1. 小型化と大口径化を両立し、より明るく広角になったZEISS バリオ・ゾナーT* 24-70mm F1.8-2.8を搭載

広角24mmのワイドな画角、望遠端の開放F値2.8でぼけ味を活かした表現が可能
広角側が24mmとワイドになり、広大な風景や室内の集合撮影などに便利です。また、望遠70mmでも明るい開放 F値2.8を実現し、背景ぼけを活かして被写体を際立たせたポートレート撮影や、手ブレや被写体ブレが起こりがちな動体撮影時の自由度が向上しました。さらに、望遠端でも30cm(レンズ先端から)まで被写体に接近した撮影が 可能です。加えて、絞り値にして3段相当(光量1/8)のNDフィルター内蔵により、屋外の日差しが強い環境でも 光量を調節でき、自由度の高い撮影が行えます。

世界初のガラス非球面レンズ接合技術により大口径化と小型化を両立
レンズとセンサーを最適に調整できるレンズ一体型ならではの利点を生かし、優れた描写性能を実現しました。新規設計の光学系には、高度非球面レンズ(AA - advanced aspherial)3枚を含む非球面レンズ9枚を採用するとともに、世界で初めてガラス非球面レンズ2枚を高精度に接合することで、より広角で明るいレンズとレンズユニットの小型化を両立しています。また、ZEISS T*コーティングを採用し、ゴーストやフレアを大幅に低減します。さらに、7枚羽根の円形絞りが美しいぼけを生み出します。




2. 1.0型裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーや新世代画像処理エンジンBIONZ Xにより高い質感描写を実現
一般的なコンパクトカメラで採用されている1/2.3型と比べて約4倍の撮像面積を持つ、1.0型有効約2010万画素 裏面照射型Exmor R CMOSイメージセンサーで高感度、低ノイズ性能を実現しました。また、従来比(※『RX100』、『RX100 II』に搭載のBIONZと比較した場合。)約3倍に処理速度が向上した画像処理エンジンBIONZ Xの高速処理能力により、自然な質感を細部まで再現する「ディテール リプロダクション」技術や、レンズの光学性能を最大限生かし、絞り込んだ撮影でも解像感を損なわない「回折低減 処理」、また、夜間や室内などの光量が少ない場所でも高い解像感を維持したままノイズを大幅に低減する「エリア 分割ノイズリダクション」などを実現しました。加えて、最高ISO感度12800の高感度撮影や、動画撮影時にも鮮明でノイズの少ない映像の記録が可能です。




3. コンパクトボディはそのままに、明るい収納式 高精細有機ELファインダーを搭載
現行機同等のポケットに収まるコンパクトなボディに、お客様からのご要望が多かったファインダーを搭載しました。高コントラスト・高精細な有機ELデバイス採用のOLED Tru-Finderは、持ち歩き時はボディに収まる収納式ながら、明るさや視界、視認性の良さも実現させています。クリアに見渡せる新設計の接眼レンズに、覗いた際の映り込みを低減するZEISS T*コーティングを採用しました。ファインダーでの快適な撮影を可能にしたことで、一眼カメラの セカンドカメラとしても便利に使えます。さらにアイセンサー搭載により、自動でファインダー表示と液晶モニター表示が瞬時に切り替わるため、撮影機会を逃しません。




4. 全画素読み出しと 50Mbpsの高ビットレートXAVC S動画フォーマットに対応し高解像度の動画記録を実現

モアレやジャギーを低減し、解像感の高い動画画質を実現する全画素読み出し方式を採用
イメージセンサーのすべての画素情報を高速で読み出し、負荷の高い画像処理もBIONZ Xの高速処理能力を活かしてリアルタイムに行うことが可能なため、精細かつ複雑な被写体の撮影時にノイズを抑えた、なめらかな表現と高精細な画質を実現します。

動きが多いシーンにも強い50Mbpsで60pの高画質記録のXAVC S記録方式に対応
従来の記録方式であるAVCHDに加え、プロフェッショナル用途に開発されたXAVCを民生用途に拡張したXAVC S記録方式に、サイバーショットとして初めて対応しました。XAVC S規格の採用により、フルHDを50Mbpsで記録可能なため、水しぶきや大勢が動くシーンなどの細かい動きを再現したい場面でも、解像度の高い映像を高画質で記録することが可能です。また、音声圧縮方式は原音をありのままに録音する非圧縮のリニアPCMを採用しました。加えて、120pハイフレームレート撮影に対応しているため、24p環境で再生する際は、最大5倍のスローモーション再生が行えます。例えば、動きの速いスポーツでのフォーム確認や、印象的な映像表現のひとつとして取り入れるなど、様々な用途で活用可能です。

業務用カムコーダーで培った充実した動画撮影機能を搭載
撮影中の映像の輝度が高い部分にのみ縞状の模様をつけて液晶ディスプレイおよびファインダー上に表示するゼブラ表示が可能です。このほか、HDMIクリア出力機能を搭載し、カメラの液晶画面だけでなくHDMI接続した外部モニターでも同時に映像を確認でき、その際、情報表示をオフにすることが可能です。また、SNSや動画共有サイトでの共有が手軽に行える、フルHD動画とMP4を同時に記録可能な同時ビデオ記録機能を搭載。また静止画機能に対応していた解像感を保ちながらズームが行える「全画素超解像ズーム」など、動画撮影機能も充実しています。




5. その他の特長

自分撮りも可能な180度チルト液晶を搭載
自由なアングルやポジションで撮影できる180度チルト液晶を採用しました。上方向は約180度、下方向に約45度まで変えられるので、自分撮り写真や旅先の記念写真などを快適に撮影可能です。

動画撮影時の手ブレを大幅に軽減する「インテリジェントアクティブモード」を採用
ソニー独自のフレーム解析技術によりなめらかな手ブレ補正を実現する「インテリジェントアクティブモード」を、RXシリーズとして初めて搭載しました。5軸方向のブレを検出・補正することで、動画時の手ブレを大幅に軽減します。

こだわりのマニュアル操作、カスタマイズ機能をさらに進化
C(カスタム)ボタンや、コントロールホイールの中央、右、左ボタンには、ピント拡大やフォーカスエリアなど40種類以上の項目から希望する機能を割り当て可能です。また、コントロールリングやファンクションボタンの設定もカスタマイズできるため、使用頻度の高い機能や、お好みの設定をすばやく呼び出すことが可能です。

モバイル機器との連携を実現するWi-Fi/NFC機能を搭載し、カメラが進化するPlayMemories Camera Appsに 対応
Wi-Fi機能およびNFC機能を搭載し、ワンタッチで簡単にスマートフォンやタブレットとWi-Fi接続が可能です。また、好みに応じてカメラに様々な機能を追加可能なアプリケーションダウンロードサービスPlayMemories Camera Apps対応により、カメラを使う楽しみが拡がります。今回、新たに「マイベストポートレート」、「スマートリモコンVer.3.00」を配信します。