●最高ISO409600の圧倒的高感度、広いダイナミックレンジによる高画質撮影
圧巻の高感度・低ノイズを実現する有効約1220万画素の35mmフルサイズセンサーと画像処理エンジンBIONZ Xにより最高ISO409600の圧倒的高感度を実現。暗所でもノイズの少ない高画質撮影ができるだけでなく、スポーツシーンなどで高速シャッターがきれるため、撮影表現の幅が広がります。さらにこのイメージセンサーでは入射光量に合わせて入力される信号のレベルをセンサー内部で最適化することができるため、低感度が必要とされる明るいシーンから高感度が必要とされる暗いシーンまで、全ての感度域で広いダイナミックレンジを実現しています。静止画、動画どちらでも圧倒的高感度・低ノイズと広いダイナミックレンジによる高画質撮影が可能です。


●有効約1220万画素35mmフルサイズCMOSセンサー
有効約1220万画素35mmフルサイズセンサーは、ゆとりある画素サイズに加えて、ギャップレスオンチップレンズ構造やシールガラス上のARコート(反射防止膜)、高集光プロセス技術、ワイドフォトダイオード設計技術などソニーの持ちうるイメージセンサー技術を結集し、高感度・低ノイズを実現。さらにこのイメージセンサーは入射光量に合わせて入力される信号のレベルをセンサー内部で最適化することにより、常用ISO感度100-102400、拡張50~409600という全ての感度領域で、高感度・低ノイズに加えて広いダイナミックレンジを実現しています。


●高速画像処理エンジンBIONZ X
高い処理速度を誇る画像処理エンジンBIONZ Xを搭載。見たままに忠実な描写を可能にする「ディテールリプロダクション技術」や絞りこんだ撮影でも解像感を損なわない「回折低減処理」、画像を特徴あるエリアに分けて適応的にノイズを低減する「エリア分割ノイズリダクション」など、イメージセンサーに合わせて最適なチューニングを施し、圧倒的な質感描写力による高画質を実現します。


●画素加算のない全画素読み出しによる高解像度4K動画記録
フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しによる4K(QFHD:3840×2160)動画本体内記録に対応。フルサイズならではの表現力はそのままに、全画素情報を間引きや加算なく読み出して使用するため、モアレやジャギーを抑えた、より解像感の高い4K動画画質を実現。圧倒的な高感度・低ノイズ性能、広いダイナミックレンジと合わせて様々なシーンで高画質4K動画記録を実現します。
フルHD撮影時*にも画素加算のない全画素読み出しに対応。フルHD (1920×1080)に必要な画素数の約5倍の豊富な情報量を凝縮して映像を出力するためオーバーサンプリング効果により高画質なフルHD動画画質を実現しています。
*24p/30p設定時


●S-Log/S-Gamut
S-Log2に加えて、Cineonガンマの特性により近いS-Log3を搭載。色域にはS-Gamutから色再現性に改善を加えたS-Gamut3、フィルム撮影のネガフィルムをスキャンしたものに近づけて設計されたS-Gamut3.Cineにも新たに対応。デジタルシネマの色域であるDCI-P3より若干広く設定されたS-Gamut3.CineとS-Log3の組みあわせであればDCI-P3や709ビデオカラースペースをターゲットにしたカラーグレーディングでの色調整が容易で扱いやすくなっています。もちろん使用用途に合わせてS-Log2/S-Gamutも選択が可能です。またS-Log3設定時は14ストップという再現域を確保しています。


●フルHD 120fpsハイフレームレート記録と4倍/5倍スローモーション動画記録
画素加算のない全画素読み出しによる高画質なフルHD映像*で120fpsハイフレームレート記録機能を搭載。最大100Mbpsの高ビットレートでの記録が可能です。さらに本体内で24p/30p記録を選択することで4倍/5倍のスローモーション動画記録も可能です。
*画角はフルHDに必要な画素数領域にクロップします。

●光学式5軸ボディ内手ブレ補正
α7R II、α7 IIで好評の光学式5軸手ブレ補正を搭載。一番影響が大きく焦点距離が長くなるほど起こりやすい角度ブレ(Pitch/Yaw)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなるにしたがって顕著に表れるシフトブレ(X/Y)、夜景撮影時や動画撮影時などに目立つ回転ブレ(Roll)など、様々なブレに対して5軸でブレを検出し補正します。補正効果も4.5段*を実現し圧倒的高感度性能と合わせて手持ちによる撮影の自由度を更に高めています。また動画撮影時でも静止画撮影時と同様に5軸で手ブレを補正するため精度の高い手ブレ補正を実現しています。
*CIPA規格準拠、Pitch/Yaw方向、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時。




●さまざまなレンズで手ブレを補正
ボディ内手ブレ補正搭載により装着可能なさまざまなレンズで手ブレを補正することができます。手ブレ補正非搭載のEマウントレンズはもちろん、マウントアダプターを介してAマウントレンズを使用する際にもボディ内手ブレ補正を使用することができるため、レンズの描写力を最大限引き出すことが可能です。また手ブレ補正搭載Eマウントレンズ装着時にはレンズ側の角度ブレ補正(Pitch/Yaw)はレンズ側で行い、残りの3軸はボディ側で補正することで、最適な5軸手ブレ補正を実現します。


●ライブビュー映像で手ブレ補正効果を確認可能
静止画撮影中の手ブレ補正の効果はシャッターボタン半押し中およびピント拡大機能やMFアシストによる拡大表示中にライブビュー映像で確認することができます。望遠撮影時やマクロ撮影時など安定したライブビュー映像を確認しながらストレスなくフレーミングやピント合わせができます。

●速度・精度ともに向上したファストインテリジェントAF
高速・高精度AFを実現するファストインテリジェントAFが進化。従来の25点AF枠を中央の9点だけ更に細分化し、TTLで169のAF枠配置を実現しました。これにより、被写体の検出精度が大幅に向上。高速かつ精度の高いフォーカシングを実現しました。またイメージセンサーの圧倒的高感度性能により、-4EVの低照度環境下でも合焦可能なため、肉眼で確認が難しい暗所での撮影でも高速かつ高精度なAFが可能です。さらに、AF枠表示が細分化されることにより、被写体のどこにフォーカスが合っているかを確認しながら撮影をすることができます。
また、動画撮影時でも高速かつ高精度なフォーカスを実現。低照度環境下においても静止画撮影同様にスムーズかつ精度の高いフォーカシングが可能です。


●サイレント撮影機能
シャッター音を消音できるサイレント撮影機能を搭載。野生動物の撮影やコンサートなど静粛性が求められるシーンに最適です。またサイレント撮影時の5コマ/秒連写*にも対応。より様々なシーンで一瞬を逃さず撮影することができます。さらにカスタムボタンにもサイレント撮影機能をアサインできるため、より直観的にオン/オフを切り替えることができます。
*AF固定

●約50万回レリーズ耐久性を実現した高耐久・低振動シャッター
ブレーキ機構を採用した低振動シャッターを搭載。メカ先幕/後幕どちらも走行時の振動を約50%低減。これによりシャッター音の静音化を実現しながら、約50万回*のレリーズ耐久性も実現しました。
*ソニー内部の試験条件にて、電子先幕シャッター時。

●高い堅牢性を実現するフルマグネシウム合金ボディ
より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレームに加えて、リヤカバーにも軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金を採用。高い堅牢性と軽量化を両立しています。


●操作性・信頼性の進化
・握りやすさを追求したグリップとレリーズボタン
・モードダイヤルロック機構の追加
・さまざまなレンズ使用に配慮した剛性の高いマウント構造