置。動画撮影で多いウエストポジションでの撮影時も、ボタンへアクセスしやすい配置にしました。さらに、カスタムキーとして機能を割り当てることも可能です。

デジタルオーディオインターフェースに対応
カメラ本体のマルチインターフェースシューに、「デジタルオーディオインターフェース」を追加。これにより、デジタルショットガンマイクロホン「ECM-B1M(別売)」やXLRアダプターキット「XLR-K3M(別売)」との組み合わせで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送し、劣化のない高音質録音を実現します。また、従来のマルチインターフェースシュー接続と同様にケーブルフリー・バッテリーフリー仕様のため、動画撮影時の自由度を高めます。

ピントが合った部分がひと目でわかるピーキング機能
ピントが合った部分の輪郭を指定した色で強調する、ピーキング機能の検出精度が向上。厳密なピント合わせを行うマクロ撮影やポートレート撮影などで、ピントの山がつかみやすくなりました。また、ピーキング色(赤、黄、白)に青色を追加。暖色系の被写体に対して、寒色系の青色ピーキング色を選択することにより、さまざまな被写体で厳密なピント合わせが行えます。

ピント拡大の倍率を好みに合わせて設定できる
動画撮影時、ピント拡大の初期倍率を設定できます。現状の1倍から4倍に加え、4倍のみも追加。よく使う倍率に設定することにより、ピント拡大の操作回数を最小限に抑えることができます。

XAVC Sファイルの名称を設定できる
静止画同様に、カメラの設定メニューで撮影する動画ファイル名に任意のプレフィックスを事前に指定できます。複数台のカメラで撮影する現場では、撮影に用いた機材の識別などに使えて便利です。また複数のメモリーカードを入れ換えながら使用する際は、あらかじめメニューで「連番」でナンバリングを設定しておくことで、ファイル番号の重複を防ぐことができ編集時のワークフローを円滑化します。

長時間撮影に便利な「自動電源OFF温度」設定
撮影時にカメラの電源が自動で切れる温度を設定できます。自動電源OFF温度を「高」にすることで、より長時間の動画撮影が可能になります。
※ 手持ちで撮影するときは、[自動電源OFF温度]を[標準]に設定してください。[自動電源OFF温度]を[高]に設定するときは、三脚などをご使用ください。また、[自動電源OFF温度]を[高]にしても環境やカメラの温度によっては、撮影可能時間が変わらないことがあります

【快適に使える便利機能】
最大740枚(※)撮影可能なスタミナ性能
コンパクトなボディにも関わらず、高容量の「NP-FZ100」を採用することで、液晶モニター使用時で740枚(※)、ファインダー使用時で680枚(※)の撮影が可能です。また、最大4個のバッテリーを収納できるマルチバッテリーアダプターキット「NPA-MQZ1K(別売)」にも対応し、長時間撮影をしっかりサポートします。
※ CIPA規格準拠。液晶画面をON、ズームをW側、T側、それぞれ交互に端点まで移動を繰り返し、2回に1回フラッシュを発光、10回に1回電源をON/OFFして、30秒ごとに1回撮影

モバイルバッテリーなどによるUSB給電に対応
USB Type-C(TM)端子を利用して給電することができます。モバイルバッテリーなどから電力を供給しながら撮影できるので(※)、長時間の撮影でも安心です。
※ USB給電を行う際には、バッテリーをカメラに挿入してください

タッチで直感的にピントを合わせられるバリアングル液晶モニター
「タッチトラッキング」に対応したバリアングル液晶モニターを搭載。シャッターボタンに手が届きにくいハイアングルでの撮影や、地面すれすれのローポジションでの撮影時でも、画面上でフォーカスしたい被写体をタッチすれば、精度よくスムーズに被写体へのピント合わせが可能です。

高精細かつ自然に表示する高画質モード
ファインダーや液晶モニターの表示画質モードは「標準」と「高画質」から選択できます。「高画質」モードは、有効約2420万画素のイメージセンサーで得られる情報量を最大限に活用し、より高精細かつ自然に表示されるので、細かくピント確認したいときに効果的です。スタミナを優先する場合は「標準」モードがおすすめです。

ありのままの色を再現する約235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder(トゥルー ファインダー)」搭載
有機ELを採用した約235万ドットの「XGA OLED Tru-Finder(トゥルー ファインダー)」を搭載。XGAの高解像度と自発光方式ならではの忠実な黒を再現する高コントラストで、被写体の細部まで表示します。また、ファインダーフレームレートを「標準(60fps)」「高速(120fps)」から選択できます。

よく使う機能を登録できるマイダイヤル設定
よく使う機能を後ダイヤルとコントロールホイールにそれぞれ割り当てて、その組み合わせを「マイダイヤル」として3つまで登録できます。登録した「マイダイヤル」は、あらかじめ設定したカスタムキーを押すことで、すばやく呼び出したり、切り換えたりできます。

見たい画像へ手軽にスキップできる
撮影した画像の再生時に、表示されている画像より10、100枚目にジャンプ移動して再生可能です。画像送り設定は1、10、100枚から選択でき、たくさんの画像の中から目的の画像を効率よく探せます。

Fn(ファンクション)ボタンのカスタマイズ性がアップ
Fn(ファンクション)ボタンで呼び出す機能を、静止画と動画撮影時でそれぞれ分けて登録できます。

さらに自由度を高めたボタンカスタマイズ機能
ボタン配置や機能を自分好みに変えられるカスタマイズ機能が充実。115種類の機能を7個のカスタムボタンに登録可能です。静止画撮影時用、動画撮影時用、再生時用とそれぞれのモードごとに異なる機能を割り当てることもできます。

使いたい機能がすぐに見つかるマイメニュー
頻繁に使うメニュー項目を最大30個までカスタマイズ登録できる、マイメニュー登録機能を搭載。使用頻度の高い順に入れ換えたり、使用しなくなった項目の削除も可能なので、自分の使いかたに合わせて最適なメニューを作成できます。

タフな環境でも負けないフルマグネシウム合金ボディ
過酷な環境下での使用にも耐えられる堅牢なボディを実現するため、トップカバー、フロントカバー、 内部フレームに加えて、リアカバーにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。高い堅牢性と軽量化を両立しています。

ほこりや水滴に強い防塵・防滴に配慮した設計(※)
主要な操作ボタンやダイヤルにシーリング処理を施し、各キャビネット部品のあわせ目を凹凸にすることで2重構造化。ボディ全体にわたりシーリングを効果的に施し、ほこりや水滴が浸入しにくい防塵・防滴に配慮した設計(※)により、厳しい環境下での撮影を可能にしています。
※ 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません

【写真や動画を手軽にスマホに】
モバイル機器にすばやく接続してファイルを転送
カメラ本体の無線LAN機能が進化し、従来の2.4GHz帯域に加え、新たに5GHz帯域での転送が可能な「11ac」規格もサポート(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)。これにより、5GHz(※1)のメリットである電波干渉の少ない安定かつ高速なデータ転送が選択可能です。また、NFC対応のモバイル端末とカメラをタッチするだけで、静止画や動画(※2)の転送が可能。NFC非対応のモバイル端末であっても、QRコードを読み込むだけで簡単に接続することが可能です。
※1 お使いいただく国や地域により、屋外における5GHz帯でのPCリモート撮影時の「Wi-Fi Direct」接続は、制約がある場合があります。その場合は、MENUから「ネットワーク」を選択し、「Wi-Fi 設定」で使用する帯域を2.4GHz帯に設定してください
※2 スマートフォンまたはタブレットに「Imaging Edge Mobile」アプリ(Ver.7.2以降)をインストールする必要があります

カメラの電源OFF時もスマートフォン転送が可能
モバイル端末を用いたデータ転送機能がさらに便利になりました。あらかじめ設定しておくことで(※)、カメラの電源がOFFになっていても、カメラ内のSDメモリーカードに保存されている撮影画像をWi-Fi転送できます。モバイル端末にインストールした「Imaging Edge Mobile(イメージング エッジ モバイル)」アプリでカメラとBluetoothでペアリングしたのち、アプリを操作し、必要な画像を選択します。
※ カメラのスマートフォン転送機能で「電源OFF時の接続」が入の場合で、カメラとモバイル端末が「Imaging Edge Mobile」アプリを経由してBluetoothでペアリング済であることが必要です

オンライン会議やライブ配信のウェブカメラとして
α7Cをパソコン(※1)(※2)にUSBで接続することにより、ウェブカメラとして使用することができます。大型センサーと多様な交換レンズによる印象的な映像や高いオートフォーカス性能など、ユニークで多彩な機能をオンライン会議やライブ配信、そして大切な人とのテレビ通話などの際に活用していただくことができます。
※1 対応OS Windows(R)10 64bit
※2 ソニー製カメラを高画質ウェブカメラとして簡単に活用できるPCアプリケーション『Imaging Edge Webcam』(イメージングエッジウェブカム)をインストールしていただく必要があります

スマートフォンでシャッターを切るなどのリモコン操作ができる
「Imaging Edge Mobile」アプリを使うことで、カメラに映っている画像をスマートフォン上で確認しながら、リモート撮影をすることができます。離れたところにカメラを置いた記念撮影はもちろん、夜景や水の流れなどの長時間露光やマクロ撮影など、カメラに直接触れたくないシーンでの静止画や動画の撮影が便利になります。

リモートコマンダー「RMT-P1BT」対応
Bluetooth対応のワイヤレスリモートコマンダー「RMT-P1BT」に対応。障害物や周辺光を気にすることなくリモート操作ができるので、思い通りに撮影のセッティングが行えます。また、ワイヤレスリモコンを活用することで、手ブレやシャッターブレなどを低減できます。

USB接続時のデータ転送を高速化
USB 3.2 Gen 1 対応 USB Type-C(TM)端子を搭載。PCリモート接続時の高速画像転送を可能にし、ファイルサイズの大きな画像もスムーズに転送できます。

【その他の転送機能】
バックグラウンド転送にも対応したFTP転送機能
撮影した静止画ファイルを選択し、指定した遠隔のFTPサーバーにWi-Fi経由で転送できます。また、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)に対応し、SSLまたはTLSで暗号化したデータを送受信できるため、高いセキュリティーを確保しています。

FTP転送をもっと使いやすく
静止画撮影時や画像再生中にバックグラウンドでの無線FTP転送が可能になりました。また、プロテクト画像など転送対象画像の指定、カスタムキーアサインなどによる1枚転送機能や撮影時の自動転送設定、ファイルフォーマット(JPEG/RAW)の指定など、操作性が大幅に向上しています。

ファイル転送に便利なサーバー設定登録
FTPサーバーを事前に9個登録できます。FTPサーバー上の転送先フォルダ構成も任意に設定できるなど、利便性を向上させています。