Select Language

32ND ANNIVERSARY 創業祭レビューコンテスト 結果発表

32ND ANNIVERSARY 創業祭レビューコンテスト
レビューコンテスト 結果発表

沢山のレビューをご投稿いただき、誠にありがとうございました。
厳正なる審査の結果、受賞レビューが決定いたしましたので発表いたします。

受賞者発表

1名 / 賞品 100,000ポイント

グランプリ 100,000pt 贈呈

エマン さん

暗いライブハウスを制する「1.8kgの衝撃」。

Sports 200mm F2 DG OS(ソニーE用/フルサイズ対応)

レビュー本文を読む

ライブ撮影の現場で、10年間にわたり頼れる相棒として愛用してきた「Canon EF200mm F2L IS USM」。発売から年数が経っているものの、F2という大口径による圧倒的なボケ味が被写体を美しく浮き上がらせる描写力は唯一無二で、長く現場を支えてくれました。

しかし、2.5kgという重量は長時間の撮影において身体への負担が大きく、取り回しに苦労していたのも事実です。そんな中、SIGMAから登場した待望の「200mm F2」。1.8kgという圧倒的な軽量化に惹かれ、今年8月にソニーEマウント版の導入を決めました。

■なぜ「200mm F2」なのか? ライブ撮影現場での選択理由
「F2の大口径が創り出す「立体感」と「明るさ」」
被写体を背景からぐっと浮かび上がらせる強烈なボケ味は、F2だからこそ得られる表現です。また、照明が暗くシャッタースピードを稼ぎにくいライブハウスの環境において、F2の明るさは絶大なアドバンテージになります。

「後方席からの撮影と200mmの絶妙な取り回し」
後方席からの撮影を余儀なくされる場面でも、200mmという単焦点ならではの小回りの良さと素直な画角が扱いやすく、現場での立ち回りにおいて非常にバランスが良いと感じています。

■操作性・機能性:現場の「あと一歩」に届く洗練された設計
「直感的なスイッチ類とフォーカスリミッター」
必要なスイッチが無駄なく配置されており、迷いなく操作できます。特にフォーカスリミッターは、ステージと客席の距離感に合わせて素早く切り替えられるため、ライブ撮影の現場で重宝しています。

「最適配置のボタンと「1.5倍クロップ」の活用」
ホールドした左手に自然とフィットする位置にカスタム可能なボタンが配置されているため、ここに「APS-Cクロップ」を割り当てることで、一瞬で1.5倍(300mm相当)の拡大を行っています。本機はテレコン非対応ですが、高画素機とクロップを組み合わせることで画質を保ちながら弱点を完全に見事カバーできています。

「前面フィルター対応で動画撮影へも拡張」
レンズ前面にフィルターを装着できる設計のため、NDフィルターで露出を調整したり、ブラックミストを装着して光を拡散させたりと、スチールだけでなく動画撮影へのアプローチも広がりました。

「爆速のAF性能でダンス撮影にも最適」
オートフォーカス(AF)の追従性が非常に高く、瞬時にピントが合います。動きの激しいパフォーマンスやダンスシーンの撮影でも被写体を逃さず捉え続けられるため、一瞬の表情やポーズを確実に残したい場面で大きな強みになっています。

■表現力:開放からシャープ、激しい逆光にも負けない信頼感
「全域で圧巻の解像力と美しいボケ」
絞り開放(F2)から画面の隅々まで高い解像感を見せてくれます。ピント面の鋭さはもちろん、背景のボケ味も硬くならず、被写体がふんわりと浮き立つ描写です。

「強い逆光下でも破綻しない耐逆光性能」
ライブハウス特有の激しい逆光やスポットライトが差し込む場面でも、ゴーストやフレアが抑えられ、コントラストを保ったままクリアに捉えてくれます。

■携帯性:2.5kgから1.8kgへ。長時間の現場を変えた驚きのバランス
「70-200mm F2.8クラスと同等の軽さ」
1.8kgという重量は、一眼レフ時代の70-200mm F2.8とほぼ変わらないレベル。旧レンズ(2.5kg)から約700g軽量化されたアドバンテージは絶大で、移動時はもちろん、撮影時も1時間程度なら持ち続けられる軽さになりました。

「優れた重心バランスと取り回しの良い三脚座」
重心バランスが緻密に設計されているため、左手のひらに三脚座を乗せるだけでピタッと安定し、楽々撮影できます。三脚座は取り外しも可能ですが、ホールド感を高めるグリップ代わりにもなるため、装着したままでの運用がベストだと感じています。

■まとめ
暗く制約の多いライブハウスで、F2の大口径ボケと200mmの小回りの良さは譲れない要素でした。10年間使い続けたキヤノンのニーニーから乗り換えたことで、圧倒的な軽量化と最新光学性能、そしてクロップ運用などの柔軟性が加わり、現場での機動力が飛躍的に向上しました。「重さ」で大口径望遠を躊躇していた方に、心からおすすめできる一本です。

レビュー詳細ページを見る
準グランプリ

3名 / 賞品 各40,000ポイント

準グランプリ 40,000pt 贈呈

素人1号 さん

おススメの高コスパレンズ

HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

レビュー本文を読む

これまでは一眼レフデビューと同時に購入した18-135で望遠域をまかなうという苦しい運用を続けていました。
かれこれ10年以上を経て、ようやく300mmを手にするという亀のような歴史を刻んでいることに驚きます。
55-300のHD赤帯レンズが出た際に悩んだのですが、「なら奮発してDA★60-250に行くか」、「でも望遠端に50mmの差があるなぁ」などと踏みとどまる中で発表されたこのレンズ、はじめは開放f値のスペックを見て「んー、これはパスで…。」と思っていました。

これを覆したのが軒並み高評価のユーザーレビューです。
しかし私には難点があり、愛機であったK-5Ⅱsでは絞り操作が不可能でした。
このため、再びDA★との「どちらにしようかな」問題が始まるのですが、K-1Ⅱ購入と合わせて自身のロードマップが定まったので、長年の葛藤に別れを告げることができた次第です。

以下、本題です。


【携帯性】
本レンズの特筆するポイントと感じています。
55-300と守備範囲の広いレンズは大きく長いのが常識だと思っていました。
本体に付けっぱなしでもカバンの中で向きや配置を考えずにすみ、18-135に近い感覚で持ち運べます。
最後まで悩んだDA★との明確な差の一つです。

私のようなライトユーザーには結構大事なポイントで、重さよりも重要なんじゃないかと。
特にPENTAXの小型レンズに馴染んだ私が長めのレンズを購入していたら、持ち出し回数が増えなかったのではないかと今になってしみじみ感じます。
外出時のレンズ選びも悩む性分なので、コレの他にあと2本持っていけるサイズ感なのはこのレンズにしかない強みです。

赤帯55-300も十分コンパクトなんですが、さらに一回り小さくしてきたのは大きな優位点です。


【重量】
はじめにマップカメラHPからの引用です。
本レンズ : 約442g (フード含む:約471g)
赤帯55-300 : 約466g(フード付 :約502g)
DA★60-250 : 1040g(フード情報なし)
重量的にはDA★が倍以上重たいことが分かります。
その分、中のガラスの組み合わせが多いのでしょうか。
経験上、高価なレンズは重量もありますので、画質やf値を得るための対価なのでしょう。

135を超える望遠域を手にしてみて分かった感想として、300mmで構えてファインダーを覗くとかなり手ブレが起こっていることに気づきます。
手ブレ補正により撮影後には補正されているのですが、例示の月の撮影時では被写体が月のみ、周辺は夜空で真っ暗なので、プルプルと小刻みに震えているのがよく分かります。
伸ばした際の全体の重量バランスなども関係すると思うので一概に言えることではありませんが、焦点距離が伸びれば伸びるほど狭くなる視野角の中で僅かな手ブレが影響するため、超望遠域の撮影においてレンズの軽さはアドバンテージであると感じました。
なお、他2本の使用歴はないため、そういうスタンスで受け止めてください。


【撮影距離】
遠くのものをより大きく撮るというのが主目的だったので全く気にしていなかったのですが、赤帯55-300よりも接写性能が向上しています。
赤帯55-300で1.40mだった最短撮影距離が0.95mまで切り詰められ、最大撮影倍率0.3倍の望遠接写が可能となっています。
DFA 100 macroやDA 35 macroの等倍撮影にはさすがに及びませんが、ズームレンジの広さという汎用性をキープしつつ、さりげなく接写性能も向上させているのはいい仕事してるなぁと感心。

【フォーカススピード、静粛性】
圧倒的に早く、そして静かです。
言葉にすると稚拙になりますが、動画の投稿も散見されるので確認されると良いと思います。
スーッ、ピピッって具合。
望遠域で被写体を追うことを考えると、この速度に慣れた後では他の望遠レンズ選びに困ることになりそうです。


【その他所感】
●フルフレームでは焦点域によっては4隅がかなりケラレますが、気にならないケースでは使用可能です。(画像2枚目参照)

●ズームリングのロック
本レンズの沈胴機構の作りとして、完全に収納した段階では55-300の焦点域とはなっておらず撮影できません。
ズームリングの脇にあるロック解除ボタンを押しながらリングを回転し少しだけ伸ばすと55mmの焦点域(スタートライン)に到達し、そこから先の300mmまではボタン操作なしで通常のズームリング操作ができるというものです。(収納時から使用開始時の簡易な準備がいるという程度)

この操作自体は特に気にならないのですが、55mmの撮影可能領域に進むまでは、液晶に「撮影できる状態までリングを回してください」といった指示が表示されます。
この指示がf値、SS、ISO感度等の表示の上に被さる形で表示され、地味に状態確認のテンポロスに繋がるため、ユーザー設定で解除できないかなぁと感じました。
(既にできるのであればただの勉強不足ですのでご容赦ください。そうでなければファームアップに期待。)

正直、この程度のことは私のつぶやきですので、本レンズの購入を妨げる理由にはならないと断言できます。

ズームリングの回転は所有ズームレンズの18-135と比べて重めで多少トルクが必要な感じ。
(私の18-135が経年によりスカスカになってるだけかもしれませんが…。)
とはいえ、適度なトルクが必要なだけで、撮影の邪魔をするようなものではありませんのでご安心ください。
18-135はレンズ下向きでぶら下げていると勝手に伸び切ってしまうのですが、こちらはそういうこともなくむしろ快適です。


●「良品」購入
本レンズ購入にあたっては、ガンガン使い込もうという意気込みで購入したため、程度の良さそうな「良品」を購入しました。
購入ページの画像を見る限り、僅かなキズがあるのかなと思いながらも購入しましたが、傷ではなく繊維か何かがくっついていただけで軽く拭くと取れました。
いくら探しても目立つ傷やチリなどは見当たらず、「え?これで美品じゃないの?」というのが正直な感想です。ラッキーなだけかもしれませんが良い品を送って頂きありがとうございました。


●K-5Ⅱsでの運用
普通に撮影できます。
ただ、絞り値は開放一択なので、結局はK-1Ⅱのクロップモードで使っています。

月の撮影を試したところ、K-1Ⅱだと絞り込めるのに、K-5Ⅱsだとf値の差からわずかに鮮明度が下がる。
また、この焦点域では手振れ補正の差が顕著に出るため、そのわずかな差が結果に出てしまう。

こういった具合に、手持ち撮影では限界を感じる部分が出てしまいました。

このため、本レンズの性能を十分に引き出すのであれば、素直に高感度耐性や手振れ補正の強化された「新しい世代のカメラ本体」を用意するのが幸せになる近道だと思います。


【画質】
肝心の画質に触れるのを失念するところでした。
私は散々レビューを見てきたので期待どおり。
下調べが少なければ期待以上の印象だったろうと思います。

HDコーティングレンズは初めて手にしましたが、非常にクリアでこの価格で提供してもらえるのがありがたい限り。
中古とはいえ、この性能のレンズが3〜4万円台で手に入るのですから、私には買わない理由がありませんでした。

開放f値が高めなので、背景処理によってはボケが煩くなることもありますが、手持ち撮影メインの私にとっては、このレンズを使用する望遠域で極薄ピントを狙うシーンがないため、特に困ることはありません。

このあたりにこだわりがある場合はスターレンズやDFAレンズを選択することになりますが、サイズアップとコストアップに耐えられる方が対象になるのかなと思います。
高感度耐性の高い本体があればISO感度を思い切って上げられるので、運用上の縛りもそこまで強くないと思います。

余談ですが、18-135から55-300に変えた際、カメラの知識のない子供が画像を見て、「なんかめっちゃ画質良くない?」とレンズの違いに一発で気づきました。
皆さんの投稿画像を見ても、キレイな作品がたくさん並んでいますので参考にして下さい。

35mm換算だと、標準よりやや長めから望遠域を幅広くカバーする非常にコスパの高いレンズです。
自信を持っておススメします。

レビュー詳細ページを見る
準グランプリ 40,000pt 贈呈

kazutoku さん

RX10M5ガチレビュー

Cyber-shot RX10V DSC-RX10M5

レビュー本文を読む

購入経緯
以前RX10M4を使っていたことがあり、また最近は機材の重さが負担になってきたこともあってRX10M5を購入しました。しかし、何せ高価なカメラです。手持ちの機材(P950など)をかなり下取りに出し、実際の支払額を10万円以下に抑えました。30万円を超える価格は、為替変動や電子部品の高騰などを考えれば仕方がない面もあるのでしょうが、多くのカメラユーザーにとって大きな負担になる価格だと思います。

カメラボディ
筐体は最近のαシリーズにも似た、やや角張ったデザインです。グリップ部分が深く、ホールド感は良好です。ボディ全体には多少プラスチック感がありますが、普段から一眼カメラを使っていれば、それほど違和感はありません。電源スイッチは天面にありますが、これも使っているうちにすぐ慣れました。

操作性・カスタマイズ性
一般的な一眼カメラに近い操作体系なので、ある程度カメラに慣れていれば、マニュアルを見なくても基本操作には困らないと思います。各ボタンにさまざまな機能を割り当てられるため、自分の撮影スタイルに合わせたRX10M5に仕上げることができます。私は野鳥をよく撮影するので、現在はC1に「フォーカスエリア」、C2に「フォーカスモード」、コントロールホイール下に「認識対象選択」、レンズ左横のフォーカスホールドボタンに「ファイル形式選択(JPEG、RAW+JPEGなど)」を割り当てています。こうしておくと、ファインダーから目を離さずに各設定を変更できます。また、野鳥撮影用などの設定をあらかじめ登録しておくことも可能で、撮影状況に応じて素早く切り替えられます。

ファインダー・背面液晶
ファインダーは0.39型から0.5型へ大型化し、約236万ドットから約368万ドットへ高精細化しました。倍率も0.7倍から0.78倍となり、覗いたときの画面が広く、クリアーに感じます。さらに120fpsのなめらかな表示に対応し、野鳥やスポーツなど動きの速い被写体を追いやすくなりました。背面液晶も約144万ドットから約162万ドットへ向上し、画面比率は従来の4:3から、記録画像と同じ3:2になりました。一方、液晶画面は従来モデルと同じ上下チルト式です。個人的には、ここは左右にも展開できるバリアングル式にしてほしかったところです。

AF・連写性能
AF性能は非常に高く、αシリーズに通じるものを感じます。AF追従性能は素晴らしく、被写体認識も優秀です。電子シャッターでは最高約30コマ/秒の連写が可能で、実際に撮影していてもローリングシャッターによる大きな歪みはほとんど気になりませんでした。特にブラックアウトフリーで被写体を追い続けられることには感動しました。ただし、一部の一眼カメラに搭載されているプリキャプチャー機能がないのは残念です。これがあれば、不意に鳥が飛び出した場合でも、その瞬間をより捉えやすかったと思います。

画質
1型センサーから生成される約2000万画素の画像は解像感が高く、特に明るい条件では非常に良好な画質が得られます。24-600mm相当という高倍率ズームでありながら望遠端の描写もしっかりしており、野鳥の羽毛やトンボの翅など、細かな部分までよく写ります。RAWで撮影して適切に現像すると、さらに良好な結果が得られました。一方、暗い場所でISO感度が高くなるとノイズが目立ち、細部の描写も低下します。ISO1000を超えると特に厳しさを感じました。このあたりは1型センサーの限界でしょうか。RAW画像からDxO系のアプリで現像するとISO1600まではいけそうです。ISO感度を抑えて撮影できれば、十分満足できる画質です。

バッテリー
バッテリー残量100%から撮影を始め、連写を多用して約1000枚撮影しても、80%程度残っていました。RX10M5ではバッテリーが大容量のNP-FZ100に変更されており、その効果を実感できます。野鳥撮影で連写を多用する場合でも、バッテリーの持ちにはかなり余裕があると感じました。

携帯性
一眼カメラ+600mmクラスの望遠レンズと比較すれば、カメラ全体で約1kgという重量は私にとってまったく問題ありません。しかも24mm相当の広角から600mm相当の超望遠まで1台でカバーできます。レンズ交換なしで、風景から野鳥まで幅広い被写体に対応できることは、このカメラ最大の魅力の一つだと思います。

補足:掲載画像の2枚目・3枚目はRAWで撮影し、Topaz Photoで主にノイズ低減とシャープネス処理を行っています。
(注意:Topaz PhotoはRX10M5のRAW画像に完全対応している訳ではありません。広角側ではケラレがでます。)

追記:DxO PhotoLabがRX10M5に対応
その後、DxO PhotolabがRX10M5のRAWファイルに対応しました。早速同じ画像を現像してTopazと比較してみたところ、DxOは羽毛や枝、水面などの細部を比較的自然に残している印象です。
新機種ですが、RAW現像環境も少しずつ整ってきました。

レビュー詳細ページを見る
準グランプリ 40,000pt 贈呈

nomo23 さん

思考を変えてくれるレンズ

Contemporary 20-200mm F3.5-6.3 DG

レビュー本文を読む

【初めに】
どんなに優れたカメラであっても、その性能を最大限に引き出せるかどうかは、最後はレンズにかかっています。

そして時々、「このレンズは、このカメラのために生まれたのではないか」と思ってしまうほど、ボディとレンズが噛み合う組み合わせがあります。

まるで化学反応を起こしたかのように、それぞれの長所を引き出し合う組み合わせ。

私にとって、それがLUMIX S1RIIとSigma 20-200mmです。

この組み合わせで、できないことはないのではないか。

使うたびに、そんな気持ちにさせられます。

超広角から望遠、近接撮影までを一本でカバーする心強さ。それでいて、撮れた写真を確認すれば、高倍率ズームとは思えない描写力に驚かされる。

心強さと、感動が同居するレンズ。

Sigma 20-200mmの発売日から今日まで、S1RIIと組み合わせて、私が最もよく使っている相棒です。

高倍率ズームの常識を覆す20mm

そもそも高倍率ズームとは、広角側をある程度妥協するものだと思っていました。

24mm、あるいは28mmから始まり、その代わりに望遠側を伸ばす。それが高倍率ズームというものだと思っていたからです。

しかし、このレンズは20mm、超広角です。

風景や建築、室内撮影はもちろん、これ以上後ろへ下がれない場面でも、目の前の空間を大きく取り込める。

そこから一気に200mmまで。

これまでなら複数のレンズを使い分けていた焦点距離を、一本で途切れることなく行き来できます。

20mmから始まる10倍ズーム。

これだけでもすごい。

【便利さの代償を感じない描写力】
そして驚くのは、その焦点距離だけではありません。

Sigmaらしい解像感があり、ズーム全域で写りが優秀です。だから、S1RIIの4430万画素をしっかり生かせます。

広角でも、標準域でも、望遠でも、「高倍率ズームだからこのくらいでいい」と妥協して使う感覚がない。

安心してシャッターを切れる。

便利だから使うのではない。

写りにも満足できるから、結果として最も使うレンズになっています。

【近づけば、別の撮影体験が得られる】
さらに面白いのが近接撮影です。

このレンズは28mmから85mmの範囲で最大撮影倍率1:2のハーフマクロ撮影に対応し、特に85mm付近では花などを大きく写すことができます。

そして、ここでもS1RIIとの組み合わせが効いてきます。

ハーフマクロで大きく写し、さらにS1RIIの高画素を生かしたハイブリッドズームを使えば、小さな被写体を画面いっぱいに引き寄せられる。

ファインダーの中で小さな世界がぐっと大きくなる感覚は、なんとも楽しい。

さらにS1RIIの深度合成を使えば、近接撮影で浅くなりやすい被写界深度を補い、被写体全体にピントを合わせた写真を作ることもできます。

20mmから200mmまでを一本でこなす高倍率ズームが、近づいた瞬間にはクローズアップ撮影の道具へ変わる。

この切り替わりの面白さも、この組み合わせならではです。

【20mmから約400mmへ】
S1RIIと組み合わせることで、望遠側も強くなります。

もちろん、ハイブリッドズームです。

S1RIIの高画素センサーを生かすことで、このレンズは光学的な200mmを超えてさらに先へ行ける。

4K30pでは最大約2.1倍。

望遠端200mmから、約420mm相当まで伸ばすことができます。

つまり、一本のレンズで20mmの超広角から約400mm相当の超望遠域まで。

20mmで目の前の世界全体を撮った直後に、遠くの人物や動物、スポーツの一瞬を大きく引き寄せる。

レンズだけでは届かなかったその先を、S1RIIの高画素が引き継いでくれます。

Sigma 20-200mmをS1RIIに装着した瞬間、単に焦点距離が伸びるのではなく、撮影できるフィールドそのものが一気に広がるような感覚になる。

また、私の場合は子供のスポーツ撮影で、全体の試合映像を撮りながら、子供のクローズアップ映像も撮れるので本当に重宝しています。

【手ブレ補正を持たないレンズが、S1RIIで完成する】
Sigma 20-200mmは550gという驚異的な軽さとコンパクトさと引き換えに、レンズ内手ブレ補正がありません。

しかし、S1RIIと組み合わせると、その弱点はほとんど意識しなくなります。

まず20mm。

超広角という画角そのものが動画では歩行時の揺れを目立ちにくくしてくれるうえに、S1RIIの強力なボディ内手ブレ補正が加わる。

実際に歩き撮りをしてみると、ジンバルを使わなくても驚くほどスムーズな映像が撮れます。

一方、200mmでは事情が逆になります。

望遠になるほど、ほんのわずかな手の動きでも画面は大きく揺れる。

そこでもS1RIIの手ブレ補正ブーストを使えば、三脚を使わない手持ち撮影でもフレーミングを安定させやすい。

20mmではジンバルの役割を。

200mmでは三脚の役割を。

性質のまったく違う二つの手ブレに、同じボディが対応してくれる。

レンズ側は手ブレ補正を持たないことで550gという軽さを手に入れ、その弱点をS1RIIがボディ側から補う。

その結果、超広角から望遠までを軽快に手持ちで使い切れる。

ここまで来ると、Sigma 20-200mmはS1RIIの強力な手ブレ補正と組み合わさることで、初めて完成するレンズなのではないかとさえ思えてきます。

【撮影者の思考を変えるレンズ】
そして、この組み合わせを使い続けていて一番面白いと感じるのは、撮影するときの自分の思考が変わったことです。

これまでは、まず撮るものを考えていました。

風景なら広角。

人物なら標準や中望遠。

遠くの被写体なら望遠。

小さなものならマクロ。

もちろん、撮る対象が明確に決まっているなら、今でもそれに合わせたレンズを選びます。

でも、そうではない日に変化が起きました。

S1RIIにSigma 20-200mmを付けて、とりあえず持って出る。

そして出先で、撮りたいものを探す。

広い風景に出会ったら20mm。

人物なら標準域から望遠域。

遠くに面白い被写体を見つけたら200mm。

動画ならハイブリッドズームでさらにその先へ。

足元に小さな被写体を見つけたら、そのまま近づいてハーフマクロ。

歩きながら動画を撮りたくなっても、そのままでいい。

写真にするか、動画にするか。

広く撮るか、引き寄せるか。

近づくか、遠くから狙うか。

多くの選択を、家を出る前ではなく、被写体と出会ってから決められる。目の前の被写体を見てから、表現を選ぶ。

それが、とても自由で、本当に楽しいのです。

S1RIIとSigma 20-200mm。

この二つを組み合わせて使っていると、表現を探すのが楽しくなってくる。

次はどんな写真を撮ろうか。どんな映像を撮ろうか。

この組み合わせを手にしていると、まだ撮ったことのない一枚を探しに出かけたくなる。

それだけでも、このレンズに出会えて本当によかったと思います。

レビュー詳細ページを見る
MapCameraレビュー賞

10名 / 賞品 各5,000ポイント

Canon

EOS-KOMA さん

高機能高画質機は「じゃじゃ馬」

EOS R5 Mark II ボディ

レビュー本文を読む

デジタル一眼(EOS 7D)を10年使用した。
満を持して完成度の上がったミラーレス(EOS R6mark2)に移行した。
早々に7Dでは撮れなかったカワセミの「飛び込み」にハマった
「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」と「照準器」を買い、AFの条件を試行錯誤した
10~20m離れたカワセミの飛び込みの迫力ある写真は500mmでも足りずトリミングが前提となる
更に500mmではカワセミの飛び込んだ水しぶきにAFが合うが鳥には合わないことがわかった
結局、1.6倍にクロップして、更にトリミングをして仕上げていた
トリミングには多少の自己規制が入るが、自分としてはA4サイズ程度までの鑑賞なので十分に満足できるレベルであった
そんな時「高画素機ならば・・・」という気持ちが沸いてきた
Canonのキャッシュバックとマップカメラの下取りサービスが背中を押した
EOS R5mark2はR6mk2と比較してAF性能が良い
1.6倍にクロップしなくても、水しぶきからカワセミにAFが移って、フレームアウトまで追い続ける
焦点はカワセミの胴体が多く、時々「眼」に合う。稀に咥えた魚の目に合うこともある。
4500画素ゆえにトリミングは躊躇なく大胆に切り取ることができる
そしてCFExpressカードにより高速連射でバッファー詰まりが解消された
しかし高画素機ゆえの高感度ノイズは懸念していた以上で、ISOが1万を越える辺りから画質が荒れてくるので、シャッター速度と露出を細かく調整しなければならない
ご同輩が単焦点の大砲レンズへ移行するのもわかる気がする
ただNeural network Image Processing Toolが高画質に調整してくれる
その他、まだ使っていないが登録人物優先は孫の運動会が楽しみである。視線入力は使う場面がわからないので未設定で、アクション優先も野球がないので使わない
たしかに「高機能高画質機」で歩留まりは上がるが
決して撮影が「楽」なカメラでなく
「じゃじゃ馬」でコントロールするのが楽しいカメラと言っておこう

レビュー詳細ページを見る
FUJIFILM

みかんの皮 さん

家を出て歩きたくなるレンズ

フジノン XF35mm F1.4 R

レビュー本文を読む

「家大好きのわたしが外に歩きに行くきっかけになるレンズ」
一言で表すとそんなレンズだと思います。
初めてのカメラ、最初の一本に選びました。初心者の方こそ最初の一本にこのレンズを買うのをおすすめします。

200g未満で携帯性もよく、持ち運びに苦労する、重くて肩がこるなんてことはありません。35mm も自分の見ている視野と大きく異なるわけではないので、すぐに構えて構図を決めることができます。単焦点ということで制限されることはむしろいいことなのかなと思います。とりあえず自分の固定された視点から他の設定をいじることに専念できます。
レンズも高級感があり、やはり持っていてワクワクします。よくレビューでもAF音がかなり目立つと書いてありますが、それもかわいく思えてくるのです。そこまでうるさくはないけど、動画には入るかもしれません。

とれる画に関して、Fujifilmの色乗りや繊細な表現に惹かれた人ならすぐにこのレンズを買ってよかったと感じると思います。光を見つけたくなる、空を見上げてグラデーションがスマホとちがって繊細に映る、ため息が出るほどです。
正直スマホのカメラで撮った写真は見返すことは少なかったんです。写真がきれいだな、と心から思うことは難しかったです。しかし、Fujifilmはその時の感情、温度、雰囲気まできれいにのってくれるような気がしています。このレンズを買ってからというもの、何か行動することがもっと楽しみになりました。

このレンズはFujifilmの神レンズといわれるだけあって、ボケもきれいにでるし、色乗りも綺麗だし、スマホから乗り換えたときに圧倒的な差を感じることができます。
そして、、、神レンズをはじめに買っておくことで、自分の写真がうまくない理由はレンズが悪いからだといえなくなります(笑) とりあえずこのレンズを買っておけば集中して写真を撮ることができるし、技術も磨けるのではないでしょうか。

一本目にこれを買っておけば所有欲も出てくる画にも大満足のレンズだと思います。

レビュー詳細ページを見る
Leica

よねすけ21 さん

レンジファインダー至高の復刻版レンズ

ズマロン M28mm F5.6

レビュー本文を読む

通称「赤ズマロン」と呼ばれるレンズの復刻版。伝統的なレンズの復刻版ということもあり、ぜひ手にしてみたいと思っていた一本でした。

最初にこのレンズを手にした時の印象は、フルサイズでこのコンパクトさは流石ライカの一言でした。
軽量かつコンパクトが魅力的なM型レンズの中でも更にスマートで、外観がとにかくカッコいいです。M型レンズの中でも群を抜いて小型なので、M型ライカのボディによくマッチします。
特にシルバークロームのM型ボディに装着すると、レトロカメラのようなクラシックな雰囲気を醸し出し、所有欲を満たしてくれます。

描写については、非常に色乗りが良く、紅葉や青空の写真を撮影した後、PCで写真を確認した時、何度か驚かされました。特に順光の時に撮った写真は、独特の発色があり、周辺減光も相まってメリハリの効いた描写が特徴的です。参考までに撮って出しの作例を掲載しておきます。

また、F値が5.6スタートかつ28mmのレンズなので、ある程度の距離感さえ掴めば、特に被写界深度を気にすることなく、ノーファインダーかつパンフォーカスでリズム良く撮影ができます。軽快なスナップ撮影には必須のレンズとなっています。

ライカには様々な復刻版レンズがありますが、ズマロン M28mm F5.6はお気に入りの一本です。フルサイズと思えないサイズ感のレンズで携帯性が抜群なので、毎日カバンに入れて持ち歩きたいと思わせてくれるアイテムです。

レビュー詳細ページを見る
Nikon

Rough & Smile さん

良いところもあるし、悪いところもある

NIKKOR Z 100-400mm F4.5-5.6 VR S

レビュー本文を読む

カメラは主にZ7IIと使用しています。中古で購入し、フードが含まれておらず新品を追加購入しました。
購入から一年くらい経ったので、レビューします。
このレンズを使う時の主な被写体は飛行機と風景(たまに鳥)です。

◆操作性
不満はなかったです。サイズと重量がそこそこあるのですが、撮影時はズームリングに集中しているのであまり気にならず使いやすかったかなと思います。コントロールリングやスイッチ類はあまり使わなかったです。

◆表現力
Sラインのレンズということで、どんなシチュエーションで撮っても安定した写真が撮れるので不満がなかったです。ただ、買った時からわかってましたが、F値が暗いので飛行機や鳥撮影時はシャッタースピードを稼ごうとしてISO感度が高まり、ノイズが気になることはありました。

◆携帯性
元々、z180-600と比較してサイズや重量が私にはちょうど良かったので、焦点距離と引き換えに選びました。そういう意味では満足してます。ただ、電車等で出かけた先で使う時に持って行くと、まあ重いかな、とは思いますが一眼レフ時代よりは軽いので良しとします。

◆機能性
こちらも一眼レフと比べるとAFも全域で使えるので自由度が高まったと思います。ただ、他のレンズと比べたわけではないですが、動きモノを撮っているとどうしても追いつかない場合があり、一瞬を逃してしまうことがありました。Zfで試すとやや良くなった気もするので、カメラ本体の問題かもしれません。

Zマウントの400mm以上の望遠レンズを純正で選ぼうと思うと、このレンズかz180-600が有力ですが、少々お値段はかかっても私はこちらで良かったです。ただ、たまにしか使わないレンズにこの金額は高いかなぁ、と思うので、もう少し安い値段で軽めの望遠レンズがあると気軽に使えて良いな、と思います。

レビュー詳細ページを見る
OLYMPUS・OM SYSTEM

焼肉食べ放題 さん

ゲリラ豪雨も花火もオッケー。
家族スナップの頼れる相棒

M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

レビュー本文を読む

主にお出かけ時の子供のスナップ撮影を想定して購入しました。お祭り当日に初めて持ち出して想定以上に活躍してくれました。

【携帯性】
OM SYSTEM OM-3と組み合わせて持ち出しましたが、この組み合わせはとても軽く、沈胴機構のおかげでコンパクトに収まるため、人がごった返すお祭り会場でも移動がとても楽でした。普段愛用しているleica dg vario-elmarit 12-60mm / f2.8-4.0 asph. / power o.i.sと同等のサイズ感なのは驚きました。

【操作性】
心配していた沈胴機構も、ズームリングを回すだけで心地よいクリック感とともに素早く解除できます。8mmから格納状態へのストッパーはしっかりとしており、耐久性を感じさせる作りで、開発者のこだわりが伝わってきました。
OM-3との組み合わせでは強力な被写体認識と相まってAFが素早く合焦するため、撮りたい瞬間にストレスなく撮影できます。もしもの時にはフォーカスクラッチを使ってMFで追い込むこともでき、安心して使えます。

【表現力】
肝心の写りは絞り開放のF4.0から安心して使え、8mmの広角から標準域の25mmまでレンズ交換なしでカバーできる点が素晴らしいです。以前広角ズームを使っていたときに感じていた「あと少し」という痒い所に手が届き、家族写真のスナップに最適なレンズだと実感しました。
何よりこのようなズームでありがちな無理してるような描写が無く、広角は歪みが抑えられた描写を楽しめ、よく使う17mm~25mmでは発色良く解像度も申し分無い描写を楽しめました。

【機能性】
この日はゲリラ豪雨に遭遇しましたが、防塵防滴対応のため機材の故障を心配することなく雨をやり過ごし、お祭りメインイベントの花火も無事に撮影できました。

【まとめ】
旅行はその場のロケーションやちょっとしたスナップなど色々撮りたい時など思い出を残すのにこれほど最適なレンズは唯一無二です。
写りが良いうえにレンズのデザインや質感もとても良かったのでもっと早く購入すれば良かったです。

レビュー詳細ページを見る
Panasonic

永遠丸 さん

小さな硝子越しに広がる、圧倒的な世界。
日常も星空もこの1本で

LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09

レビュー本文を読む

【はじめに:視界がどこまでも広がる高揚感】
「広角レンズは難しい」――そう思い込んでいた私の撮影体験を、
この小さなレンズが一瞬で塗り替えてくれました。

35mm判換算18mm相当という雄大な画角。
ファインダーを覗いた瞬間、見慣れた近所の風景がドラマチックなストーリーへと
生まれ変わります。空気の澄んだグラデーション、木漏れ日の繊細な陰影。
ライカの厳しい基準をクリアした「DG SUMMILUX」の名に恥じない、
透き通るような高い解像度と豊かな階調表現には、思わず息をのむほどです。

【ミクロとマクロが交錯する「寄れる」快感】
このレンズの真骨頂は、何と言っても「レンズが被写体に触れそうなほど寄れる」
驚異的な近接撮影能力にあります。

足元に咲く一輪の花、その上に留まる小さな昆虫にまで一歩踏み込む。
ピント面のシャープなディテールと、広角ならではのダイナミックなパースペクティブ。
そしてF1.7がもたらす滑らかでとろけるような背景のボケ味。
これまで見落としていた足元の小さな奇跡を、鮮やかに切り取ってくれます。
俊敏かつ静粛なオートフォーカスは、風に揺れる花や昆虫の一瞬の輝きも逃しません。

【静寂の夜空を掌に収める】
夜が訪れ、見上げれば果てしない星空。
大口径F1.7の明るさとG9PRO IIの解像力は、静寂の夜空をも鮮明に描き出します。
サジタルコマフレアも抑えられ、画面の隅々に至るまで星々が点として
精緻に結晶化していく快感。三脚を据えてじっくり向き合う時間も、
手持ちで軽快に夜空を見上げる瞬間も、このレンズは確かな描写で応えてくれます。

【総評:2本目、3本目にこそ選びたい至高の表現ツール】
5万円台という信じられないほど手頃な価格でありながら、
得られる体験と描写力は間違いなくプレミアムです。

いつもの標準ズームに少し退屈したとき、表現の幅をぐっと広げたいとき。
バッグの片隅にこの約130gの小さなレンズを忍ばせるだけで、
世界の見え方が一変します。

風景、マクロ、星空――あらゆる光のドラマを一本で紡ぎ出せる、手放せない名玉です。

レビュー詳細ページを見る
SIGMA

多摩の風 さん

鬼に金棒の組み合わせ

A 30mm F1.4 DC HSM (ニコンF用)

レビュー本文を読む

単焦点”45㎜”は銀塩時代に慣れ親しんだ画角。それがf=1:1.4で・・・。
この画角をズームレンズで拾い出すのは、ズームレンズの指標では大抵中間値なので結好面倒で、しかもズームレンズは筐体が大きくなるので軽快さは期待出来ません。単焦点レンズ数本をとっかえひっかえすることに較べて、たしかにズームレンズは便利です。自分は、使う画角を決めて・設定して、フットワークで構図を絞り込む単焦点的な使い方が多いです。使う画角ありきで、構図をフットワークで絞り込んむ撮影は、逆な意味で便利です。可変画角(ズーム)に寄りかかった時に、ついついルーズになったり曖昧に済ませてしまうことも防げます。時々、敢えて・・・意識します。

SIGMA A 30mm F1.4 は、先代から気になっていましたが、銀塩時代のレンズのイメージから”大きく・重いなぁ”と、画角に興味はあっても何となくしっくりきませんでした。
常用システムをデジタル化・AF化していく中で、相対的に、必ずしも”大きく・重い”わけではないことに気づきました。本腰を入れてレビューを諸々確かめていくと、”これは、もしかしたら・・・”と思って購入し、Nikon D750とのセットアップで使い始めました。レンズの特性自体は、各種レビューで詳細に記されているとおり、間違いないレンズでした。使ってみて、こういうレンズがほしかったと思っています。欲を言えば、セットアップとしてもう少し軽くできないかとは思いますが・・・。
個人的な印象として、充分な解像力、透明感がある発色、静かで滑らかなAF、扱いやすいMF(回転方向がNikonやTAMRONと逆なのはちょっと残念)、開放f=1:1.4による明るいファンダー像などなど、期待を越える性能です。Artラインとはこういうことか・・・と。
気になっていたサイズ・質量も、いざ使って気になりません。インナーフォーカスで全長変化がないことを含めて、バランス良く扱えます。エクステリアも飽きが来ないデザインにまとめられていて、撮影中にふと目にして”性能・スペック”だけではないと思えます。

あまり指摘されていない点ですが、自分は、特に単焦点レンズを使う際に、クロップ機能を多用します。本レンズはDX(APS-C)フォーマット用なので、FX(フルサイズ)機のD750では、当然1.5×にクロップされる単焦点レンズです。クロップ機能を搭載する前のフルサイズ機では、望遠鏡やのぞき穴から覗いているようになる組み合わせです。
ところが・・・あるレビューで”本レンズは画質確保のためなのか、イメージサークルを大きめに設定している”という記事を見かけました。もしや?と思って、D750の撮像範囲自動切り替えを解除すると・・・さすがにフルサイズでは四隅が大きくケラレますが、1.2×だと余裕でケラレません。135版換算でほぼ35㎜で撮影が可能で、開放での四隅の不安定さが”少し絞る”ことなく”解消できます(Artシリーズの開発コンセプトから逸脱しますが・・・)。画角を狭くして焦点距離を稼ぐクロップとは逆の効果です。換算で45㎜の画角が、1.2×クロップすると35㎜相当に拡がりきます。フルサイズ機の1.5×クロップだと35㎜単焦点を使った場合+52㎜、D7000系で本レンズを使った場合の1.3×クロップでは45㎜+58㎜の組み合わせなので、自分の撮影では、それなりに便利ですが、ドツボではないんですね。なによりも、45㎜を35㎜に拡げて使えるというところがミソです。
”単焦点レンズ一本勝負”で割り切るか、2台持ちする”ご町内散歩”のお伴が、これ一本でカバーできます。まさに鬼に金棒の組み合わせです。

レビュー詳細ページを見る
SONY

迷える子羊 さん

Gと言う画期的望遠ズーム

FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2

レビュー本文を読む

フラッとマップカメラを尋ねると、
70-200f2.8GMⅡのお値段が出ていないので、聴いてみる。
「え・?」ポイントと下取りも使えば・と、クラっとする。
とりあえず試写させて貰う。三脚座がついて重そうだが、
これが手の中に入ると妙に安定する。あれいつもより軽い?
30秒の手持ちホールドも出来る・・・筋力がついたのか?

カメラも同じ、じゃなくて7Ⅴだった。RⅤより50g軽い。
自分が気軽に使えると思う限界値は僅か50g程度の違い。
7RVは変えられないが、慣れれば使えるかとか迷いだす。

とその横に、白く小さな躯体。70-200F4OSSⅡ
一生もののF2.8にこだわり過ぎたというか、
Gは小型F4でも割と高価で、視野に入らなかった。

これも試写させてもらうと、軽く小さく写りがGM・?
今見たF2.8の画像と遜色がない。
F2.8と比べればお買い得。G初心者としては少し驚く。
しかも目の前の機材にスッとピントが合う。MACRO?

GM特有の芳醇で明瞭な画質を持ち、800gを下回るマクロ。
手にした時の感覚も心地いい。Gらしい作りの良さが漂う。
諦めるのはF2.8~F3.9迄の稼げるシャッタースピード等。
望遠ならボケ感も出しやすいし軽く手持ちの限界値も高い。
F2.8より5センチ短く、251g軽く全てのポーチが使える。
これなら気軽に持ち歩けるかと、購入路線に更に迷いだす。

店に来るべきではなかったか、
頭の中ではこの二本のはざま。一度冷静に、そうだ帰ろう。

70-200F4OSSⅡ、収納時の長さ僅か14.9㎝、重量794g。
最大の魅力の描写は個人の趣味趣向もあるけどGM級。
現金、ポイント、分割と、沼のお布施代を組んで購入。

単なる風景撮影が趣味なので、望遠の使用率は2割未満。
しかし、最初からメインで使う気にさせてくれる小躯体。

鉄道、人、動物などの対象がない漠然とした景色の前では、
望遠は使い辛い面もある。いいなと思える風景は割と一瞬。
風景のどこかに焦点を当てる。それは繊細な注意深さも必要。
重さや視線も気にすると、持ち歩きや使える場所も限られる。

カメラを持ち出す時は、それと分からない肩掛けのポーチに入れ、
撮りたい時だけ出して撮る。このポーチに入るのが持ち出し基準。
ossⅡは望遠状態でフードを付けると巨大化するが、この中に入る。
繰出しタイプは、インナーよりも収納時に短く出来ると聴き納得。

淡いクリーム色はすぐに目に付き、交換時に迷う事がない。
そして意外に屋内ではクリーム色がとけ込み馴染み、目立たない。
この色と大きさは何故か気持ちの上、周囲の視線も気にならない。

過去人の多い街中で望遠を使った事がない。
飲食店でも、カメラは中々取り出し辛い。
大きさ、色、マクロが揃い初めて使えた。

カメラも広角レンズもこの色で限定販売したらどうだろう。
白系は汚れや傷が目立ちそうだか、都市的感覚でカメラ女子に受けそう。
街中に溶け込むこの色は「お、カメラマン」とか言われなくて済みそう。

黒い大きなレンズは、銃を向けられた緊張感が被写体に出そうだが、
白くて柔らかい雰囲気のレンズなら、向けられても笑顔が出そうだ。

どんな被写体も特性やシャッターチャンスを掴むのは一苦労。
この重量は長時間構えて、あれこれしていても苦にならない。

軽い高性能望遠ズームは稼働率に跳ね返る。

不意の外出によく持ち出す16-35、そこに望遠系が一本入る。
広角と望遠があれば、35-70の領域は動いて調整可能な領域。
クロップも使え2本あれば日常領域はほぼなんでもこなせる。
この2本のセットは殆どの状況に対応し、絶妙かも知れない。
左程重さを気にせず高性能レンズを2本持ち出せる。

都会の街並みも意外に絵になる風景に溢れている。

マクロもあれば普段見えない世界も描写する。
トンボが自分の首をリアルに掻いている。
自然の描写やボケ感も勿論いい。
普段撮らない写真を撮っている。

カタログでは三脚座も付け太めに見えるけど、

持ち出しやすい白い女神の様なF4望遠ズーム。
それはGMと言いたくなる画期的望遠ズーム。

レビュー詳細ページを見る
PENTAX・RICOH

多数のご投稿をいただきましたが、厳正な審査の結果、今回は該当作品なしとなりました。

actioncam

多数のご投稿をいただきましたが、厳正な審査の結果、今回は該当作品なしとなりました。

weekly pickup賞

6名 / 賞品 各5,000ポイント

各回を選択すると、受賞レビューの詳細をご覧いただけます。

第1回 7/17金〜7/25土 weekly pickup賞 受賞者 へちゃぽん さん「αユーザー以外のユーザーにもお勧め」

αユーザー以外のユーザーにもお勧め

受賞レビュー作例1
ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1

SONY
ポータブルデータトランスミッター PDT-FP1

        
デザイン
★★★★★
機能性
★★★★★
使いやすさ
★★★★★
レビュー本文を読む

2026年で2年以上使用しているところです。
2026年現在はAndoroid15までアップデートが実施され、今でもサポートされています。

この端末の最大の見せ所は、カメラを介したYoutubeによるライブ配信ができること。 USB-Cと接続すればαとつながるのはもちろん、それ以外でもHDMIを経由して配信できるのでα以外でもHDMI端子があれば接続できます。
HDMI接続でもほとんど制限なく使用できます。ちゃんと音量レベルのゲージも動きます。

ただ単に外部モニターとして使用するには少し画面が小さい気がします。音量レベルが表示されるのは魅力的ですが、PCモニターのサブモニターとして使用するのは画面そのものが小さいので見づらいです。

つぎに有線接続端子が豊富なこと。
この辺はスポーツなどのライブ中継に重宝される装置です。 LAN端子、HDMI、データ転送用USB-C、充電用USB-Cの4つの端子が装備されています。
LANやHDMIは確実なデータや映像の転送に重宝。今でも無線より有線が絶対的な信頼と速度を確保するためのもの。
USB-C端子2つはデータ転送しながら充電が可能なこと。充電中にデータ転送ができないことは報道・スポーツの世界ではあまりよくないこと。1本しかUSB-Cがないことへの弱点を克服しています。
ただし、物理的なケーブル端子が多いことでAndroidスマホと比べるととても大きな筐体です。

くわえて、ヒートシンクと冷却ファンも体積を占めているため、片手で普段使いとしては使いづらいです。
三脚用の雌ねじが付いているので固定して使用するのがよいと思います。
私はスマホのように普段使いしているので、基本手持ちで使用しています。

ヒートシンク+冷却ファンは本体の冷却するのに十分な性能があります。
構造的にはLEON POCKETと同じようなものを採用されています。
静音性優先、バランス、冷却性優先の3種が選べますが、ほとんどの環境において静音性優先で大丈夫です。
冷却性優先だとファン音が少し気になりますが、静音性なら静かな部屋でわずかに聞こえる程度でマイクに音が拾われることはありません。

バッテリーはけしてそんなに大容量ではなく、2年使うとスマホ並みに満充電に不安があります。
モバイルバッテリーで充電できること自体は魅力ですが、やはりメインのバッテリーも大きくあってほしかったです。
もともとサイズが大きいですし。

カメラは標準ソフトだと3Dバーコードリーダーしかインストールされておらず、
単体での写真撮影は、別途アプリをインストールする必要があります。
写真アプリぐらいはプリインストールしてほしかったものです。

通常のAndroid端末としては少し性能が物足りません。
メモリー8GBは少しネックになってきます。
最近のゲームを動かすと少しカクつくものもありますし、バッテリー残量が20%切るとどんなゲームでもカクつきます。
この性能で配信するには少し頼りない気もします。

2025年の世界陸上ではプロカメラマンに貸し出していた実績もありますが、
ワンオペで作業している人にはあまりお勧めはできません。
もっと、組織的に映像を作っている方、送信する方用の機材だと思います。

レビュー全文を見る
第2回 7/26日〜8/1土 weekly pickup賞 受賞者 迷える子羊 さん「Gと言う画期的望遠ズーム」

Gと言う画期的望遠ズーム

受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2

SONY
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

        
操作性
★★★★★
表現力
★★★★★
携帯性
★★★★★
機能性
★★★★★
レビュー本文を読む

フラッとマップカメラを尋ねると、
70-200f2.8GMⅡのお値段が出ていないので、聴いてみる。
「え・?」ポイントと下取りも使えば・と、クラっとする。
とりあえず試写させて貰う。三脚座がついて重そうだが、
これが手の中に入ると妙に安定する。あれいつもより軽い?
30秒の手持ちホールドも出来る・・・筋力がついたのか?

カメラも同じ、じゃなくて7Ⅴだった。RⅤより50g軽い。
自分が気軽に使えると思う限界値は僅か50g程度の違い。
7RVは変えられないが、慣れれば使えるかとか迷いだす。

とその横に、白く小さな躯体。70-200F4OSSⅡ
一生もののF2.8にこだわり過ぎたというか、
Gは小型F4でも割と高価で、視野に入らなかった。

これも試写させてもらうと、軽く小さく写りがGM・?
今見たF2.8の画像と遜色がない。
F2.8と比べればお買い得。G初心者としては少し驚く。
しかも目の前の機材にスッとピントが合う。MACRO?

GM特有の芳醇で明瞭な画質を持ち、800gを下回るマクロ。
手にした時の感覚も心地いい。Gらしい作りの良さが漂う。
諦めるのはF2.8~F3.9迄の稼げるシャッタースピード等。
望遠ならボケ感も出しやすいし軽く手持ちの限界値も高い。
F2.8より5センチ短く、251g軽く全てのポーチが使える。
これなら気軽に持ち歩けるかと、購入路線に更に迷いだす。

店に来るべきではなかったか、
頭の中ではこの二本のはざま。一度冷静に、そうだ帰ろう。

70-200F4OSSⅡ、収納時の長さ僅か14.9㎝、重量794g。 最大の魅力の描写は個人の趣味趣向もあるけどGM級。
現金、ポイント、分割と、沼のお布施代を組んで購入。

単なる風景撮影が趣味なので、望遠の使用率は2割未満。
しかし、最初からメインで使う気にさせてくれる小躯体。

鉄道、人、動物などの対象がない漠然とした景色の前では、
望遠は使い辛い面もある。いいなと思える風景は割と一瞬。
風景のどこかに焦点を当てる。それは繊細な注意深さも必要。
重さや視線も気にすると、持ち歩きや使える場所も限られる。

カメラを持ち出す時は、それと分からない肩掛けのポーチに入れ、
撮りたい時だけ出して撮る。このポーチに入るのが持ち出し基準。
ossⅡは望遠状態でフードを付けると巨大化するが、この中に入る。
繰出しタイプは、インナーよりも収納時に短く出来ると聴き納得。

淡いクリーム色はすぐに目に付き、交換時に迷う事がない。
そして意外に屋内ではクリーム色がとけ込み馴染み、目立たない。
この色と大きさは何故か気持ちの上、周囲の視線も気にならない。

過去人の多い街中で望遠を使った事がない。
飲食店でも、カメラは中々取り出し辛い。
大きさ、色、マクロが揃い初めて使えた。

カメラも広角レンズもこの色で限定販売したらどうだろう。
白系は汚れや傷が目立ちそうだか、都市的感覚でカメラ女子に受けそう。
街中に溶け込むこの色は「お、カメラマン」とか言われなくて済みそう。

黒い大きなレンズは、銃を向けられた緊張感が被写体に出そうだが、
白くて柔らかい雰囲気のレンズなら、向けられても笑顔が出そうだ。

どんな被写体も特性やシャッターチャンスを掴むのは一苦労。
この重量は長時間構えて、あれこれしていても苦にならない。

軽い高性能望遠ズームは稼働率に跳ね返る。

不意の外出によく持ち出す16-35、そこに望遠系が一本入る。
広角と望遠があれば、35-70の領域は動いて調整可能な領域。
クロップも使え2本あれば日常領域はほぼなんでもこなせる。
この2本のセットは殆どの状況に対応し、絶妙かも知れない。
左程重さを気にせず高性能レンズを2本持ち出せる。

都会の街並みも意外に絵になる風景に溢れている。

マクロもあれば普段見えない世界も描写する。
トンボが自分の首をリアルに掻いている。
自然の描写やボケ感も勿論いい。
普段撮らない写真を撮っている。

カタログでは三脚座も付け太めに見えるけど、

持ち出しやすい白い女神の様なF4望遠ズーム。
それはGMと言いたくなる画期的望遠ズーム。

レビュー全文を見る
第3回 8/2日〜8/8土 weekly pickup賞 受賞者 masatsu さん「所有欲の塊」

所有欲の塊

受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1
X-T30 III ボディチャコールシルバー

FUJIFILM
X-T30 III ボディチャコールシルバー

        
デザイン
★★★★★
画質
★★★★★
操作性
★★★★
バッテリー
★★★
携帯性
★★★★★
機能性
★★★★★
液晶
★★★★
ホールド感
★★★
レビュー本文を読む

カメラを始めて四年になり、今まではCanon機ばかり愛用してきました。一年程前からFUJIFILMの色味に惹かれ、ずっと気になっていました。そして先日我慢できなくなり、ちょっと早めの誕生日プレゼントということで購入に至りました。そして想像通り最高のカメラでした。もっと早く購入すればよかったと思いました。

カメラボディの見た目はずっと眺めていたくなるほどカッコよくて、見惚れてしまいます。FUJIFILMのカメラはどれも本当にカッコよく、所有欲を満たしてくれます。

ホールド感は購入前から想像していた通り、ボディが小さく指の引っかかり部分が小さいので少し握りにくいですが、社外品のグリップを装着してるので特に問題はありません。

操作性も今使っているCanon機より使いにくいかなと思っていましたが、それほどでもありませんでした。設定画面も特に使いにくいと感じることもありませんでした。ボディが小さいので、少し指が窮屈になり操作しにくいと感じる時もたまにあります。ですが、そんなこと気にならないくらい撮れる写真が最高でした。

画質はとても綺麗で私には必要十分です。そしてなによりフィルムシミュレーションがとても楽しいです。とても雰囲気のあるかっこいい写真が撮れたり、どこか懐かしい写真が撮れたり。自分が上手になったのかと錯覚してしまいます。フィルムシミュレーションダイヤルが搭載されたのも嬉しいポイントでした。

バッテリーですが、持ちはよくないと思います。私の使い方は半日ほどしか使わないので予備が一つあればいいかなと思っています。

今までバリアングルモニターばかり使ってきたので、チルトモニターを使うのが初めてでした。横構図はとても撮りやすいですが、縦構図は慣れが必要かなと思いました。

オートフォーカスですが野鳥や乗り物などの動きものは試したことがありませんが、風景や人物撮影、瞳にもしっかりピントが合いますので私の使い方では満足しています。今使っているCanon機で野鳥も撮っていますので、FUJIFILMでの野鳥撮影も挑戦してみたいです。

私がFUJIFILMのカメラでやってみたいなと思っていたのが、シャッターボタンのドレスアップでした。シャッターボタンを自分好みの色や形に付け替えれるのでとても面白いなと思っていました。撮影とはあまり関係ないことですが、所有欲を満たしてくれる要素の大事な一つだと思います。

今回購入してみての感想ですが、大正解でした。FUJIFILMのカメラはクラシカルで本当にカッコよくて、めちゃくちゃ所有欲を満たしてくれます。自宅でも特に意味もなく触ったり、ぼーっとカメラを眺めながら晩酌したり、なんてこともあります。あの角張ったボディがとてもカッコよくて、クラシカルで、オールドレンズを装着したときの見た目も抜群で、と語りだしたら止まらないのでこの辺にしておきます。

これからもカメラ機材の誘惑と闘いながら、カメラライフを楽しんでいきたいと思います。

レビュー全文を見る
第4回 8/9日〜8/15土 weekly pickup賞 受賞者 kazutoku さん「RX10M5ガチレビュー」

RX10M5ガチレビュー

受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1
Cyber-shot RX10V DSC-RX10M5

SONY
Cyber-shot RX10V

        
デザイン
★★★★
画質
★★★★
操作性
★★★★★
バッテリー
★★★★★
携帯性
★★★★★
機能性
★★★★★
液晶
★★★★★
ホールド感
★★★★★
レビュー本文を読む

購入経緯
以前RX10M4を使っていたことがあり、また最近は機材の重さが負担になってきたこともあってRX10M5を購入しました。しかし、何せ高価なカメラです。手持ちの機材(P950など)をかなり下取りに出し、実際の支払額を10万円以下に抑えました。30万円を超える価格は、為替変動や電子部品の高騰などを考えれば仕方がない面もあるのでしょうが、多くのカメラユーザーにとって大きな負担になる価格だと思います。

カメラボディ
筐体は最近のαシリーズにも似た、やや角張ったデザインです。グリップ部分が深く、ホールド感は良好です。ボディ全体には多少プラスチック感がありますが、普段から一眼カメラを使っていれば、それほど違和感はありません。電源スイッチは天面にありますが、これも使っているうちにすぐ慣れました。

操作性・カスタマイズ性
一般的な一眼カメラに近い操作体系なので、ある程度カメラに慣れていれば、マニュアルを見なくても基本操作には困らないと思います。各ボタンにさまざまな機能を割り当てられるため、自分の撮影スタイルに合わせたRX10M5に仕上げることができます。私は野鳥をよく撮影するので、現在はC1に「フォーカスエリア」、C2に「フォーカスモード」、コントロールホイール下に「認識対象選択」、レンズ左横のフォーカスホールドボタンに「ファイル形式選択(JPEG、RAW+JPEGなど)」を割り当てています。こうしておくと、ファインダーから目を離さずに各設定を変更できます。また、野鳥撮影用などの設定をあらかじめ登録しておくことも可能で、撮影状況に応じて素早く切り替えられます。

ファインダー・背面液晶
ファインダーは0.39型から0.5型へ大型化し、約236万ドットから約368万ドットへ高精細化しました。倍率も0.7倍から0.78倍となり、覗いたときの画面が広く、クリアーに感じます。さらに120fpsのなめらかな表示に対応し、野鳥やスポーツなど動きの速い被写体を追いやすくなりました。背面液晶も約144万ドットから約162万ドットへ向上し、画面比率は従来の4:3から、記録画像と同じ3:2になりました。一方、液晶画面は従来モデルと同じ上下チルト式です。個人的には、ここは左右にも展開できるバリアングル式にしてほしかったところです。

AF・連写性能
AF性能は非常に高く、αシリーズに通じるものを感じます。AF追従性能は素晴らしく、被写体認識も優秀です。電子シャッターでは最高約30コマ/秒の連写が可能で、実際に撮影していてもローリングシャッターによる大きな歪みはほとんど気になりませんでした。特にブラックアウトフリーで被写体を追い続けられることには感動しました。ただし、一部の一眼カメラに搭載されているプリキャプチャー機能がないのは残念です。これがあれば、不意に鳥が飛び出した場合でも、その瞬間をより捉えやすかったと思います。

画質
1型センサーから生成される約2000万画素の画像は解像感が高く、特に明るい条件では非常に良好な画質が得られます。24-600mm相当という高倍率ズームでありながら望遠端の描写もしっかりしており、野鳥の羽毛やトンボの翅など、細かな部分までよく写ります。RAWで撮影して適切に現像すると、さらに良好な結果が得られました。一方、暗い場所でISO感度が高くなるとノイズが目立ち、細部の描写も低下します。ISO1000を超えると特に厳しさを感じました。このあたりは1型センサーの限界でしょうか。RAW画像からDxO系のアプリで現像するとISO1600まではいけそうです。ISO感度を抑えて撮影できれば、十分満足できる画質です。

バッテリー
バッテリー残量100%から撮影を始め、連写を多用して約1000枚撮影しても、80%程度残っていました。RX10M5ではバッテリーが大容量のNP-FZ100に変更されており、その効果を実感できます。野鳥撮影で連写を多用する場合でも、バッテリーの持ちにはかなり余裕があると感じました。

携帯性
一眼カメラ+600mmクラスの望遠レンズと比較すれば、カメラ全体で約1kgという重量は私にとってまったく問題ありません。しかも24mm相当の広角から600mm相当の超望遠まで1台でカバーできます。レンズ交換なしで、風景から野鳥まで幅広い被写体に対応できることは、このカメラ最大の魅力の一つだと思います。

補足:掲載画像の2枚目・3枚目はRAWで撮影し、Topaz Photoで主にノイズ低減とシャープネス処理を行っています。
(注意:Topaz PhotoはRX10M5のRAW画像に完全対応している訳ではありません。広角側ではケラレがでます。)

追記:DxO PhotoLabがRX10M5に対応
その後、DxO PhotolabがRX10M5のRAWファイルに対応しました。早速同じ画像を現像してTopazと比較してみたところ、DxOは羽毛や枝、水面などの細部を比較的自然に残している印象です。
新機種ですが、RAW現像環境も少しずつ整ってきました。

レビュー全文を見る
第5回 8/16日〜8/22土 weekly pickup賞 受賞者 あかうさ さん「Zfとの相性が抜群の軽量標準レンズ」

Zfとの相性が抜群の軽量標準レンズ

NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition)

NIKON
NIKKOR Z 40mm F2
(Special Edition)

        
操作性
★★★★★
表現力
★★★★★
携帯性
★★★★★
機能性
★★★★
レビュー本文を読む

Zfに装着するために購入しました。クラシカルなSpecial Editionの外観はZfとの相性がよく、特にシルバーボディによく似合います。

40mmは35mmほど広すぎず、50mmほど窮屈でもない絶妙な画角です。街歩きや日常の記録、テーブルフォトまで幅広く使えます。F2と明るいうえに約170gと軽く、Zfにつけたまま気軽に持ち出せるのも大きな魅力です。

開放では少し柔らかさを残した自然な描写で、背景もきれいにぼけます。絞れば十分にシャープです。35mm F1.8 Sや50mm F1.8 Sほど解像性能を前面に出すレンズではありませんが、写りと携帯性のバランスは非常に優秀です。

高性能なレンズを持っていても、結局よく使うのは小さくて軽いレンズだったりします。Zfのデザインを楽しみながら、気軽に撮影したい人におすすめです。

レビュー全文を見る
第6回 8/23日〜8/31月 weekly pickup賞 受賞者 素人1号 さん「おススメの高コスパレンズ」

所有欲の塊

受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1 受賞レビュー作例1
HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

PENTAX
HD DA55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

        
操作性
★★★★★
表現力
★★★★★
携帯性
★★★★★
機能性
★★★★★
レビュー本文を読む

これまでは一眼レフデビューと同時に購入した18-135で望遠域をまかなうという苦しい運用を続けていました。
かれこれ10年以上を経て、ようやく300mmを手にするという亀のような歴史を刻んでいることに驚きます。
55-300のHD赤帯レンズが出た際に悩んだのですが、「なら奮発してDA★60-250に行くか」、「でも望遠端に50mmの差があるなぁ」などと踏みとどまる中で発表されたこのレンズ、はじめは開放f値のスペックを見て「んー、これはパスで…。」と思っていました。
これを覆したのが軒並み高評価のユーザーレビューです。
しかし私には難点があり、愛機であったK-5Ⅱsでは絞り操作が不可能でした。
このため、再びDA★との「どちらにしようかな」問題が始まるのですが、K-1Ⅱ購入と合わせて自身のロードマップが定まったので、長年の葛藤に別れを告げることができた次第です。

以下、本題です。


【携帯性】
本レンズの特筆するポイントと感じています。
55-300と守備範囲の広いレンズは大きく長いのが常識だと思っていました。
本体に付けっぱなしでもカバンの中で向きや配置を考えずにすみ、18-135に近い感覚で持ち運べます。
最後まで悩んだDA★との明確な差の一つです。

私のようなライトユーザーには結構大事なポイントで、重さよりも重要なんじゃないかと。
特にPENTAXの小型レンズに馴染んだ私が長めのレンズを購入していたら、持ち出し回数が増えなかったのではないかと今になってしみじみ感じます。
外出時のレンズ選びも悩む性分なので、コレの他にあと2本持っていけるサイズ感なのはこのレンズにしかない強みです。

赤帯55-300も十分コンパクトなんですが、さらに一回り小さくしてきたのは大きな優位点です。


【重量】
はじめにマップカメラHPからの引用です。
本レンズ : 約442g (フード含む:約471g)
赤帯55-300 : 約466g(フード付 :約502g)
DA★60-250 : 1040g(フード情報なし)
重量的にはDA★が倍以上重たいことが分かります。
その分、中のガラスの組み合わせが多いのでしょうか。
経験上、高価なレンズは重量もありますので、画質やf値を得るための対価なのでしょう。

135を超える望遠域を手にしてみて分かった感想として、300mmで構えてファインダーを覗くとかなり手ブレが起こっていることに気づきます。
手ブレ補正により撮影後には補正されているのですが、例示の月の撮影時では被写体が月のみ、周辺は夜空で真っ暗なので、プルプルと小刻みに震えているのがよく分かります。
伸ばした際の全体の重量バランスなども関係すると思うので一概に言えることではありませんが、焦点距離が伸びれば伸びるほど狭くなる視野角の中で僅かな手ブレが影響するため、超望遠域の撮影においてレンズの軽さはアドバンテージであると感じました。
なお、他2本の使用歴はないため、そういうスタンスで受け止めてください。


【撮影距離】
遠くのものをより大きく撮るというのが主目的だったので全く気にしていなかったのですが、赤帯55-300よりも接写性能が向上しています。
赤帯55-300で1.40mだった最短撮影距離が0.95mまで切り詰められ、最大撮影倍率0.3倍の望遠接写が可能となっています。
DFA 100 macroやDA 35 macroの等倍撮影にはさすがに及びませんが、ズームレンジの広さという汎用性をキープしつつ、さりげなく接写性能も向上させているのはいい仕事してるなぁと感心。


【フォーカススピード、静粛性】
圧倒的に早く、そして静かです。
言葉にすると稚拙になりますが、動画の投稿も散見されるので確認されると良いと思います。
スーッ、ピピッって具合。
望遠域で被写体を追うことを考えると、この速度に慣れた後では他の望遠レンズ選びに困ることになりそうです。


【その他所感】
●フルフレームでは焦点域によっては4隅がかなりケラレますが、気にならないケースでは使用可能です。(画像2枚目参照)

●ズームリングのロック
本レンズの沈胴機構の作りとして、完全に収納した段階では55-300の焦点域とはなっておらず撮影できません。
ズームリングの脇にあるロック解除ボタンを押しながらリングを回転し少しだけ伸ばすと55mmの焦点域(スタートライン)に到達し、そこから先の300mmまではボタン操作なしで通常のズームリング操作ができるというものです。(収納時から使用開始時の簡易な準備がいるという程度)

この操作自体は特に気にならないのですが、55mmの撮影可能領域に進むまでは、液晶に「撮影できる状態までリングを回してください」といった指示が表示されます。
この指示がf値、SS、ISO感度等の表示の上に被さる形で表示され、地味に状態確認のテンポロスに繋がるため、ユーザー設定で解除できないかなぁと感じました。
(既にできるのであればただの勉強不足ですのでご容赦ください。そうでなければファームアップに期待。)

正直、この程度のことは私のつぶやきですので、本レンズの購入を妨げる理由にはならないと断言できます。

ズームリングの回転は所有ズームレンズの18-135と比べて重めで多少トルクが必要な感じ。
(私の18-135が経年によりスカスカになってるだけかもしれませんが…。)
とはいえ、適度なトルクが必要なだけで、撮影の邪魔をするようなものではありませんのでご安心ください。
18-135はレンズ下向きでぶら下げていると勝手に伸び切ってしまうのですが、こちらはそういうこともなくむしろ快適です。


●「良品」購入
本レンズ購入にあたっては、ガンガン使い込もうという意気込みで購入したため、程度の良さそうな「良品」を購入しました。
購入ページの画像を見る限り、僅かなキズがあるのかなと思いながらも購入しましたが、傷ではなく繊維か何かがくっついていただけで軽く拭くと取れました。
いくら探しても目立つ傷やチリなどは見当たらず、「え?これで美品じゃないの?」というのが正直な感想です。ラッキーなだけかもしれませんが良い品を送って頂きありがとうございました。


●K-5Ⅱsでの運用
普通に撮影できます。
ただ、絞り値は開放一択なので、結局はK-1Ⅱのクロップモードで使っています。

月の撮影を試したところ、K-1Ⅱだと絞り込めるのに、K-5Ⅱsだとf値の差からわずかに鮮明度が下がる。
また、この焦点域では手振れ補正の差が顕著に出るため、そのわずかな差が結果に出てしまう。

こういった具合に、手持ち撮影では限界を感じる部分が出てしまいました。

このため、本レンズの性能を十分に引き出すのであれば、素直に高感度耐性や手振れ補正の強化された「新しい世代のカメラ本体」を用意するのが幸せになる近道だと思います。


【画質】
肝心の画質に触れるのを失念するところでした。
私は散々レビューを見てきたので期待どおり。
下調べが少なければ期待以上の印象だったろうと思います。

HDコーティングレンズは初めて手にしましたが、非常にクリアでこの価格で提供してもらえるのがありがたい限り。
中古とはいえ、この性能のレンズが3〜4万円台で手に入るのですから、私には買わない理由がありませんでした。
開放f値が高めなので、背景処理によってはボケが煩くなることもありますが、手持ち撮影メインの私にとっては、このレンズを使用する望遠域で極薄ピントを狙うシーンがないため、特に困ることはありません。

このあたりにこだわりがある場合はスターレンズやDFAレンズを選択することになりますが、サイズアップとコストアップに耐えられる方が対象になるのかなと思います。
高感度耐性の高い本体があればISO感度を思い切って上げられるので、運用上の縛りもそこまで強くないと思います。

余談ですが、18-135から55-300に変えた際、カメラの知識のない子供が画像を見て、「なんかめっちゃ画質良くない?」とレンズの違いに一発で気づきました。
皆さんの投稿画像を見ても、キレイな作品がたくさん並んでいますので参考にして下さい。

35mm換算だと、標準よりやや長めから望遠域を幅広くカバーする非常にコスパの高いレンズです。
自信を持っておススメします。

レビュー全文を見る
開催概要

32ND ANNIVERSARY 創業祭レビューコンテスト

開催期間

2026年7月17日(金)〜8月31日(月)

各賞

  • グランプリ:1名 / 100,000ポイント
  • 準グランプリ:3名 / 各40,000ポイント
  • MapCameraレビュー賞:10名 / 各5,000ポイント
  • weekly pickup賞:6名 / 各5,000ポイント

MapCameraレビュー賞

各メーカーごとに、機材の魅力が伝わるレビューを選出。

Canon / FUJIFILM / Leica / Nikon / OLYMPUS・OM SYSTEM / Panasonic / PENTAX・RICOH / SIGMA / SONY / actioncam

応募方法

  1. レビュー投稿ページへアクセス
  2. レビューを投稿したい機材を検索
  3. 「この商品のレビューを書く」から投稿

対象期間中に対象商品のレビューを通常投稿することで、自動的に応募完了。

※レビュー投稿にはMapCamera.comへのログインが必要です。

注意事項

  • 開催期間内に投稿されたレビューが選考対象となります。
  • weekly pickup賞は対象期間内に投稿されたレビューが選考対象となります。
  • weekly pickup賞の受賞はお一人様1回までとなります。
  • 投稿レビューはMapCamera公式X(旧Twitter)で紹介する場合があります。
  • 内容が重複する投稿や不適切と判断した投稿は対象外となる場合があります。

PAGE TOP

カメラ 買取

当サイトはシュッピン株式会社が運営しています

当社は、個人情報の適切な取り扱いを行う事業者に付与されるプライバシーマークの付与認定を受けています。

当社が運営するWebサイトは、暗号化通信をしておりますので、高度なセキュリティーで保護されています。

創業祭レビューコンテスト
当社のWEB上の如何なる情報も無断転用を禁止します。
All contents are reserved by Syuppin Co.,Ltd. シュッピン株式会社 東京都公安委員会許可 第304360508043号