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▼ 特徴

主な特長1:一眼レフのメカ構造の限界を超えた新次元の高速性能
新開発のメモリー内蔵 35mm フルサイズ積層型 CMOS イメージセンサーは、ソニーが培った先進のデバイス技術
を結集し、フルサイズセンサーとして世界で初めて(※1) 積層構造を採用。進化した画像処理エンジン BIONZ XTM と の組み合わせで、新次元の高速性能を実現しています。

●メモリー内蔵 35mm フルサイズ積層型 CMOS イメージセンサー
回路部を画素領域と別の層に積層配置することにより、高速信号処理回路を大幅に拡張しています。さらに、高 速に読み出された膨大な出力信号を内蔵メモリーに一時保管することで、信号を滞らせることなく高速に処理が できるため、画素領域からの読み出しスピードは従来機比 20 倍(※2) 以上に高速化しています。 その結果、BIONZ X との組み合わせで、最大 60 回/秒(※3)の演算を行う AF/AE 追従の最高 20 コマ/秒(※4)のブラックアウトフリー連続 撮影(※5)、や、最高 1/32000 秒(※6)の動体歪みを極限まで抑える(※7)アンチディスト-ションシャッターなど、データ量 の多いフルサイズでありながら一眼レフのメカ構造の性能の限界を超える新次元の高速性能を実現しています。

●進化した画像処理エンジン BIONZ X
イメージセンサーの高速読み出しを最大限に活用するために、BIONZ X も進化。従来機比約 1.8 倍(※8)の高速処 理性能を実現し、フロントエンド LSI との組み合わせで、AF/AE の検出・処理速度の向上、顔/瞳検出の速度/精 度向上、EVF の表示遅延の最小化など、『α9』の高速性能に寄与しています。また、バッファメモリーの大容量化 により、高速連写における高い連写持続性能も実現させています。

「光を捉え続ける」革新的なシステムが実現する新次元の機能
(※『α9』はメカシャッターも搭載していますが、本機能の内容は電子シャッター動作時を前提としています。)

●最高 20 コマ/秒(※4)連続撮影
読み出し速度が大幅に高速化された新開発のイメージセンサーにより、データ量が膨大になるフルサイズ機であ るにも関わらず、最高 20 コマ/秒(※4)の連続撮影が可能になります。これまでの連写速度では撮り逃していたコマ 間の一瞬の動きも、より確実に捉えることができます。バッファメモリーの大容量化やシステムの高速化、UHS-II の採用などにより 20 コマ/秒連写(※4)で圧縮 RAW 約 241 枚(※9)/JPEG 約 362 枚(※10)の連続撮影可能枚数も実現し ています。スポーツ撮影などにおいて、タイミングを逃すことなく安心して撮影いただけます。

●ブラックアウトフリー撮影(※5)
ブラックアウトとは静止画撮像中のミラーアップによるファインダー像の消失を指しますが、シャッターレリーズ時に OVF(光学式ファインダー)機がブラックアウトするのに対して本機はブラックアウトすることがないため、連続撮影 中もまるで肉眼で被写体を捉えているかのような感覚で、シームレスに被写体を捉えながら撮影できます。また、 新開発のイメージセンサーの高速読み出しが、撮影中の EVF/液晶モニターへのライブビュー反映を 60fps の頻 度で行うため、これまで EVF の弱点であった実際の被写体の動きとの表示レイテンシーを極限まで抑え、狙った 一瞬を逃しません。さらに、EVF は撮影設定をライブビュー上で反映するため、あらかじめ作画イメージを確認し
ながら撮影できます。ブラックアウトフリー撮影によって、被写体の動きが高速かつ不規則なスポーツ撮影に加え
て、被写体の表情の変化を一瞬でも見逃したくないポートレート撮影など、様々なプロの現場において、これまで にない撮影体験を提供します。

●最大 60 回/秒(※3)の演算による AF/AE 追従
E マウント機ならではのミラーレス構造と、今回の新開発イメージセンサーの読み出し高速化により、最高 20 コマ/ 秒(※4)連写時において、シャッターレリーズタイミングに関わらず、最大 60 回/秒(※3)の頻度で AF/AE 演算を行うた め、複雑な動きでスピードに緩急のある動体に対しても高い精度で AF 追従し続けます。同時に、急激な輝度変 化に対しても即時に反映し、適正露出を保つことができます。

●無音、無振動のアンチディストーションシャッター(※8)
電子シャッター(※8)では、ミラーやメカシャッターの駆動音が発生しないため、サイレント撮影(※11)ができます。これま ではシャッター音を伴う撮影が憚られた、スポーツの決定的なシーンなど、撮影領域の幅が広がります。同時に、 シャッター振動も発生しないので、解像感への影響を最小限にとどめ、高画質に撮影できます。さらに、新開発の イメージセンサーの高速読み出しにより、電子シャッター(※8)でありながら、動体歪みを抑えた(※7)静止画撮影が可 能です。

主な特長2:フルサイズ有効約 2420 万画素 最高 ISO204800(※12)までの高感度 広いダイナミックレンジによ る高画質
新開発の有効約 2420 万画素のメモリー内蔵 35mm フルサイズ積層型 CMOS イメージセンサーの裏面照射構造 と、進化した画像処理エンジン BIONZ X との組み合わせで、広い感度域での高画質性能を実現しています。

●高い感度性能、高解像性能を両立するフルサイズ積層型 CMOS イメージセンサー
裏面照射構造の高い感度特性に加え、ギャップレスオンチップレンズ構造やシールガラス上の AR コート(反射防 止膜))などソニーの持つイメージセンサー技術を結集することで、常用 ISO100-51200、拡張 ISO50-204800(※12)の 広い感度域で、ノイズが少なく高い解像性能を合わせ持った高画質を実現しています。

●進化した画像処理エンジン BIONZ X
新設計の画像処理アルゴリズムにより解像感と低ノイズを両立させ、質感表現を追求した高画質性能を実現して います。 ディテールリプロダクション技術の進化によって細かな被写体のディテール再現が向上し、被写体のもつ質感を よりリアルに表現できます。また、エリア分割ノイズリダクションの進化により、暗部の解像性能の改善に加え、ノイ ズの粒状表現をコントロールすることで高感度画質をさらに向上させています。

●14bit RAW フォーマットに対応
14bit の圧縮/非圧縮 RAW フォーマットに対応。本機の電子シャッターは、新たにシングルシャッター撮影時の
14bit RAW 記録にも対応しました。

主な特長3:プロの過酷な撮影現場を支える高い信頼性
高い信頼性を支える基本性能

●高容量バッテリー
『NP-FW50』の約 2.2 倍の容量を持つ高容量バッテリー『NP-FZ100』を新規開発。
別売の縦位置グリップ『VG-C3EM』を装着すれば、バッテリーを 2 個装着できるため約 2 倍の枚数を連続撮影で
きます。さらに、最大 4 個を収納可能な別売のマルチバッテリーアダプターキット『NPA-MQZ1K』の使用で、長時 間の動画撮影にも対応します。

●デュアルスロット
SD カードスロット(UHS-II 対応)と SD/MS カードスロットの2つのメディアスロットを搭載。2 枚のメディア間での同 時記録や RAW/JPEG・静止画/動画の振り分け記録、メディア間コピーなどが可能です。下段の SD カードスロット は UHS-II に対応し、高速記録が可能です。

●高い堅牢性を実現するマグネシウム合金ボディ
より堅牢なボディを実現するために、トップカバー、フロントカバー、内部フレーム、リヤカバー全てに軽量かつ剛 性の高いマグネシウム合金を使用。またグリップをフロントカバーと一体化させ、マグネシウム合金を使用すること で高い剛性を実現しています。

●より剛性を高めたマウント部
マウント固定用のねじ本数を 6 点に増やすなどにより、マウント部の剛性をさらに高めています。

●約 369 万画素 高精細・高輝度 Quad-VGA OLED Tru-Finder
高解像度・高輝度が特長の、約 369 万画素の Quad-VGA OLED Tru-Finder を新搭載。
接眼レンズには両面非球面レンズを含む 4 枚構成の光学系を採用。ファインダー倍率 0.78 倍(全表示域の対角 視野約 38.5°)を実現し、隅々までクリアな映像を映し出します。また、ZEISS T*コーティングを採用しています。 ファインダーの輝度は、『α7R II』に搭載している XGA OLED Tru-Finder に比べ、最大輝度が約 2 倍に進化。屋 外の晴天時などでも、肉眼とファインダー像の輝度差を抑えることができ、違和感のない撮影が可能です。120fps
(※13)の高フレームレートで表示可能なモードを搭載し、ファインダー上で動体を狙う際、より残像の少ない、なめら かな表示を実現しています。ファインダーフレームレートは被写体に合わせて選ぶことができ、高速に動く被写体 を追う際には Hi モード(120fps)(※13)、スタミナを優先したい際には STD モード(60fps)というように、使い分けできま す。

●最高 5.0 段(※14) ボディ内 5 軸手ブレ補正
光学式 5 軸手ブレ補正機構をボディ内に搭載。『α9』では、新開発の手ブレ補正ユニットと高精度ジャイロセンサ ーにより、5.0 段(※14)の補正効果を実現しています。また、ボディ内手ブレ補正搭載により、手ブレ補正非搭載の E マウントレンズはもちろん、マウントアダプターを介して装着可能な A マウントレンズなどのさまざまなレンズでも、
手ブレを気にせず撮影できます。
動画撮影時も、静止画撮影時と同様に 5 軸で手ブレを高精度に補正します。

●FTP 転送
メニュー画面から転送したい静止画ファイルを選択し、指定した FTP サーバーに転送することで、転送先のサー バーから静止画画像の閲覧が可能になります。
カメラ本体に有線 LAN 端子を内蔵しているため、安定した通信環境で重いデータもスピーディーに転送すること が可能です。最高約 100Mbps(Ethernet 100BASE-TX)の通信に対応しています。また、FTPS(File Transfer Protocol over SSL/TLS)に対応し、SSL または TLS で暗号化したデータを送受信できるため、高いセキュリティー を確保しています。

高速撮影を支える操作性
●マルチセレクター
●ドライブモードダイヤル、フォーカスモードダイヤル
●AF-ON ボタン
●タッチ操作(※15)によるスムーズなフォーカスエリア選択
●マイメニュー/新しいメニュー構成
頻繁に使うメニュー項目を最大 30 個までカスタマイズ登録できる、マイメニュー登録機能を新規搭載。
●高精細 3.0 型 約 144 万ドット液晶モニター
上方向約 107°、下方向約 41°までのチルト可動により、自由なポジションでのフレーミングが可能です。
●シンクロターミナル搭載

フルサイズ E マウント機初の 4D フォーカス TM
●WIDE 693 点 全面位相差検出 AF
●FAST 高速 AF
●STEADFAST 最大 60 回/秒*5 の AR/AE 演算による高い追従性

●瞳 AF の進化
●EV-3(※16)の低輝度時の測距にも対応
●A マウントレンズ装着時(※17)の像面位相差検出 AF 対応と AF/AE 追従 最高 10 コマ/秒(※18)連写対応
●フォーカスエリア登録機能
●押す間カスタム設定呼出
●縦横フォーカスエリア切換
 カメラのポジション(横位置/縦位置)ごとに、フォーカスエリアとフォーカス枠の位置を使い分けるかどうかを設定 することができます
●拡張フレキシブルスポット
●ピント拡大中のAF
●AF 被写体追従感度
静止画撮影時、被写体がフォーカスエリアから外れたときのオートフォーカスの追従感度を 5 段階で選べます。

動画撮影機能
●フルサイズ領域での画素加算のない全画素読み出しによる高解像 4K 動画 フルサイズ領域での画素加算のない全画素読み出しにより、4K(QFHD:3840×2160)映像に必要な画素数の約 2.4 倍※15(6K 相当)の豊富な情報量を凝縮して 4K 映像を出力。オーバーサンプリング効果により、高い解像力を 誇る 4K 動画画質を実現しています。
●高ビットレート XAVC S(※19)フォーマット
●動画撮影時のファストハイブリッド AF
●スロー&クイックモーション(※20)

●その他の動画機能
・露出合わせがしやすいゼブラ機能
・4K 動画からは約 800 万画素、フル HD 動画からは約 200 万画素の静止画ファイル作成可能
・HDMI クリア出力(※21)
・タイムコード/ユーザービット
・レックコントロール
・同時ビデオ記録
・マーカー表示/設定

主な特長4:その他の機能

・防塵防滴に配慮した設計(※22)
・起動時間高速化
・Bluetooth 経由での位置情報取得(※23)
・静止画再生中のダブルタップでの拡大表示
※1: 2017 年 4 月広報発表時点。ソニー調べ。
※2: 『α7 II』に搭載している表面照射型 CMOS イメージセンサーと比べて。
※3: シャッタースピードが 1/125 より速い場合に有効です。装着レンズや撮影設定によって異なる場合があります。
※4: 連続撮影モード「Hi」時。シャッタースピードが 1/125 より速い場合に有効です。AF-C モード時は、装着レンズ、撮影モードによって最高連写 速度が異なります。また、装着レンズによってソフトウェアのアップデートが必要になる場合があります。互換情報詳細については、サポートサ
イトをご覧ください。
※5: 電子シャッター使用時に有効です。本機は電子シャッター撮影によりブラックアウトしません。絞り値を F11 より大きくすると、フォーカスは被写 体に追従しません。1 枚目の撮影時のフォーカス位置に固定されます。また、シャッター速度が 1/125 秒より遅くなると、画面表示の更新が緩
やかになり、シャッター速度が 1/8 秒より遅い場合は電子シャッターが使用できません。
※6: M と S モード設定時のみ 1/32000 秒まで選択可能です(1/16000-1/32000 秒の間は選択ができません)。それ以外の撮影モードでは最高 1/16000 秒になります。
※7: 撮影環境・条件によっては、微小な歪みが見えることがあります。
※8: 連写時は、1/8 より遅いシャッター速度は設定できません。連写時に絞り値を F11 より大きくすると、フォーカスは被写体に追従せず、1 枚目の 撮影時のフォーカス位置に固定されます。
※9: 連続撮影モード「Hi」、画質「RAW(圧縮 RAW)」時。UHS-II カード使用時。ソニー測定条件によります。
※10: 連続撮影モード「Hi」、UHS-II カード使用時。ソニー測定条件によります。
※11: シャッター方式:「電子シャッター」、電子音:「切」設定時に有効です。
※12:静止画メカシャッター撮影時 常用 ISO100-51200(拡張 50-204800)、静止画電子シャッター撮影時 常用 ISO100-25600(拡張 50-25600)、 動画撮影時 常用 ISO100-51200(拡張 100-102400)
※13: シャッター方式がオートまたは電子シャッターで、連続撮影を行っているときはファインダーフレームレートは 60fps に固定されます。
※14: CIPA 規格準拠、Pitch/Yaw 方向、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 装着時、長秒時ノイズリダクションオフ時。
※15: 24p 記録時。30p 記録時は、約 1.6 倍です。
※16: AF-S モード時。
※17: SSM レンズまたは、SAM レンズ装着時。メニュー内の「AF システム」設定から位相差 AF/コントラスト AF を選択して使用できます。動画撮影 時は「像面位相差検出 AF」に対応しておりません。
※18: 装着レンズによって最高連写速度が異なります。レンズの互換性情報はサポートサイトをご覧ください。
※19: XAVC S 記録方式での動画撮影時は、Class 10 以上の SDHC/SDXC カードが必要です。100Mbps 記録時には、UHS スピードクラス 3 が必 要です。
※20: 音声記録はできません。 Class 10 以上の SDHC/SDXC カードが必要です。
※21: HDMI 経由での 4K 出力時は本体液晶モニターに映像は出力されません。
※22: 防塵・防滴に配慮した構造となっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません。
※23: 本機と Bluetooth 接続できるモバイル端末は次の通りです(本機発売日時点)。
-Android 搭載端末(Android 5.0 以降、Bluetooth 4.0 以降)
-iPhone/iPad(iPhone 4S 以降/iPad(第 3 世代) 以降)
詳細手順はを PlayMemories Mobile メーカーサポートサイトご参照ください。