1. フルサイズイメージセンサーの圧倒的な画質と表現力を、コンパクトなボディに凝縮

    『α7R』:圧倒的解像力を世界最小最軽量※2ボディに凝縮
    『α7』の上位機種となる本機は、プロフェッショナルおよびハイアマチュア向けに最高の解像感を追求し、有効約3640万画素のフルサイズExmor CMOSイメージセンサーを搭載しました。本機は、光学ローパスフィルターレス仕様とすることで、レンズが捉えた光を直接イメージセンサーに結像でき、さらにα史上最高解像度のイメージセンサーと組み合わせることで、細かな自然物などを優れた解像感で再現します。本機は、フルサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタル一眼カメラとして世界最小最軽量※2の本体質量約407gを実現しています。



  2. 新世代画像処理エンジンBIONZ Xの高速処理による、高画質と優れた質感描写

    『α7』シリーズは、従来比約3倍の高速処理性能を実現する新世代の画像処理エンジン BIONZ Xを搭載しています。この高速処理に加え、ソニーがこれまでカメラ開発によって培ってきた技術やノウハウを『α7』シリーズに凝縮し、高画質や優れた質感描写を実現しています。具体的には、忠実で自然な描写を実現する「ディテールリプロダクション技術」で細部までの質感描写力を大幅に向上させました。また、近距離から遠距離までピントを合わせるパンフォーカスのような深い被写界深度での撮影時に起こる回折現象を、絞り値に応じた最適なフィルター処理で点像を復元し、解像感を高める「回折低減処理」など、最新の画像処理技術を結集して、優れた質感描写を実現しています。

    ※回折現象:光の回り込みによって、本来「点」であるべき被写体がぼけたりにじんで見える現象のことを指します。この現象は小絞りぼけとも呼ばれ、絞りを絞る(深度を深く取る)ほど、また画素サイズが小さい(多画素)ほど症状が顕著になります。


  3. 進化した、高速かつ高精度なAF

    『α7』、『α7R』両機には、合焦精度の高いコントラスト検出方式AFに、フォーカシングのためのレンズ駆動を最適にコントロールする空間被写体検出アルゴリズムを新たに採用した、新開発の「ファストインテリジェントAF」を搭載しました。BIONZ Xの高速処理と合わせることで、高速かつ高精度なAFが可能となり、合焦時間を従来比最大約35%短縮(約1.6倍高速化)※3しました。


  4. デザインと高い操作性

    ・『α7』と『α7R』は、道具としての本質の追求と凝縮感のあるデザインをテーマに、操作性と信頼性を高める本体設計をしました。
    ・撮影者との接点となるファインダーには高コントラスト・高解像度のXGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)を搭載しました。従来比で、コントラスト比が約3倍、輝度が約30%向上し、視認性がさらに高まりました。有機ELの特徴を活かし、自然な画質を実現します。また、ファインダー上にカメラの設定値を映し出せるため、撮影前に確認できます。


    ・ファインダーを覗きながら直感的に、瞬時に設定を変更することができる前後ダイヤル、コントロールホイール、露出補正ダイヤルを搭載し、計9つのボタンに46の機能から好みの機能を割り当てることができるボタンカスタマイズ機能も搭載しています。


    ・ボディには高剛性マグネシウム合金を採用※4し、高い堅牢性と軽量化を実現。さらに、α[Aマウント]の最上位機種『α99』と同等の防塵・防滴に配慮した設計により、タフな使用にも十分耐えられる信頼性を実現しました。

  5. AVC HD Full HD 60p/24p 動画撮影に対応

    ・フルサイズイメージセンサーの高画質を活かした動画撮影にもソニーのこだわりの機能を活用できます。
    ・『α7』と『α7R』は、AVC HD Ver.2.0に準拠したFull HD60p/24pの動画記録に対応。HDMI同時出力が可能なため、外部モニターでの映像確認や外部機器での記録を行えます。また、ソニーならではの“音”へのこだわりとして、マルチインターフェースシューに対応したXLRアダプターキット「XLR-K1M」を用いることで、XLR端子機器からの音声の入力が可能となるほか、音声レベル表示・録音レベルコントロール機能やヘッドホン端子も搭載しており、音声を確認しながらの高品質な収録音のモニターが可能です。

  6. モバイル機器との連携やPlayMemories Camera Appsにも対応。新アプリ追加。

    ・Wi-Fi機能およびNFC機能を搭載し、『α7』シリーズをワンタッチで簡単にスマートフォンやタブレットとWi-Fi接続することができます。
    ・『α7』シリーズは、好みに応じてさまざまな機能を追加できるアプリケーションダウンロードサービスPlayMemories Camera Appsに対応しており、カメラを使う楽しみが広がります。
    ・今回、PlayMemories Camera Appsに、従来は専門の知識とノウハウを必要とした多重露光撮影を、テーマを選ぶだけで撮影できる「多重露光」を追加します。また、「スマートリモコン」※5は、シャッタースピードなどの撮影設定やピント確認が可能な拡大表示などに加えて、今回新たにズーム操作およびフラッシュの設定が可能となりました。
    詳しくは、PlayMemories Camera Appsのサイトをご覧ください。



    ※「スマートリモコンVer.2.10」は、最新のPlayMemories Mobileをスマートフォンにインストールすることで利用できます。
    ※2 35mmフルサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタル一眼カメラとして(2013年10月16日広報発表時点、ソニー調べ)。世界最小最軽量は『α7R』。『α7』のサイズは、『α7R』と同じ。
    ※3『NEX-7』との比較において。
    ※4『α7R』はトップ・フロントカバーと内部構造体に、『α7』はトップカバーと内部構造体にマグネシウム合金を使用。
    ※5 『α7』シリーズは、カメラに最新の「スマートリモコン」をインストールすることで、API「Camera Remote API beta」に対応します。詳しくはCamera Remote Apps Developer Programのサイトをご覧ください。