■主な特徴 | 多彩な表示モード 充実した測定値の表示 表示モードはメイン画面のアイコンにタッチすることで素早く移動できます。測定値を文字表示するテキストモードの他、スペクトルモード、スペクトル比較モード、演色評価モード、フィルターモード(カメラ/照明)、多灯比較モード、WB補正モードなど多岐にわたります。
x,y色度座標やHue、Saturationのテキスト表示が可能 CIE1931x,yの色度座標と、Hue(色相)、Saturation(彩度)のテキスト表示に対応。 RGB調光タイプのLEDに直接測定値を入力し、複数の光源の色味を合わせるのに役立ちます。色温度、LB補正値やCC補正値、照度等の基本データと共に一目で光の状態を確認する事が出来ます。
感覚を数値化する新たな指標である4種の演色評価指数を搭載。 演色評価モード(CRI (Color Rendering Index)、SSI(Spectral Similarity Index)、TLCI(Television Lighting Consistency Index)、TLMF(Television Lighti ngMatching Factor)、TM-30-18(Technical Memorandum))を搭載しました。
・SSIは映画芸術科学アカデミーが開発した演色評価指数で、CIE標準光源(タングステンやデイライトのD55など)、もしくはメモリーした光源との比較を指数とグラフで表示します。C-800がカラーメーターとしては世界で初めて搭載しました。 ・TLCIはカメラの特性を演算に入れ、テレビ映像の作成を前提とした演色評価指数です。CRIと同じように100点満点のスコアで表示します。また、TLMFと呼ばれる、基準の光源(メモリした値)との比較を指数で表示する機能も有しています。 ・TM-30-18は99色の基準色と人間の目の特性を元に、Rf(色忠実度)とRg(鮮やかさ)を指数で表示します。数値とカラーベクトルグラフィックで表示されます。 ・CRIはスタンダードな演色評価指数です。メモリー値と現在の測定値を横並びに表示し、比較することができます。
様々な光源(LED、HMI、タングステン、蛍光灯、自然光、フラッシュ光等)を高精度に測定可能。 C-800は受光部にCMOSリニアイメージセンサーを採用。正確な色温度を求めるため380nm~780nmの波長域で分光測定を行います。従来使われてきたフラッシュ光、定常光光源(タングステン光やHMIなど)だけではなく、近年撮影現場で増加しているLEDや蛍光灯などの光源も正確に測定することができます。
受光部に独自の光学設計 スペクトロマスター C-800は受光部にも光学技術を駆使。 計測に必要のない赤外線の除去や光の角度の調整を行っています。 専用のCMOSリニアイメージセンサーの採用に加え、独自の光学系により斜入射光による計測誤差を最小に抑えています。 また、薄型ダーク補正ユニットとNDフィルターを内蔵。受光部ダイヤルを回転させるだけでダーク補正や大光量フラッシュ測定のためのNDフィルター切り替えが可能です。
ユーザーフレンドリーな製品設計 受光部の回転機構、キャップなしでのダーク補正機構、4.3インチの大型カラータッチパネルの採用、用途に合わせたカスタマイズ機能の搭載など、ユーザーが使いやすい製品デザインを追求しました。
豊富な測定値と幅広い測定範囲 表示する値は、CCT(相関色温度)、デルタuv(偏差)、lux(照度)、Hlx(露光量)、CCi(CC指数補正量)、CC#(CCフィルター番号)、CCcf(CCカメラフィルター)、CClf(CC照明フィルター)、LBi(LB指数補正量)、LBcf(LBカメラフィルター)、LBlf(LB照明フィルター)、Rf(色忠実度指数)、Rg(色域指数)、SSIt(SSIタングステン評価指数)、SSId(SSIデイライト評価指数)、TLCI(TLCI評価指数)、TLMF(TLMF評価指数)、x,y(CIE1931色度座標)、Hue(色相)、Sat(彩度)、Ra(CRI平均演色評価指数)、R1~R15(CRI演色評価指数)と豊富。 また測定範囲は定常光で色温度が1600~40000K 、照度が1~200000Lx、フラッシュ光で色温度が2500~40000K、照度が20~20500lx・sという広い測定範囲を実現しました。
メモリー機能 測定した値を99個まで本体にメモリーしておく事が可能。あらかじめ名称の入力が可能なため、測定値の管理に便利。USB接続でデータ保存が可能です。
カスタマイズ機能 カスタマイズ機能により用途や環境にあわせた設定が可能です。
専用ユーティリティソフト PCと本体をUSBで接続し専用ユーティリティソフトを使用すると以下の事ができます。 ・機体情報確認 ・本体設定(ツールボックス、カスタムファンクション変更、プリセットデータ編集、ハードウェア設定、初期化) ・メモリーデータ(テキストデータ)の呼び出し、保存。※本体のテキストモードに表示される測定値のみ出力 ・グラフ表示(jpeg、BMP、PNG形式ファイル)とデータの保存 ・本体のファームウェアアップデート ・アプリケーションソフトC-800ユーティリティの対応OS: Windows、Macintoshに対応
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